00年1月 diary


| 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | index |

  • 00.01.31
  • ▼京都へ。ATRにて下原勝憲氏に話を伺う。 単に行って帰ってきただけなのに、やっぱ疲れるね。新幹線の往復ではダマジオの本『生存する脳』(これ、どうしてこういう邦題なんだろ)と『ロケットボーイズ(上)』をそれぞれ読了。
    ▼ベストサイエンスブック、投票締め切り。もちろん僕も既に投票済み。御投票頂いた方々、どうもでした。来年もまたよろしくどうぞお願い申し上げます。
    ▼なんかしんどいので寝る。
    ▼今月の当ウェブサイトの書籍売り上げは以下の通りでした。ありがとうございます。

    1月の「独断と偏見のSF&科学書評」の注文件数

     タイトル注文件数
    1孫正義 起業の若き獅子2
    1老化はなぜ起こるか1
    1他者の心は存在するか1
    1コラーゲンの秘密に迫る 食品・化粧品からバイオマテリアルまで1
    1コラーゲン物語1
    1神になる科学者たち 21世紀科学文明の危機1
    1人体部品ビジネス1
    12000年間で最大の発明は何か1
    1最新 宇宙開発がよくわかる本1
    1ジャングルで学んだこと1
    1性の進化、ヒトの進化 類人猿ボノボの観察から1
    1活性酸素1
    1新薬はこうして生まれる1
    1進化とはなんだろうか1
    1唾液は語る1
    1大絶滅。1

    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,625。Vol.30配信。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,967。



  • 00.01.30
  • ▼SPA!編集部にて永瀬唯氏と初対面、二人で雑談する。
    ▼帰宅途中、書店にてみんなが読んでいるような気がする『現代のエスプリ』の日記特集号をめくる。対談を数ページ読んで、買う気がなくなった。
    倉木麻衣のCMがやたら打たれているが、個人的には『耳もとにいるよ…』の傳田真央のほうが「来る」ような気がする。
    ▼思い出した。昨日立ち読みした『ソトコト』って雑誌の、「人類最初のロボット。かかしを甘くみていないか。」には思わず本屋で吹き出しそうになった。あれで他にもうちょいでいいから力を入れてくれてればレジまで持っていってあげたのに。
    ▼hotwiredから、テクノロジーの将来を担う光工学技術
    ▼復活した偽名日記のインタビューについて。確かにその通りだと思う。ただ、インタビューイの自意識を探る、というのを一つ項目立てるというのはちょっと無理があるのでは。なぜなら「あなたはなにものか?」なんて聞くことは普通ないし、問われて答えられる人もいないからだ。だからありがちな手としては「作品を使ってその人の立ち位置や価値観に迫る」っていうことになるのだろうけど、それもちょっと違うんじゃないかと。というか、それはそれでアリなんだけど、聞かれて答えている間に、インタビューイ自身が自分自身の姿に気づくというか、そういうカウンセリング的やり方のほうがインタビューに答えるほうには実があるのではないかなあ、と思うんだけど、どうなんでしょ。でも良く分からない。
    ▼僕自身はというと、少なくとも昔は二つのやりかたを切り替えて使っているつもりだった。まず一つ目は、テキパキダンドリ型。これはTVの頃、それももうそろそろやめる頃になってからようやく会得したかな、と思ったのだけど、要するにTV的にある程度は決め決めなんだけど、それでもそれなりにやりとりをして聞く、というやり方。ポイントは二つ。「起承転結、ダンドリを考えておくこと」「イエスマンにならない」こと。かといって「ええ?」とか言うのではなく、どちらかというと表情で「よく分かりません、別の言い方で」と促すこと。表情で、というのはTVインタビューの場合、インタビュアーがいちいち「ええ」とか「ああ」とか言っていると、あとで編集が面倒だからという実務的な理由もある。今でもビデオの仕事のときは声を出さないように気を付けている。自分が編集することはまずないし、チャンネルを分けてもらえばすむことではあるのだが、それでも気になってしまう。
    もう一つはダラダラ型。ダラダラ型はインタビュー・メールの後半部(だけのつもりだった、昔は)みたいに、用意しておいた質問事項ではなく、ダラダラと話を聞くというやり方。いわば「雑談」である。こういうのは嫌だという相手もいるし、時間が限られている時には自ずとこのやり方は使えない。だが本当に「いい言葉」を引き出すには、時間は絶対に必要だ。人間はアウトプットをフィードバックしていくことで考えをまとめていく。インタビューイも、自分で話しているうちに考えをまとめていく人が多い。その程度は人に寄るが。なお、しばしば「酒の席だと本音が出る」という人がいるが、酒の席で本音を喋る人間ならば、「待ち」さえすればそのうち喋る、というのが僕の持論。本音を言わない人は、酒の席だろうがなんだろうが言わないもんは絶対に言わない。
    とは言うものの、思ったほどうまくいかないことが多いのだよな。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,597。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,942。


  • 00.01.29
  • ▼修復率80%、起動に支障なし。
    って感じで起床、早稲田に。またまた橋本先生にインタビュー。先生も苦笑してたが、また別の話題が聞けたので大オッケー。「面白い話があったら教えてね」と言って頂いたのが個人的に大変嬉しかった。あと、カメラさんが「『脳のなかの幽霊』買っちゃったよ、むちゃくちゃおもしれー」と言っていたのが印象的だった(笑)。
    ▼昼食、明日明後日の打ち合わせ。月曜日のATR行きは僕一人で、とあっさり言われてしまった。せっかくなので誰か遊んでくれる人がいれば嬉しいのだが…。
    ▼昼飯に食べたハンバーグ&エビフライに腹が痙攣するのを感じつつも(本当に震えてた)、神保町へ。別件の仕事の資料を探す。あっさり発見。ついでに科学書の新古書をよく置いてある古本屋をのぞいて帰宅。
    ▼晩飯はうどんにしてみたが、やっぱり胃に違和感。むむ。
    ベストサイエンスブック、いよいい締め切り間近。皆様よろしくどうぞお願い申し上げます。現在の状況。トップは相変わらず『最新恐竜学』。当然トップかと思われた『脳のなかの幽霊』はずっと引き離されて2位。結構話題になったはずの『人類、月に立つ』は一票しか獲得してない。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,581。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,908。


