99年12月 diary


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  • 99.12.31
  • ▼夕方起きてパン屋へ行くが既に何もない。哀しい。仕方ないのでイトーヨーカドーに行く。凄い人混みだった。
    ▼ロシアのエリツィン大統領、辞任を表明。
    ▼何の番組を見ても同じなので、原稿を書きながら紅白を見る。相変わらずNHKの音声技術のレベルは低い。
    ▼特に何の感慨もイベントもなく、だらだらと年越し。あれ?そういえば今年は裏の寺の除夜の鐘が聞こえなかった。
    ▼年明けて何も見る番組がなくなった。仕方ないので昨晩NHKで放送された「人類宇宙への挑戦」というフィラー映像を見る。
    ▼なお明日から、この日記のURLがhttp://www.moriyama.com/diary/1999/diary.htmから
    http://www.moriyama.com/diary/2000/diary.htmに変わります。直接この日記に飛んできている人はブックマークその他を変更して下さい。
    ▼今月の当ウェブサイトの書籍売り上げは以下の通りでした。ありがとうございます。

    12月の「独断と偏見のSF&科学書評」の注文件数

     タイトル注文件数
    1他者の心は存在するか2
    1科学は冒険! 科学者の成功と失敗、喜びと苦しみ1
    1巨人の肩に乗って1
    1人体部品ビジネス1
    1大絶滅。1
    1優生学の復活? 遺伝子中心主義の行方1
    1現代科学はアトムに追いついたか!?1

    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,333。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,585。



  • 99.12.30
  • ▼なぜか年末のこの時期に『ヤマト』やっていたので見てしまう。俺はいわゆるヤマト世代ではないが、一番記憶に残っているアニメはたぶんガンダムではなくヤマトだと思う。丸くなくて、いびつな線で描かれた地球や「総統もそうとう冗談がお好きですな」と言って笑った男が「ガミラスに下品な男は不要だ」との一言で消されたシーンも健在で、大学のときに一挙全話みんなで見てしまった夜を思い出す。あれは今になって(TVシリーズを)見ると分かるんだけど本当は『スタートレック』をやりたかったんだろうな。太陽系出るだけでむちゃくちゃ時間がかかってるし。でも途中で短縮されちゃったので戦争オンリーアニメのように見えてしまったんだろう(あたってるけど)。でも当時の子ども達が毎週楽しみにしていたのは当然だろうなあ。なにせ次から次へといろいろなことが起こるのだから。最近のアニメは昔の焼き直しばっかりだが、なんとかならんのかなあ。でもきっと、いまこんな番組やったら色々とうるさいこと言う人が多いに違いない。
    しかし見ていて分かったのだが、俺が一番覚えているのはなぜかアルファ星のコロナを波動砲で吹き飛ばすシーンだった。なぜかセリフの一つ一つまで覚えている。うーん、いったいなんで覚えてるんだろう? しかもなぜあのシーン?