  • 00.01.28
  • ▼なんか食欲が戻ってきたんで夜食にコンビニ弁当食ったら猛烈な下痢。インフルエンザ恐るべし。でも懲りずに今日のメシもコンビニ。
    ▼曙橋の会議に出る。ちょっとフラフラするが、これはずっと寝ていたからだろう。少なくとも頭痛は治まった。だが味覚と嗅覚がまだ少しおかしい。
    ▼『アフタヌーン』は絶好調だなあ。
    The Andromeda Drain : The Chandra X-ray Observatory has spied a peculiar black hole at the center of the Andromeda galaxy. こういうの見ると意味なく「かっこいいなあ」と思ってしまうのは松本零士先生の影響ですね。
    ▼官公庁へのクラッキングが流行って世の中いろいろ大変らしい。霞ヶ関WANの中になかった科学技術庁と総務庁のサイトがやられちゃった、ということらしい。事実関係を確認してないので何とも言えないのだが、たぶん早々にウェブサイトを開設していたところがやられちゃいましたということなのだろう。利便性と安全性は裏表ってところあるしな。そういうところを狙われたのだとしたら、残念なことだ。そもそもウェブを開設しなければ狙われることもないのだから。
    ▼なお通産省のウェブの件は、業者によるミスらしい。わざとじゃないかと思えるほどのタイミング。
    日本ロシュ塩野義製薬、治験参加者を新聞広告やインターネット上で公募。シオノギは抗うつ薬、日本ロシュは抗インフルエンザ薬。公募に応じてくる人たちならインフォームド・コンセントはもう済んでるから、その分手間が省けるということらしい。ちょっと前に知ってたら日本ロシュのには応募したかも。でもウェブサイト見てもなんのクスリか分からんぞ。プラシボだと嫌だしなあ。なるほど治験参加者が集まらないわけだ。
    ▼毎日インタラクティブから、地雷探知ロボット 千葉大開発、3月カンボジアへ。千葉大学工学部の野波健蔵教授らによる。
    ▼hotwiredから。ワクチン入り遺伝子組み換え食品が誕生
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,562。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,878。


  • 00.01.27
  • ▼まだ寝ている。一日24時間のうち20時間以上眠っているわけだが、よく眠れるもんだと感心する。まだ頭痛はひどいが、悪寒はなくなった。快方に向かっているのだろうか?
    しかしこりゃ、どう考えてもインフルエンザだな。病院で処方されるクスリや注射が、薬局で気軽に買えるようになればいいのに。お見舞いメールをくれた皆様、ありがとう。
    ポルノグラフィティの新曲、また未来っぽいというか「未来へのノスタルジー」みたいな歌詞が入ってるな。「想像していたよりもずっと未来は現実的だね/車もしばらく空を走る予定もなさそうさ」。「アポロ」のときもそうだったけど、(本題に関係ないのに)なんでああいう歌詞を入れるんだろ。好きなのかな?
    ▼文学のモデル化、っていうと、徃住氏らの「文学と認知・コンピュータ」研究なんていうのじゃないのか、と思っちゃうんですが、郡司氏らが言ってるのはそういうのじゃなくって、ということでしょうか?
    ▼毎日インタラクティブから。月周回衛星:「セレーネ」月面軟着陸模擬実験 2月から北海道。なお<ふたたび月へ>のサイトでも今月のSELENEというコーナーが始まってます。NASDAの広報は敵だっていうのをこないだの取材でも実感した今日この頃なんだけど。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,532。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,865。


  • 00.01.26
  • ▼咳が止まらず、咳するたびに頭がガンガンする。頭が割れそう、っていうのはこういうことをいうんだなと実感。食欲もないのには自分でも驚いた。
    ▼でも仕方ないので原稿を二つ書いて突っ込む。あとはひたすら寝る。
    ▼【
    ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,551。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,856。


  • 00.01.25 一時雪
  • ▼早朝起床。小雪がちらつく浜松町で待ち合わせ、筑波の宇宙センターへ。
    ▼帰宅、なんか体調が悪い。どうも風邪ひいたみたい。また寝込む。
    ▼前にも一度リンク紹介したことがあるけど、浅田稔+佐倉統対談
    ロボットの生態系とかは、どんなふうにお読みなんでしょう? 長文なので暇なときにでも感想を。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,513。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,812。


  • 00.01.24
  • ▼メシ食いながらエアチェックしといた『所さんの目がテン』と『素敵な宇宙船地球号』を見る。『地球号』は宮崎県椎葉村という、今も焼き畑を続けている人口4000人の村の一年。
    ▼西武のセゾン美術館に続いて、東武美術館も来年3月で閉館。せっかく池袋には数多くの書店が進出し、文化の街となりつつあるのに残念だ。でっかい映画館も欲しい今日この頃なのだが、無理か。
    ▼太りすぎの人口、飢餓人口に匹敵とワールドウォッチ研究所が発表。…こういう言い方されると心に響くなあ。
    慶應義塾大学理工学部機械工学科 菅泰雄研究室、自律移動型溶接ロボットの開発に成功、という報道。ウェブにはまだ情報なし。
    ▼鹿児島県大隅町にある肉用牛改良研究所、体細胞クローン牛の皮膚細胞から作った「再クローンウシ」誕生成功と発表、報道陣に公開。毎日インタラクティブの記事
    ▼その一方、ロスリン研究所は「ドリー」を作ったクローン技術を日本・アメリカなど20カ国で特許出願。いったいどうなるのやら。
    ▼ハッブルが捉えた宇宙の泡
    ▼NIKKEI NET IT Newsから、NTT、太陽電池を携帯機器の電源にするカードシステム試作
    <新技術と新市場を結ぶ「日経テクノフロンティア」127号から>  遺伝子ビジネス〜ビジネスマン1000人に聞く
    POO-CHIもリンクしとかないと忘れるか。忘れてもいいような気もするが。
    読売によると、後頭部の髪がうすい人は心臓病になりやすいという話が、「インターナル・メディスン・アーカイブ」というのに出たそうだ。
    ▼プレジデントから、「世界一の低燃費カー」はこうして生まれた
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,517。Vol.029配信。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,793。


  • 00.01.23
  • ▼課題図書の3冊『バラに守られたワイン畑』『臓器移植体験者の立場から』『紙の爆弾』をかわるがわる読む。それぞれ半分づつくらい。
    ▼ぼくぼくアナゴ人間。曰く「あなたは非常に上昇志向が強い人。それはいいのですが、人を押し退けてまで、という部分が強く出ると周りの人と衝突してしまいます。いつも思いやりの心を忘れずにいましょう」。うちの親みたいなこと言うんじゃねーよ。でも俺の将来の夢は「隠居」なのだが。
    回転寿司占いより。
    ▼成田きんさん(107)死去。お姉さんのほうね。
    なお「きんさんぎんさん」らセンチュリアンこと百寿者には面白い話がある。最近出た『ここまで来た「不老の医学」』PHPなんて本によると、(財)岐阜県バイオ国際研究所の田中優嗣氏らの研究で、ミトコンドリア遺伝子の5178番目がアデニンであるA型の人と、シトシンであるC型の人がおり、その型の違いが、百寿者と一般人では有意に現れたという。百寿者にはA型の人が多かったそうだ。なお、きんさんもA型だったそうである。他にも第6染色体のDR遺伝子とかが関係あるらしい。ただし、具体的にどんな因果関係があるのかは、あんまり分かってないんじゃないかな。分かってるんだったら誰か教えて下さい。
    ▼というわけで本はいろいろ読んでいるんだけど書評を書くのが面倒で…。
    ▼体の大きさの話は、いろいろと面白いよね。たとえば、ネコは体の大きさに個体差があんまりないのに(だから色々な実験に使われる)、なぜイヌ(そしてヒト)は品種によってあんなに大きさが違うのだろうか? たぶん個体の大きさを決めている遺伝子がなんか違うんだろうな。誰かそういうの研究してないのかな?
    ▼確かに派手ですね。a beautiful solar prominence on January 18
    国土庁のウェブサイトってこんなんだったっけ。
    ▼ニッテレ『ドキュメント'00』のテーマは大豆だが、遺伝子組み換え大豆の話も。こっちは日経の特集
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,501。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,771。最近増減が激しい。


  • 00.01.22
  • ▼なゐふる、復活。
    ▼テープを起こして、原稿を書く。
    ▼寒いのでまた鍋。最近、一人で鍋するのが板に付いてきたような気がする。
    ▼読売が出している出版関連の小情報誌『Input』というのがある。<大手出版社のPR誌を読む>という記事が掲載されていた。PR誌とはすなわち『本の話』とか『本』とか『青春』と『読書』とか『図書』とかのこと。最後にこうまとめられていた。
    今回の取材と通じて感じられたのは、読者は出版社のPR誌に「何を読むべきか」の直接的なヒントを求めているということ。それも単に新刊のラインナップを知りたいのではなく、「どう読むべきか」まで含めた総合的な「読書情報」を欲しているようだ。そのうえで、「読み物としても楽しませてほしい」というのが大方の読者の要求なのだろう。
    なるほど。そんなもんかね。
    なお、このあとはホームページとPR誌のあり方の違い云々という話なのだが、そこは完全にピンボケ。要するに活字メディアの方が情報量でも質でも上、ということが言いたいらしい。何言ってんのバーカ、って感じ。
    ▼いちおうリンクしておくか。朝日から、
    万博計画「受け入れられない」BIE、日本側に警告。なんでいちおうかというと、こういう世界の人たちはどっちもコロコロ言うことを変えるから、先の展開がぜんぜん分からないのだ。中日新聞の記事もついでに。
    ▼祥伝社が「黄金文庫」というのを作るらしい。ノンフィクションの文庫シリーズだとか。しかしこのネーミングはいったい…。
    ▼兆候? 何をいまさら(爆笑)。
    SETI@homeマグ、僕は羨ましいっすよ。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,506。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,786。


  • 00.01.21
  • ▼天気はいいのだが風が強い。大寒らしいと言えばらしい寒さ。
    ▼久しぶりに曙橋の会議に出る。役立たずだと思うんだけど。
    ▼入稿したあとになって気づく諸々のこと。もう手遅れだけど、次回に繋げよう。と、前向きに考える。
    「会社設立」の基礎知識によると、僕は会社を設立してもメリットはないらしい。
    ヒューマノイドチャレンジに行くのって、僕の知ってる人では茂木さんだけ? こりゃますます茂木さんのアフターレポートに期待しなくちゃ(笑)。
    ▼『Bit』のバックナンバーって、アキバのLaox館あたりにはあるのだろうか? 誰か知ってます?
    ▼mainichiインタラクティブから、携帯機器用燃料電池 モトローラ、ロスアラモス研開発
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,492。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,754。


  • 00.01.20
  • ▼NECの研究所にてR100を見学し(中身も見せてもらったぜー、へっへっへー。見ただけだけど)、渋谷でメシを奢ってもらい、ブックファーストへ行って買い出しし、浜松町にて打ち合わせをして、晩飯を奢ってもらった。たかり人生ここにあり。
    ▼昨日のクローズアップ現代ってなにー?でもまあいいや。
    ロボットの研究室をブラブラさせてもらって思ったのは、関節にモーターを使って動かしている限り、なんか根本的に未来は暗そうだなあ、と思ったんですが。
    ▼ねむ。ねよ。
    ▼hotwiredから、チップの小型化で実現した「人工視力」南極で自動ロボットが隕石探査
    ▼zdnetから、「日テレ式バーチャルアナウンサー」登場
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,479。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,757。


  • 00.01.19 一時雨
  • ▼昨日、何しに大阪に行ったかというと、先日の日記でも書いた大阪バイオサイエンス研究所の渡辺恭良氏に、NTT関連の人たちとインタビューしに行ったのだ。面白かった。PETの研究も色々やってるんだなあ。解像度もだいぶ上がってきたみたい。ごく近いうちにコラム単位で見ることや、なんとテレメトリーもできるだろうとのこと。自閉症や疲労感の話はもちろんだけど、他にも僕が前にこだわっていた「アイコンタクト」の話や、男女の「笑い」はやっぱり違うらしいといった笑いや表情について、さらには昔、金沢さんや松元さんと雑談したおぼえのある「時間の感覚」についてもPETで実際に見ていて、個人的にも非常に面白かった。本当は標準脳の話とかも含めて、もっといろいろ話を聞きたかったところだが、これらの話は表には出してるんだけど論文は投稿中とのことで詳しいことはあんまり教えてくれなかった。時間もなかったし。
    例の盲検に関しても質問したが、渡辺氏の説明は非常に納得いくものだった。要するに2つくらい理由が重なって、盲検になっていなかったのではないかということ(氏自身はいかにも研究者らしく、そういう言い方はしなかったが)。僕は医者でも厚生省の人でもないので、いい加減なことは言いたくないけども…。
    ▼仕事はなんか調子が上がらない。こういう日はいつまでキーボードを叩いても駄目だ。取りあえず書評原稿を一本だけ上げる。
    ▼『マックスヘッドルーム』をパクった『週刊美術館』のCM。温故知新おおはやり。でも最近は、オリジナルが分からない人も多いんだろうなあ。ちなみに最近の俺のお気に入りは『サッポロ黒ラベル』。
    ▼お馴染み、ほぼ日刊イトイ新聞の「担当編集者は知っている」に『新教養主義宣言』の安藤聡さんが登場。「山形さんの文章は『半生』っぽいんです」とのこと。
    ▼ヤフーの株価、ついに1億を突破。日本市場では初めてのことらしい。あのヤフーが。
    ▼一方いまさらながらダイエーは大変らしい。
    ▼大学生協を使える人が、本が高いなんて言っちゃいけませんな(^^)。
    ▼オブチという人が、なんかすご〜くバカなことを提言としてまとめたらしい。
    ▼朝日によると関空でやせ薬の密輸が開港以来最多に。「センテルミン、ジアゼパムなど計2万7900錠」とのこと。
    ▼エアチェックしていた『たけしの万物創世記』を見る。東京農工大の遠山先生っていう人が出て義手の話をしていたけど、これはどうなんですか? 義手義足の現状っていうのも一度直接取材してみたい。
    ▼ニュースなどでも話題になっていた視覚補助装置。人工網膜とか言われるとビジョンチップを連想してしまう。でもこれ、本当に「見える」の? こんなもん付けなかったほうが良かった、と言われることなければいいけど。
    ▼『ここがヘンだよ日本人』でアメリカ人が「アメリカが保安官だって言い出すと嫌がる奴が多いけど、アメリカが仕切らないと国際社会は滅茶苦茶になる」と発言したのに対して、バングラディシュの奴が「アメリカは世界のマフィアだ」と切り返していた。TVに向かって思わず爆笑してしまった。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,473。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,778。Vol.84配信。