    ▼と、思ったら今晩は『さらば…』か。やっぱ見てしまうのであった。前作でボロボロになったヤマトが廃艦になるのは当たり前だと思う(笑)。お、地球が丸くなってる。
    ▼中澤港さんによる
    病原体の証明。狂牛病とクロイツフェルト・ヤコブ病の関係の話。
    ▼年内にはっきりさせようということだったのか、行われた再検査で皇太子妃は流産と発表された。きっと今頃、朝日新聞は怒られているのではなかろうか。なお「稽留流産」とは、妊娠第24週未満に胎児が死亡したが流産徴候を示さず排出されないでいる状態のことを言うそうである。
    3D Escher
    ▼いよいよ年の瀬も迫ってきた。なお僕は神も仏も信じないので、初詣の類には行きません。生まれてこの方、賽銭をあげたこともない。逆に「神も仏も信じない」ということで縁起を担いでいるようなところがあるので似たようなもんなんだけど。
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  • 99.12.29
  • ▼さっさと帰宅したものの、朝6時まで起きていたんなら結局同じじゃないかと思いつつ、早朝に就寝、2時間だけ寝る。クソー眠いようと思いながら青山学院大学富山研究室へ。「目指せ柔王丸です」と断言する古田助手とエルガイムのコンプリートモデルが云々、といったオタクな話をする。いやー『COOL TOYS』らしい取材だ(笑)。実はあまり期待していなかったのだが、面白かった。
    ▼シチューの材料を買いつつ帰宅。ちょっと昼寝のつもりが爆睡。
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  • 99.12.28
  • ▼電通大・山藤・田中研に行く。今回は福祉用増力機と工場用ヒューマノイドである。面白かった。またかよというつっこみしないように。
    ▼その足でオタク−サブカル系ライター・編集者の忘年会へ。いつもの面子に加えてアニメディアの人やダ・ヴィンチの人など。皆は朝までコースに行ったが、明日がある人間は寂しく帰る。詳細は
    裏日メガ日記を。
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  • 99.12.27
  • ▼日経サイエンスの原稿を入稿してバタッと寝る。相変わらず少ない文字数に苦労する。もうちょっと自分自身が成長しなければと思う。
    ▼むくっと起きる。いろいろあったが綜合警備保障にてガードロボットの取材。意外と使えそう、というのがわれわれの結論。
    ▼渋谷にて某企業広報誌の仕事の顔合わせ・打ち合わせ。企業広報誌の仕事は色々とめんどくさい。というわけで僕の場合長続きしないのだが、今度のはどうなるのかなあ。だが逆に言えば僕みたいなのにも仕事が来るっていうことは、前の人も長続きしなかったということでもあるわけで、世の中みんな大変だね。
    ▼池袋でお好み焼き食べる。
    ▼あ、別にあまり考えずに出したメールだったのに。でも期待している人も多そうだから、まあいいか。
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  • 99.12.26
  • ▼どうやら実にいろいろな人が来ていたらしい先日のSRLだが、ICCにて4雑誌合同取材。『COOL TOYS』『G2O』『コミッカーズ』『AI Japan(だったかな?)』というオタク−サブカル系雑誌の面々が固められていた(笑)。時間がなくて全然質問できなかったのが残念。
    ▼晩飯食いながらエアチェックしておいた『サイエンスアイ デジタル宇宙図鑑』を見る。今回のテーマは隕石。面白かった。やはり神は細部に宿るっていうか、話は細かくなればなるほど面白い。
    ▼『素敵な宇宙船地球号』は80年前に植林されて以来、人間の手が入っていない森、明治神宮。当時の総理・大隈重信に「雑木林は神社らしくない」とケチをつけられたが生態学の視点から反論した当時の学者は立派だったとしか言いようがない。なにより彼が100年先を見越して「森」をつくったというのがすごいよなあ、と改めて思う。たしか神宮の森とかいう本があったのだが、それを買わなかったことをちょっと後悔している。
    ▼噂に聞いてた『
    美穂の旅』はこれですか。そういや某会議でも話に出ていた。
    ▼おう、知らない間に『SFオンライン』が更新されている。野尻抱介これが京フェスの真実だ(敬称略)」に、超爆笑。むちゃくちゃ面白い。ただし、内容はオタクな人にしか分からないでしょう。
    ▼SFな人というのはなんだか変わっていて「SFとは単なる小説の一ジャンルではなく運動であり生き方なのだ!」なんて言ってたり考えていたりする人がいる(ような気がする)。ここら辺りがミステリ系の人とは違うところだと思うのだが、なんだか「活動」系の人と似ているような気もする。やたら議論やらケンカやらが起こるのもそのせいかも。
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  • 99.12.25
  • ハッブルの休日
    ▼寒い布団に寝ていると寂しくなったので、冬のかけ布団を出す。いままで夏布団で寝ていたのだが、そろそろ冬ごもりである。分厚い布団にもぐると何とも幸せな気分。布団が暖かいだけで人はこんなに幸せになれるものなのか。というわけで昼までぐっすり就寝。
    ▼『DOS/Vマガジン』1/15日号に掲載されている、いのうえさきこ氏のマンガによると大阪には?『エビキャッチャー』という「活き伊勢エビのクレーンゲーム」があるらしい…。本当?