  • 00.01.18
  • ▼午前3時に電話を頂戴したりして、ほとんど眠れないまま大阪へ。疲れましたブー。
    ▼帰宅してゲラチェックしたり入稿したり。もう眠いので寝る。
    ▼【
    ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,482。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,750。


  • 00.01.17 霙(みぞれ)のち曇り
  • ▼入稿してから気が付いたのだが、音声合成の話はひょっとして羽尻さんあたりのところへ行っとけば、他とは違ったオモロイ話が聞けたのだろうか? ちっ、しまったー。
    ▼おお、素早い反応ありがとうございます。めいっぱい期待してましたが、予想以上に早い反応(^^)。
    なんか僕の感じだと、「人工知能」っていう研究は、昔(とは言っても1980年くらい…って20年前かー)とは随分様変わりしちまったぜ、ってことなんでしょうか。より実用的になったと言えばなったんでしょうけど。昔の遠大な夢というか野望は雲散霧消?
    ▼ということを考えながら赤坂でブレスト。夜中までやるんじゃないかと覚悟していたのだが、先方の新年会があるということで助かった。ありがとう新年会(笑)。
    ▼やっぱメモっとかないと忘れちゃうだろうなあ。zdnet、
    CEOが交代してもMS路線に変更はない
    介護サービス市場の展望
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,467。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,715。


  • 00.01.16
  • ▼インタビュー記事を書こうと思っていたのだが、キーボード叩くのになんだか疲れたので課題図書の田口ランディ『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』晶文社を読む…途中で眠くなったので寝た。
    ▼夜中に電話かかってきて起きる。曰く「サブサンプションアーキテクチャと『自律』との関係は? だいたい『自律』ってどういうものを自律っていうの?」 知らん(笑)。SAと自律はあんま関係ないと思うのだが、そもそも『自律』の定義なんてあるんでしょうか。環境を認知して課題を解決するのが自律? わからん。
    と答えてまた寝た。
    ▼起きてからインタビュー原稿を2本仕上げて送稿。
    ▼で、この日記を書いているのだが。こないだ音声認識/合成の人は「認識/合成は人工知能の一分野だ」と言っていたのだが、いま、人工知能の人って何してるんだろう? 昨晩の電話によると、ブルックスもすっかりノリが変わってしまって人がどう受け取るかが重要だ、なんて言っているらしい。コグはペットロボットだったのか(泣)。まったく(泣)だよ、笑えないよ。HALみたいなものを作れたらいいな〜って思って研究している人たちって、今でもいるのかなあ。だんだん疑問になってきた。『bit』の今月号も買ったんだけど読んでないや。
    ▼送ってもらった『文藝春秋2月号』もようやく読んだ、もちろん僕が読んだのは瀬名秀明『鉄腕アトムをつくれ!』だけだけど。立花隆『ツングースカ大爆発を追う』は例の番組の再利用でしょ。おれ、あの話おもしろいとは思わなかったんだけどなあ。ビデオは確かに面白いんだけど、突然変異云々の話はどうもねえ。
    ▼大野乾氏が亡くなったそうだ。僕は彼の著作物は嫌いだったので、別に特にどうとも思わないのだが。
    ▼『奇想天外SF兵器』は僕
    買ったんだけど、例によって未読(実はこないだの飲みの時に鞄に入ってました)。まずいなあ。
    ▼『特命リサーチ200X!』を見ていたら、『ここがヘンだよ日本人』に出ている外国人の一人が再現ドラマに出演していた。
    ▼ついにベストサイエンスブックで『最新恐竜学』が一位に。
    ▼鳥羽水族館、31本足(腕)のマダコ公開
    ポータブルMDで世界初、リモコンのワイヤレス化を実現 腕時計型リモコンで操作できる“MDウォークマン”発売 ソニー
    科技庁と科技事業団、学術論文のネット公開を促進(日刊工業新聞)
    ▼秦野彰二氏によるノバルティス遺伝子組み換え作物フォーラムのレポート
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,453。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,674。


  • 00.01.15
  • ▼朝までかかってようやく一本入稿。寝る。
    ▼昼、電話で起きる。2本目に取りかかる。結局夜の10時までかかるが、こちらもなんとか入稿。
    ▼3本目は取りあえずおいといて、呆けてブロードキャスターを見る。すると『エビキャッチャー』やってた。
    ▼また『最新恐竜学』だけに5点投票する人たちが出現。特定の本「だけ」に投票してもらうのが趣旨ではないのですけどねえ。ついに『脳のなかの幽霊』と並んでしまった。駄目とは言わないけど、もうちょっと趣旨を汲んで欲しいな。
    ▼【
    ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,438。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,650。


  • 00.01.14
  • ▼昨日に引き続き、『DOS/Vmagazine』のY岡さんとNTTの基礎研究所へ。むかし<CALTURE>という奴の記事の取材で伺ったことがある部屋に通されたので、そのときの話をしたら先方が僕が『ワイアード』に書いた記事のことを覚えていてくれていた。嬉しかった。話を伺っていて、自分が何を分かっていなかったのかも分かったし、逆に研究者の方々へ注文したいことも分かった。『ビブリボン』の声が合成だというのにも驚いたけど。
    ▼曙橋方面はパスさせてもらった。すいません。来週は出られるはずです。
    ▼帰宅してからはひたすらに年始進行。年末よりぜんぜん忙しいんですけど、なんで?
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,427。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,639。


  • 00.01.13 雨
  • ▼NECの研究所へ。『DOS/Vmagazine』のY岡さんと音声認識の話を取材。
    ▼その足で五反田。色んな人たちで空山基氏にインタビュー。言いたいことは口にチャック。
    ▼池袋。I斐さんを囲んで<サイゾーを応援する会(仮称)>。
    ▼帰宅。メールをチェックすると、明日いっぱいでお願いしますという今更な話。はははは、無理です。
    ▼というわけで最近、表ページも全く更新していない。すいません。
    ▼hotwiredから。
    DNAコンピューティングで重要な成果
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,400。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,660。


  • 00.01.12 雪のち雨
  • ▼嫌な夢を見て目覚める。雪が降っていた。
    ▼本をガサガサ抱えて大手町へ。サイエンス・何とかに名前が変わっていたが、いつもの番組収録。司会の女の子が変わっていたのに驚く(笑)。
    オリンパスのケータイ接続機能付きデジカメ
    TINAMIXって何すか? 知り合いの名前が二つもあるようですが、説明を求むなのだ。
    ▼ascii24から。毎日新聞、教育関係者のための無料メール新聞を発表 編集工学研究所、相互記譜型編集交換システム“ISIS”を利用したサイト“編集の国”を開国
    月研究に携わる人々
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,400。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,660。Vol.83配信。


  • 00.01.11
  • ▼どこかの掲示板で聞いてみようかとも思ったのだが、最近ご無沙汰なのでここで聞いてみる。
    ▼「小児自閉症の50%の症例に
    テトラハイドロバイオプテリンが治療効果を持つ」という話はどのくらい知られているのでしょうか。あるいは実際のところ、どの程度効果があるものなんでしょうか。こんな情報はあるようですが。もう一つ参考:自閉性障害とは何かの最近の研究到達点
    テトラハイドロバイオプテリン(THBP)とは神経伝達アミンやNOなどの生合成律速補酵素で、自閉症児には<THBP低値・ホモバニリン酸(ドーパミンの代謝物)正常>という型と、<THBP正常・ホモバニリン酸高値>という二つの型があるということが分かっているそうです(『遺伝』別冊11号、渡辺恭良「神経伝達物質要素のPET解析による脳機能イメージング」)。そしてTHBP投与に伴って、D2DRの値が変化することがPETで確認されているんだそうです。
    上記で、著者は自閉症のメカニズム仮説として以下のような説を述べています。
    「ドーパミンなどモノアミン神経系の未熟な発達により、THBPはじめ前シナプス部の発育が悪く、これが大脳皮質のシナプス可塑性の程度を逓減し、そのために、環境適応の悪いしくみができあがる。これを代償性に補おうとして、 後シナプス部位の受容体密度を上昇させていることが病態であると仮定している」。
    つまり自閉症など発達障害は神経伝達アミン系の発達異常であり、それに伴うシナプス可塑性の未成熟の結果ではないか、というのが著者らの考えのようなんですが、これってどうなんでしょう。この論文そのものは、その他、慢性疲労症候群などにも触れられていて、読み物としては非常に面白いんですが。
    ▼ついでなんで慢性疲労症候群の話も引っ張っておこう。
    慢性疲労症候群とは病的な疲労感を感じる症候群のこと。渡辺恭良氏らの研究によると24野(自律神経系や情動に関連する)と9野(意欲に関連する)において「血清アシルカルニチン(ACR)」が著しく現象していることが分かったという。同時にACRはグルタミン酸やGABA合成に利用されていることも確認されたという。つまりACR減少の結果、24野と9野で神経伝達物質の合成障害が起き、それが疲労感に繋がっているのではないか、という。
    これも話としては(ていうか「現象」としては)非常に面白いんだけど、どうなんでしょう?
    ▼今月の『論座』が面白いらしいのだが、まだ読んでない。と、書いておけば忘れずにすむかも。
    ▼鍋ばかりだと飽きるので、半額セールのハンバーガーを第1食として食べる。ハンバーガー3個なんて楽勝だぜ。
    ▼ハトの話が夕方のニュースで取り上げられていたが、将来は焼き鳥用に捕獲されたりするようになるのだろうか。
    ▼すっかりイメチェンしてしまった『たけしの万物創世記』はミリオンヒットの秘密。むかーし、フジが深夜に『音楽の正体』という番組をやっていたのだが、アレには全く及んでいない、あさーい話。つまらん。
    ▼ヴェンターの鼻息が荒い今日この頃だが、一方宗教界ではローマ法王に退位を求めている奴がいるらしい。
    ▼hotwiredから。未来の家へようこそ宇宙人探しソフトがバージョンアップ
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,395。予想どおりだが減っちゃったな。かなしー。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,643。


  • 00.01.10
  • ▼課題図書の『ザ・コンサルティングファーム』日経BPはどこまで読んでも面白くならないんですが。業界の人には面白いんでしょうか、これ。
    ▼今年出た科学書のベストを選ぼうとして『
    脳のなかの幽霊』がなぜ<ベスト・サイエンス・ブック>でこんなにぶっちぎりなのか、ちょっと分かった(昨日いきなり15点がまとめて投票されて『最新恐竜学』が猛追しているけど)。昨年出た本は、基本的に小粒なのだ。「どうだまいったか」的な本がやや不作だった、ということである。とは言うもののそれなりに本は出ているわけで、選び出すのはなかなか難しい。相手から趣旨が明確にされている場合はそれに合わせて選べばいいので楽なのだが、そうでない場合は自分なりに基準を作らなければならない。ま、だからこそ面白いとも言えるわけだが。
    ▼テレビ朝日の開局40周年記念番組をエアチェックで見る。共同製作って言ってたけど、実際に作ったのはどっから見てもBBCですな。CGとパペットを使って、普通の生き物系の番組と同じ様な作りで恐竜ものを、という試みだったらしい。見せ方がCGの見せ方じゃないのはさすが。ちなみに30分で2億円かかったらしい。意外と安いね。番組そのものは、そういう映像を見せてもらって満足、といった感じでいいんじゃないでしょうか。イラストレーターでいえばダグラス・ヘンダーソン系。情景描写や登場した生き物から考えて「原作」はたぶん河出から訳出されている「恐竜」というでかい本だろう。できれば日本で編集せずに、そのまま放送して欲しかったな。中野美鹿氏の<恐竜インタープリター>っていう肩書きはおかしかったけど(笑)。フルタチ、お前邪魔。彼は自分が喋っていれば画が持つと思っているらしいが、既にそういう時代は過ぎたのだということを誰か教えてやってくれ。
    ▼昨日からまた鍋。楽チンでいいなあ、鍋は。つつきながらオンエアで見たのはNHKのSPEED特番。やはり季節ものはちゃんと頂かないと。
    ▼米AOLとTime Warnerが合併。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,402。新年最初の27号配信。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,639。なんか減ってるが、まぐまぐの読者整理だろう。