    なお本文記事で紹介されている「QX3 Computer Microscope」という商品も面白い。USB接続できる顕微鏡である。倍率は200倍まで。確かにオタク心がくすぐられる。そのほか折り畳めるフニャフニャキーボードなど。実際には使い道なさそうなものがいっぱいあっていいなあ、Winは。
    ▼『SFマガジン』は創刊40周年記念特大号。気のせいか、しょっちゅう特大号やっているような気が。
    ▼左手の一差し、じゃない人指し指の調子がおかしい。自由に動かない。キーボードが打ちにくい。まだ年内入稿の原稿も残っているっつーのに。どうしたんだ俺の指。呪いでもかけられたのだろうか?
    ▼hotwiredから3つ。宇宙に向けて新年の挨拶 クラゲ遺伝子のサルへの移植成功地球温暖化は「もう時間がない」
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  • 99.12.24
  • ▼本郷の東大へ。古本屋を覗くと『ONLY YESTERDAY 1893-1993』というモービル石油が日本営業開始100年記念で出版したバカでかい本が1000円で売られていた。100のテーマが選ばれ、その100年が年表とエッセイと写真で綴られた本である。これから取材なので迷ったが「迷ったときは買え」の看板に従い、購入。本当だったら、こういう本はいま出版されるべきなんだがなあ。きっと無理だろうな。
    その荷物をぶら下げたまま、ロボット続きで工学部機械情報工学科
    吉本・中村研究室に行く。相手してくれたのはリサーチ・アソシエート の岡田昌史氏。面白かった。
    ▼その足で麹町へ。定例会議。
    ▼帰宅途中、スーパーに寄って晩飯を物色。クリスマスのおかげか、弁当が大量に売れ残っていた。しかも200円引き。ラッキー。
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  • 99.12.23
  • <世紀末マシンサーカス>と題されたSRLの日本初公演に行く。かなり早めに着いたので会場をウロウロ。でも誰も知り合いがいない。仕方ないのでボーっと6時まで待つ。約束の時間になった瞬間、色々な人を発見する。こんなに知り合いが多いイベントも珍しい(笑)。
    いちおう取材ということで、プレスで行ったのだが実はプレスもへったくれもないのであった。満員電車の中に吊革なしで2時間くらい立たされた、って感じ。中身は…、あんまり見えなかった(笑)。まあ、もう見られないだろうから、一回みとくぶんにはいいか。でも疲れたなあ。押しても見えないのに後ろから押してくる奴がいたせいで足も疲れた。料金2000円とっていいから雛壇くらい作って欲しかった。
    ▼途中で飽きたので後ろをウロウロしていたんだけど、観客にはいろいろな奴がいたみたい。アーティストが多かったのはまあどうでもいいとして、ハダカになっっちゃう奴とか、木に登ったところでグッタリして救急車呼ばれている奴とか。なんか大きな音を立てるロボット(と称されるもの)よりも、そっちのほうが面白かったかも。
    ▼終了後、小田切さんが会場に来ているはずのリウイチ氏に電話するも「圏外」で捕まらず。仕方ないので帰ることにする。駅まで行ったところで、会場にいた某プロデューサー氏の電話番号を控えていたことを思い出し、小田切さんと別れたあと電話…でもこっちは留守電。仕方ないのでもういちどリウイチ氏に電話してみると、なんなくつかまった。先ほどは一斉にみんなが携帯をかけたため、繋がりにくくなっていた模様。そういや某氏もリウイチ氏に会いたがっていたともう一度電話してみたんですが、ダメだった。仕方ないので二人で遅い晩飯を食う。例によって色々と雑談。気のせいか、今年は既に人通りが減っているなか、帰宅。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,522。ガスッと減ってしまったが、登録削除した人はどういう人たちなのだろうか。やや気になる。