  • 00.01.09
  • ▼昨日、山形さんに指摘されたとおり夕方起床。テープを聴き直すのにも飽きたのでロボット取材のデジカメ画像をHDに落とす。まとめて眺めてみると、これは面白いぞ。大学のセンセイたちに「普通の人たちには分からないだろうけど」とバカにされながらも研究室を回ったかいがあるというもんだ。たぶん記事にはこの面白さは全く反映されないと思うのだが。もったいないなあとちょっとだけ思う。
    ▼忘れていたけど朝日新聞が主催したシンポ「バイオ世紀の生命観」の記録集が
    こちらから注文できます。先着500人とのことだけど、まだ大丈夫…かなあ?
    ▼なんだか咳が治まらないんだけど。変な病気じゃないよなあ? 医者と弁護士はやっぱり友達に欲しい。誰か友達になってくれ。
    ▼ところで70億を強調する『シェンムー』のCM。鳥の羽ばたきが不自然だと思うのは僕だけだろうか? スタッフの中に誰か指摘するものはいなかったのだろうか。あんなところでワサワサ羽ばたくわけないだろう。でもセガの株価は上がっているらしいぞ。zdnetから、セガ,「シェンムー」に乗って株価急上昇
    ▼もう一つこんなのが。ナムコが福祉スペースでバリアフリーイベント開催
    ▼「モノリスプロジェクト」だそうです。
    今は昔の話だが、僕はモノリスをセットとして作ってもらったことがある。デザイナーに「モノリス作って下さい」といったら「モノリスってなんですか」と聞き返されて絶句したものよ。一般常識とはいわんが、デザイナーなら常識だろう。間違ってますか? なお僕がすかさず「1:4:9の直方体で色は艶消しブラック、でもわずかに艶ありだとなおよし」と指定しなおしたことは言うまでもない。だがきっと彼女には何の意味もなかったのだろうなあ。とほほ。
    家電占いをやってみた。結果は

    貴方を家電に例えると、懐中電灯です。
    普段は何もしないのに、やるべき時だけ仕事をしてその存在価値を高める要領のいいタイプ。そんな貴方はまさに懐中電灯。職場でもいざという時、頼れる人材として上司には高く評価されています。しかし、毎日コツコツ働いている割に評価されない普通の電灯さんからは、密かに妬まれていたりもします。犬猿の仲だけど、付き合ううちにお互いの欠点を補い合える良きパートナーになる可能性も。
    懐中電灯の特徴
    普段はいるかいないか分からないほど影が薄い。不真面目、サボり病、でも実力派超マイペース、いつも寝てる。
    適職
    消防士、警察官、内職、フレックスタイムの仕事、ロッカー

    だそうです。むかし、誰かさんに言われたことがフラッシュバックしてしまった。占いの罠にはまってるなあ。
    Outside Macintosh and Design:「生命有機体」になったFinder(MacWIRE)。なんかどうでもいいようなとこばっかり。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,415。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,722。



  • 00.01.08
  • ▼昼過ぎに起床。渋谷に行く。『SPA!』のK原氏とルノワールにてこれ(実際の新聞紙面は顔写真入り。見たい人は図書館とかでチェックだ)読みながら人待ち。山形浩生氏にインタビュー。山形氏とは初対面。最初(だけだけど)、意識してビジネスライクに記事にする話だけ聞こうとしていたのが逆にアダになったか、こっちがあまりに何も考えていなかったのがダメだったのか(ごめんなさい)、結局、なんとも盛り上がりにかけた雑談(笑)のまま終わる。どうもすいません。最近「要領よく話を聞く術」を忘れているような気がしてきた。
    終了後、編集者K氏とは「断定系のノリも良いんだけど、このダラダラ感も原稿に入れ込みたいなあ」と打ち合わせて別れる。うーん、どうしようかなあと思いつつ、かつて愛用していた書店パルコ・ブックセンターへ行くと、さっき別れたばっかの山形氏にバタッと会う。この後も予定があるということなのでまた挨拶をして別れる。一瞬タワーレコードにでも寄ろうかなあ、と思ったけど、池袋で本を買い出しして帰宅。
    ▼センター街を歩きながら、ふと思ったのだが。渋谷はなんだか「香港化」しつつあるような気がする。新宿よりもさらに。
    ▼帰宅途中、P-BCで購入した『AI Japan』をめくる。<対話する人工知能>という記事が先日俺が書いた音声認識/合成記事と論調が似ていて、ぐぐぐしまった〜。こりゃ大幅に手を入れないとなあ。でもやっぱ音声認識/合成といやHALやキットだし、シーマンだよなあ。ライターさんの経歴見たら俺と同い年。所詮は同世代、みんな考えることは同じってことですねー。だからこそオリジナリティが必要とされるわけだが。音声知覚のカラーをもっと押し出そうか…。
    ▼前号からリニューアルした(らしい、あまり変わってないような気もするのだが)『TRRIGER』にも音声認識/合成の記事が出ていたのだが、こっちはあんまし面白くなかった。
    ▼家に辿り着くとNTTから音声合成関連のサンプルがMDで届いていた。僕はMDデッキを持ってないので編集者様にメール。今になって考えると、取りあえずReal Audioファイルなどでもらえば良かったのではなかろーか。はやく来い来いネットワーク時代。
    ▼昔の「紙のプロレス」に出てた養老さんの話って、前田と対談してた奴かな? あれは養老氏の独特の笑い方をそのまま字にしてておかしかったな(笑)。
    ▼風野さんの日記の中井拓志『quarter mo@n』(角川ホラー文庫)の感想を見て「くわー、小説読みてー!」と思う。最近、自分が読みたいと思う小説をまっったく読んでいない。
    ▼hotwiredから。カシオからインテリジェントな腕時計伝説のコンピューター『アミーガ』は復活するか?ヒトの細胞にコンピューターが組み込まれる?。カシオの時計は欲しいなあ。僕は外出時に音楽を聴くタイプの人間ではないのだが、これならなんとなく欲しいかも。カメラつきも良いなあ。なんとなくパッとメモしたいときとか。何より、スパイグッズみたいだよねー(笑)。
    ascii24年末年始特別企画−−分野別対談
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,400。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,709。


  • 00.01.07
  • ベストサイエンスブック'99実施中。現在12人の方から御投票頂いています。締め切りは1/31ですが、みなさんバシバシ御投票下さい。僕も予定外に早い時期に選ばざるをえなくなってしまった。うむう、難しい(笑)。
    ▼ロボット取材終了。最後は工学院大学加藤研。また色々行きたいものだ。今回行けなかったとこも多いし。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,393。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,695。


  • 00.01.06
  • ▼こんな時期に真面目に仕事しているのは労働者階級の証だとみんなで呟きながら筑波へ。昼間から食べ放題の店で昼飯食ったあと、機械技術研究所にてロボット3種を取材。面白さも中くらいなりおらが春、って感じでしょうか。
    ▼帰宅すると、某大企業に取材申し込みをしているのだがまだ会社が動いてなくてアポが取れない、という某編集者様からのメールが。ほうらやっぱり。
    ▼MSNニュースから、
    サルに学ぶ母性の社会学
    ▼中国で凄いことをやってしまった人々がいるらしいが。
    ▼「SFファンダム」ってどういう人のことを言うんでしょうね。田舎の大学のSF研だと、会員のほとんどは自分がSFファンだっていう意識さえないのだけど。
    瀬名秀明のページ
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,383。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,675。


  • 00.01.05
  • ▼とっくに始まっているという話もあるが、いちおう仕事始め。東洋大学工学部松元研究室に行く。以前インタビュー・メールで配信した淺間先生たちのチームの一つである。
    ▼大したことないと言いつつY2Kは人間にも起こっているような。去年までは何も考えなくて「99年」で良かったのだが、今年は「ゼロ年」「零年」か、あるいは「二千年」か。来年は「一年」か「二千一年」か。まあ平成12年という呼び名もあるのだが。皇紀は覚えてないので知りません。
    ▼でも現実問題としてもあちこちでY2Kが起こっている。小規模だけど。意外とチェックいい加減なのね、っていうのが今回の騒動であらわになってしまった会社も多いに違いない。
    ▼郵送されてきた『Japan Times』を読んで「俺はもう取材なんか受けない!」って言ってる人の気持ちが少し分かる。確かにああ言いはしたが、あれだけ言ったわけじゃないのに。ってきっとみんな思ってるんだろうなあ。やっぱ相手の発言の本当の趣旨を汲んでもらいたいと思うし、汲むべきだと僕は考えている。
    ▼ビデオでいちおう最後まで見たNHK BS『史上最大の発明』はやっぱり最後まで下らない番組だった。やっぱり議論系の番組は出演者の面子が下らないと下らない内容にしかならない。出演者たちは一度でも元ネタであろうEdgeを見たことがあるのだろうか?
    ▼世の中的には色々なところで色々なことが起こっている模様。世紀末だね。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,372。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,646。


  • 00.01.04
  • ▼適当に起床、テープ起こし。
    ▼適当に外出、書店へ。クレジットカードの有効期限が切れていることを忘れていた。
    ▼適当に新宿へ。境界文学な人たち(笑)の飲み会に行く。皆様ご健勝で何より、今年もよろしくどうぞお願い申し上げます。
    ▼帰宅してエアチェックしておいたビデオを見る。NHK『ニッポンときめき歴史館』は明治のSF作家(らしい)村井弦斎の話。最近あちこちで見る1901年1月1日の報知新聞の記事、100年後の未来の予測というのを書いた人物である。でもなんか変なこと言ってたな。ワトソンとラッセル?クリックを知らない奴がいるんですね、NHKにも。
    ▼そしてまたテープ起こし。
    ▼【
    ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,356。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,624。


  • 00.01.03
  • ▼夜中にNHKでフィラーとして放送されたアポロの記録映像に見入ってしまう。編集機で何回も見ている画ばかりなのだが、何回見ても興味深い。そして、なんだかもの悲しい、悔しいような気分になる。画面の中の宇宙飛行士たちは、月面で転んだりして灰色に汚れながら様々な活動を行っている。実に泥臭い感じの映像である。これが30年前の話なのだ。なのになんで僕らは…。
    ▼あー、テープ起こしはめんどくせーなー。というわけでグガーと寝て、起きる。新年会第一弾だけど某氏は来なかったので男二人でただ鍋を食っただけ(笑)。話題はヒューマン・エソロジーの将来とか行動遺伝子とか。
    ▼結局、読みたい本はほとんど読めていない。とりあえず、なぜか課題図書のスペンサーシリーズ『沈黙』読了。あとは『有栖川有栖の密室大図鑑』とか。俺にとってはどうでもいい本なのだが、ファンにとっては楽しい本だろうなあ。
    ▼帰宅、TV観賞。TBS『筑紫哲也・立花隆 ヒトの旅、ヒトへの旅2』については色んなとこへ行けていいなあ、ということに尽きる。なお番組中でも登場した、脳の感覚地図を人間の体に置き換えた「ペンフィールドのホムンクルス」、あれは実際はああではありません。あれにはチンチンがついていましたが、実際にはあの部分が非常に大きいのです。生殖器付きの正しい(だろう)図は『
    脳と心の地形図』に出ています。『脳のなかの幽霊』のラマチャンドランは、一緒に雑談したらおもろそうなオッサンでしたね。くそー、いいなあ。
    ▼再放送をエアチェックした『百年前に見た夢 荒俣宏の20世紀欲望探検』は黒柳徹子が司会だった。この二人の話が長い〜。ロビダとヴェルヌの話は面白いけど。テスラも登場。
    ▼そういや『2000年スペシャル 史上最大の発明2』にもテスラが出ていたな。でも本当だったら、西澤氏らがやっている直流送電との関連、っていうかアナロジー的になっちゃうだろうけど、そっちにこそ言及すべきなのでは?
    東大浅島研、科学技術振興事業団の盛屋直美、有泉高史研究員らが、カエルにおいて未分化細胞から目や耳の細胞への分化の誘導に成功。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,346。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,609。


  • 00.01.02
  • ▼昨日からテープ起こしを続けている。合間に音声認識/音声合成の原稿を書く(笑)。インタビューが起こせる機械があったら100万出しても買うぞ。でもそんな機械があったら、最初は100万でもあっという間に価格が暴落しそうだ。
    ▼昨日に続いてTV観賞。日本テレビ『爆笑問題これが21世紀だ!』は、正月番組らしいお笑い番組。太田、ポップジャムが口パクだって、そんな大きな声で言っていいのか?
    ▼「地球が持ちこたえられなくなるほど」か。恥ずかしいからいい加減そんなコメントはやめなさい、と言いたくなったのが、5月にオンエアされるCNN他との国際共同製作シリーズ番組『地球白書』のプロローグ。全6話で、消費社会、都市、食糧問題、自然との共存、新エネルギー、環境経済がそれぞれ各話のテーマだそうな。出演していた東大教授の態度が、まるっきり学生を相手にするセンコー的で何となくむかつく。たぶん自分では分からなくなってるんだろうな。
    ▼そのまま続けて山根一眞司会・BS新春ビッグフォーラム『驚異の科学が拓く新世界』。出演者が年寄りばっかりだったが、みんな鼻息荒い人たちで、これだけ揃えれば、これはこれでオッケーかも。ちなみに面子は西澤、上坪、松原、五代、海部、稲森の6人。下の名前は出さなくても分かるよね。普通の人ならケツまくって逃げだしそうだ。相変わらず山根氏は「演技」がうまい。みんなが気宇壮大な話をする番組を見ながら、僕はゴロゴロで床掃除。うわスゲー。本当にこの部屋に住んでるのは俺だけなのだろうかと思えるくらい毛だらけ。
    ▼続けて『2000年スペシャル 史上最大の発明』。ウソ。実はつまんねーなーと思いながら『ショムニ』見てました。やっぱ正月はアホ番組を見ないと。『史上最大の〜』はVで見たけど、たるいなあ。3夜連続だけど何かどうでもよくなっちゃった。高柳解説委員は出ずっぱりに見える。
    ▼東京大学医科学研究所の
    御子柴克彦教授らが、小胞体に関する遺伝子をいじって、記憶力を高めたマウスを作ったそうだ。詳細はどこかにある? 00.1.8追加、Neuron, Vol. 24, 701-713,(1999年11月号)だそうです。
    千年の夢を語ろう・地球に夢をのせて、だそうです。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,340。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,595。