  • 99.12.22
  • ▼つい先日、一人退院したというニュースが流れたばかりだが、JCOの事故でもっとも重症だった方が死亡したそうである。
    ▼京王線・多摩動物園駅で降り、中央大学へ。学食でメシ食ったあと、文学部・山口真美助教授にインタビュー。扉を開けたらいきなりご主人までいたのでびっくり(笑)。今までにも増してただの雑談をしてしまった。
    ▼帰宅したら郵便物がいろいろ。『日経サイエンス』2月号も。特集は<エウロパの海を探す−木星の衛星に生命は潜んでいるか−>。お、アンケートまで綴じ込まれているではないか。皆様よろしくどうぞお願い申し上げます。
    ▼いや、人間的な知性のことなんか考えてないみたいでしたよ。ただ、ガンダムじゃなくてアトムを目指しているっていうのは仰ってましたが。関係ないけど、北海道は遠いからダメと言われました。東北も同様。ATRは向こうに断られたとか。
    ▼zdnetから。
    笑い話だけではないY2K絡みのトラブル
    ▼そういやあちこちのサーバーもY2Kを警戒して止めるとか。そのせいで逆に災難が起きないことを祈る。
    東京地学協会巡検「ハワイ島の火山噴火と氷河地形」。<すばる>も見学できるそうですー。うー。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,566。Vol.082配信。


  • 99.12.21
  • ▼ライター小田切氏カメラマン氏と早稲田に。現在のものは解体されているということで、橋本教授と雑談しながら昔のロボットの撮影。僕的にはバラバラの部品にはバラバラの部品なりの美しさみたいなものがあると思うのだが。せっかくなので『人間型ロボットのはなし』にホンダの話が一言も出ていなかったのはなぜか、などという質問もぶつけてみた。橋本教授本人は(ホンダのあれは自律じゃないし研究のベクトルが違うので)あまり意識していないと言っていたが、あとでよく考えると、初めて見たときの印象は結局最後まで語ってくれなかった。だがまあ、橋本氏本人があまり気にしていないのは確からしい。それはなんでかというと、淺間先生が言ってた、生物屋さんがやるようなロボットがロボットだと考えているかららしい。でも「(『人間型ロボットのはなし』の中で)ホントだったら制御のところで触れるべきですね」とも仰っていたことを付記しておく。
    機械とロボットという言葉はどう使い分けているのか、と伺ったところ、本来のロボットは何をやるか分からないようなものだと思う、つまり現状では真の意味のロボットというのは登場していない、だから逆に、あれがロボットこれは自動機械と分けて考えずに、なんでもロボットと呼べばいいんじゃないか(笑)とも仰っていた。またコミュニケーション研究を横目で見ていての問題点、いくら身振りだとか目線だとかを教え込んだところで今のロボットはいわば「自閉症」なのではないかという質問もしてみたが、それでも人間が相手にするときには遙かにノンバーバルな動作などを(意味をロボットが「理解」していなくても)するとしないとでは大違いなのだ、と仰っていた。まあだいたいそんな話。
    ▼あ、そうそう。ホンダが半自律(まあいつまでも「半自律」なのか分からないが)なのは、自動運転の車とのアナロジーで考えると分かりやすいという話にはなるほどだった。
    ▼取材後、渋谷で『シックスセンス』をようやく見た。最初の字幕は余計だよなあ。ああいう形で出されると、どうしてもチェックしながら見てしまう。でもあれがないと喋る奴がいるか。むかし日記で書いたとおり見当をつけていたので(やっぱ当たっていた)、検証しながら見てしまった。ちょっと残念。できれば本当に素の状態で見たかったな。でも映画としてはやっぱ面白い。あれを撮った監督って俺と同い年なんだよなあ。比べるのが間違っているとは思うが、やっぱりトホホ。
    ▼ホンダとGMが、エンジンを相互供給するそうである。業界的には事件なのだろうか。
    ▼hotwiredから。何も感じなければ寿命は延びる?
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  • 99.12.20
  • ▼調布の電通大に行く。『COOL TOYS』のO氏と一緒に知能機械工学科ロボット工学講座応用マイクロシステム講座青山尚之研究室を取材。時間がなくて忙しない取材だったが面白かった。
    ▼ETV特集『2000年への対話(01)日本人はいまどこにいるか』中身は宮崎駿と『複雑系入門』の著者・井庭崇氏の対談。つまらん番組だった。
    ▼007の「Q」役のデズモンド・ルウェリンが交通事故で死んだそうだ。
    意識ML、だそうです。
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  • 99.12.19
  • クオリアMLのオフ会に行く。科学MLとは全く違い、女性が多い。竹内薫さんや山下篤子さんらとは初対面。竹内さんは本の印象と全然違って、非常にジェントルな方だった。「と学会」との確執や、なぜ徳間から本を出すのかといった話なども直裁に伺ったが、面白かった。中華料理屋での一次会のあと、カラオケ組とお茶組に別れる。僕は当然お茶組。山下さんは『脳のなかの幽霊』をおおよそ2ヶ月で訳したそうだ。みな驚愕していたが、プロの翻訳家というのはそういうものらしい。その他蛭川さんの本を買ったり、タイ料理を食べたり、取材の申し込みをしたり、金沢創さんは相変わらずいつも幸せそうだったりと、楽しい一日でございました。どうも、茂木さん
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  • 99.12.18 曇りのち雨
  • ▼東上線の駅まで行くと踏み切り事故のため既に1時間半も電車が止まっているという。しかたないので振り替え先の有楽町の駅まで30分近く歩く。駅につくと、ちょうど電車が出たところだった。まあいいや、どうせ行くつもりだった展覧会にはもう間に合わないし、と思いながら本を読んでいると、いきなりブザー。有楽町駅で死傷事故があって今度は有楽町線が全線で止まったという。マンガじゃないんだからいい加減にしてくれ神様。
    ▼というわけでダサコン系?忘年会に行く。カワカミさんはやっぱり下ネタの人だった。
    ▼帰宅したら仕事のメールが。「月曜日までにお願いします」。俺は、週末にこういうメールをいきなり送ってくる奴が大嫌いだ。俺は社員じゃねーんだよ。切るなら切って頂いて多いに結構。
    ▼Comic Cue(だったっけ?)までロボット特集やってるなあ。夏の恐竜、年始のロボット?
    ▼zdnetから3つ。
    東芝デジタルフロンティア,ヘッドホン型/ペンダント型のSolidAudioプレーヤー村上龍氏の短編をユーザーが編纂して書籍化できるセルフパブリッシングサイトセガがVR水族館の映像ソフト利用したコンテンツをCSのペット専門CHに!
    MACROSS ANOTHER STORYプレゼント』にも惹かれるんだけど、俺はMacintoshだから。
    ▼『Scientific American』の値段は$4.95と安いんだから『日経サイエンス』とは比べられないんじゃないかと仰る方々へ。そりゃね、日本でも10万部売れれば700円くらいの値段にはできるんじゃないでしょうかね。僕が言いたかったのは、仮に定価が700円であっても、日本でああいう雑誌に10万部のニーズがあるのか?ということなんですけど。ということをお断りしておきます。
    ▼ZAKZAKから、今週の不祥事警察官。爆笑。
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  • 99.12.17
  • ▼曙橋にて会議。
    ▼昨日の日記で書いたオムロンのペットロボットについて複数の方々から情報を頂きました。通産省工業技術院
    機械技術研究所柴田崇徳さんだそうです。どうもありがとうございます、皆様。
    ▼ああ、そうそう、昔見たなあと思っていた学生達の集い(らしい)ウェブはこれ、国際学生シンポジウムっていうやつです。
    ▼あれ、これって公開されてたんだ?