  • 00.01.01
  • ▼あけましておめでとうございます。本年もよろしくどうぞお願い申し上げます。
    ▼という、ある種の儀式がないと年が明けたという時間がぜんぜん湧かない。締め切りが一日近づいただけのことになってしまう。
    ▼だがせっかくなので、年頭所感を。
    ▼今年で俺は30になる。だからなんだという気もするが、ついに30かあ、という気がするのもまた確か。そろそろ、自分がどういうふうに今後やっていくか、考えたほうが良いのかもしれない。
    僕がよく編集者その他から言われているのは、
    1. 専門はなんですか
    2. 文章力をあげろ
    3. もっと自分のカラーを出せ
    4. 今後どうしていくの?
    といった事柄に集約されるような気がする。そしてこれはそれぞれ僕自身が課題としていることでもある。
    まず1)。これには二段階の意味が込められている。まず表層レベルとしては「科学です」と応えればいいのだが、「科学といっても広いですね。その中では何なんですか?」という問いなのだ。これにはいつも「うーん、特にこれというのはないんです」と曖昧に応えているのだが、こんな答えで良いのだろうか。そろそろ、何か方向性を見つけたほうがいいのかもしれない。
    次の2)番は言うまでもないことなので「はい」としか言いようがない。でもその一方で、実際には自分自身の文章で勝負したことない人、単に出版社や新聞社にいるから文章が書けているに過ぎない奴からこう言われるとムッとするのも確かなので、そういう人は僕に偉そうなことを言う前に、まず素の自分で勝負してからにして下さい。そういう人に限って下らないことしか言ってこないんだ、これがまた。こっちの文章を直す上で気を使ってくれる人のほうが、はるかに納得いく直し方をしてくれるような気がする。おっとタダの悪口だなこりゃ。
    3)に関しては、有り難い言葉として受け取りつつ、ある意味、一番悩ましいところでもある。ていうか、悩んだ文章に限って全然ダメだったりするのだ。あまり悩まずに書いた文章のほうが、流れてもいるし自分のカラーも出ているらしい。問題は、悩んでしまったときに如何に悩んで作りました、みたいな文章にしない方法を見つけることだ。
    4)は根本的な問題でもあるし、1)と関係する話でもある。いわゆるサイエンスライターにも色々いる。講演とか司会とかをやってしまうような中村浩美、餌取章男的な人から(立花隆などもここにカテゴライズして構わないだろう。いわゆる「科学ジャーナリスト」という肩書きを持つ人々である)、下は僕らのような連中まで。その間に中野不二男といった人々や、鹿野司や金子隆一、そして数多くの無名のライターがいる。それぞれ、カラーがある。僕はどういうカラーで行くのか。個人的には、もともと科学が好きな人、あるいはSF・アニメ系の読者だけではなく、幅広い読者にアピールしていけるような人間になりたい。だがいわゆる背広系の人には、なろうと思ってもなれないだろう。そもそも、なる気もないし。かといって、背広系とはまた違った意味で格好つけた、TVやイベントのプロデュースをやるような人間にもなれない。アート系もダメ。じゃあどういう系統を目指すのかというと、僕は結局、Tシャツ系としか言いようがないようなジャンルになるだろうと思っている。まだ、うまく表現できないんだけど。今のところ、僕が考えているノリのジャンルには、まだ誰もいない。だからニーズがあるかどうかも怪しいのだが、科学の流通経路の中に、なんとか新しいノリを築ければいいなあ、なんて漠然と思っている。
    ▼でも現実的かつ本当の一番の願望は「引っ越し」である。我が家は既に限界が近い。どこか、いいとこないかなあ。古本屋なみに本を置いても絶対に床が傾かない部屋希望。
    ▼朝から宅急便で叩き起こされる。仕方ないのでついでに年賀状を取りに行く。思っていた以上に届いている。返事を書くのが大変。なぜ手書きってこんなに疲れるんだろう。なお、ふだんから頻繁にメールをやりとりしている方々には返事出しませんのでご容赦を。
    ▼ふと気が付くが、「平成12年元旦」と書かれている年賀状が数枚しかない。おそるべしミレニアム。
    ▼龍が握ってる宝玉ってなんて名前だったっけ。なんか名前があったよね、確か。百科事典を引いて見たがのってなかった。よけい気になる。
    ▼退屈なので結局ネットに繋いだり、テープ起こしをしたり。
    ▼正月番組がスタート。取りあえずTV朝日『発明の20世紀』から見た。まあまあの番組。面白かったのが内之浦の射場の建設風景ほかのVが紹介されていたこと。痩せてる的川氏らが映っていた。しかもこのV、餌取さんが若い頃に作った番組らしい。凄い話である。
    ▼NHK BSでは『宇宙旅行は夢じゃない』。 早速例の永瀬のCMをパクったりしていた。中江有里が「ゲロ彗星」で無重力を経験したり(!)していた。なぜかゲストには岩男潤子が(笑)。でも中身もちゃんとしていて、X33, X34, X38や、アメリカの宇宙ベンチャーの連中がいろいろまとめて紹介されていた。なかなかよくできていたと思うのだが、宇宙な人たちはどう思いました?
    ▼2112年、9月3日がドラえもんの誕生日だそうである。2003年にアトムは無理だが、4次元ポケットをのぞいた状態でなら、ドラえもんくらいなら何とか…なるのだろうか?
    ▼Y2Kで結局何が起こったかは
    こちらなど参照。
    ▼あ、無意識のうちに『真っ赤なスカーフ』を口ずさんでしまった。恐るべしヤマト。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,335。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,589。

    | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | index |
    | HomePage | Give me Your Opinion |

    moriyama@moriyama.com