    ▼HotWiredから、MTVを「音楽市場を独占」として司法省が調査。こりゃちょっと驚きのニュースだな。
    あと二つ、老舗にウェブビジネスの価値を教えた11歳の少年分野の壁を超えて生命の謎に取り組む『宇宙生物学』
    ▼MSNジャーナルから、他人の首:人の頭部の移植手術は実現可能か
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  • 99.12.16
  • 文化庁メディア芸術祭企画展<鉄腕アトムからAIBOまで>、って奴の記者会見に行く。いると思っていた人たちがいなかったので記者会見終了後、トンボ帰り。記者会見そのものの感想は、キミタチ本当に『鉄腕アトム』読んだことあるのかね?って感じ。俺もエラソーに言えるほど読み込んでいるわけじゃないけど、ちょっとなあ。TVのあの歌のイメージだけがアトムになっちゃってるんだよな、結局。
    それはともかく、色々な人がそれぞれ頑張るのは良いことじゃないでしょうか。いやホントに。
    ▼帰宅途中、ジュンク堂で大量に買い出し。重い。なぜか『リビング・デザイン』とかいう雑誌まで<ロボットと暮らす日常生活>という特集が組まれている。世の中考えることは皆同じ。その割には現実のロボット研究があまり取材紹介されていない。まあ、予算の問題もあるんだけど、もうちょっと頑張りたいような。
    ▼東海道新幹線、今度はレールにひび。おいおい。
    ▼ロボット工学3原則が家電の法則に過ぎないとかいうのは、ファンジン的冗談としては面白いけど納得はいかないな。工業製品が人に危害を加えちゃいけないのは確かに当然。だけど家電には意識はないからね。で、アシモフが描くところのロボットはどうだったかな?
    そんなのどうでもいい、とにかく家電なんだ、と思っているような人が奴隷制を世の中にしくんでしょうけどね。たぶんそういう人は、意識や自由意志があるものに対して強制しちゃうところがまさに奴隷なのだ、ということが理解できないんだろうな。
    また、あれは常識的な人間が守るべき法則だとも言われたんだけど、これまた非常識な人間である僕にはぜんぜん納得いきません。俺は第一条にも違反するしなあ。
    要するに、僕があれを奴隷の法則だと書いた理由の一つは、自分で自分のことを決められないのは、まさに奴隷だと思うからなのだ。
    こう言ったら「若い」と鼻で笑われたけどね。だから言ってるでしょ、年は取りたくないって。
    ▼オムロンと共同してペットロボット(メンタルコミットロボットだったっけ)を作っている研究室ってどこだったっけ? 資料がどっかいっちゃ出てこないんです、誰か教えて下さい。
    ▼7年くらい着たシャツの両肘に穴が空いてしまった。やっぱ安物は長持ちしないね。
    ▼課題図書。グレゴリー・M・マクレガー『デッド・スピン』DHC、マロリー探索隊を描いた『そして謎は残った』文藝春秋、石川清『あぶないカギ屋の事件ファイル』三才ブックスを読了。
    ▼環状じゃないのにおかしいじゃないかと都知事にかみつかれていた都営12号線は「大江戸線」という名前になることに決まったらしい。なにそれ。
    ▼CNNから、Rare solar wind silence opens window into sunそんなことあったってことも知らなかった。そういや来年は、ひょっとしたら北海道でなら赤いオーロラが見えるかもしれないなあ。
    サンタを追跡するNORAD。Javascriptをオンにしてないとダメだけど、日本語ページもあるのが凄い。でもIBMっていうロゴは間抜けじゃ。
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  • 99.12.15
  • ▼hotwiredから。期待はずれなマイケル・クライトンの新作『タイムライン』。ボロクソ言われてますなあ。『量子宇宙干渉機』みたいな話なのかな?
    ▼イギリスでは最近、ガーデニングと鉄道模型を組み合わせた<ガーデントレイン>というのが流行っているそうだ。日本でこれができる人は少なそうである。
    ▼Y2Kで停電が心配な人たちが練炭や豆炭を買い求めているそうだ。一酸化炭素中毒による死者が増えそうな気がするが…。
    ▼大阪大医学部加齢医学講座の森下竜一助教授らが心筋症の遺伝子治療法を開発したそうだ。
    ▼毎日インタラクティブから、[究める]京都府立医大生化学教室助手・里見佳子さん(45) 12月6日 。がん予防成分を含む食肉づくり、だそうである。第2世代の遺伝子組み換え食品づくりが着々と始まっている。
    ベストサイエンスブック'99にパラパラと投票が集まり始めた。皆様もよろしくどうぞ。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,470。Vol.081配信。


  • 99.12.14
  • ▼29になった。僕にとってのY2Kとは、2000年に30の大台に乗ってしまうことだと気が付いた。
    ▼というわけで、でもないのだが、旧・職場の先輩と男二人でしゃぶしゃぶ。たらふく食う。なお店員さんはパンツ着用している店です。
    ▼帰宅すると分厚い本が三冊入った紙袋がぶらさがっていた。そうか年末進行だー。
    その後電話で雑談する。テーマは優生思想についてなど(笑)。
    ▼MSNジャーナルから、
    潜水艦でクジラの鼓動を追う
    ▼森下一仁さんのベストSF '99 始まる。
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  • 99.12.13
  • ▼久しぶりに原宿で山の手を降りた。表参道をブラブラ歩き、南青山で行われた動物行動遺伝子のシンポジウムへ。<探索から農林水産技術へ>というタイトルはやっぱり虚仮威しというか、予算取りのためのものだったようで、ごく「普通の」行動遺伝子の話だった。山元大輔氏の話はちびちび読んでいる『環境昆虫学』東大出版会のほうが分かりやすかった。
    あと本当はどうでも良いんだけど、くだらん質問も多かった。大学に所属している人間が、論文読めば分かるようなことを質問するな。
    ▼昨日の日記に対する反応ありがとうございます。ロボット工学3原則は人種差別主義的傾向のあったキャンベルが作ったものをベースに、面白い話を書くためにアシモフが一つの「しばり」として考えた、というところがどうやら真相に近いようです。そういやキャンベルのことなんかすっかり忘れていたよ。
    ▼左目の痙攣がいつまでたっても収まらない。一ヶ月くらい続いているような気がするが、自律神経失調症だろうか。疲れているとは思えないのだが。目は疲れているかもしれん。
    ▼人間はY2K問題起こさないから大丈夫でしょう。しっかしなあ。Y2K対策と称して様々な工事が行われ、それによってユーザーがコスト(含む無駄な時間)を負担させられている現状は納得いかないなあ。確かに備えあれば憂いナシなんだけど、もうちょっとましな備え方をしてくれ、と思っている人が結構いるんじゃなかろうか。
    ▼ITニュース
    講談社など出版8社が仮想書店・来春、ネットで「電子文庫」
    ▼毎日インタラクティブ「手軽に注文、市場拡大?」 ネット経由の書籍販売
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,182。Vol.25配信。休刊にすれば良かったかも。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,415。


  • 99.12.12
  • ▼課題図書の五條瑛『スリー・アゲーツ』集英社、読了。やられた。電車の中で読んでいて思わずツボにはまりそうになり、困った。ストレートな話だしケチをつけようと思えばいくらでもつけられる、主人公は甘い奴でセンチな話なんだけどさ、僕は支持する。他2冊は本当にどうでもいいような本だった。それ以外の読書はあまり進まず。
    山形浩生『新教養主義宣言』晶文社の頭のほうを読んでいろいろ思う。いろいろ思うけどやっぱ一番思い出すのはアメリカでは『Scientific American』が25万部以上売れているということだ。いろんな人に言ったことなのでもう聞き飽きた人もいるかもしれないが、多分アメリカには階級意識みたいなのがあって、ある程度以上の連中にとっては『Scientific American』すなわち『日経サイエンス』くらいの雑誌を買って読むというのは、いわば日本のサラリーマンがスポーツ新聞を買って読むのと同じ様なレベルで「教養」なのだろう。でないとたかが人口2倍の国で日本の10倍もあんな雑誌が売れるわけがない。日経サイエンスの人たちは本国の連中が来るたびに「なんでそんなに売れないんだ、お前らの努力が足らないんだろ」と言われているらしいのだが、問題は編集部にあるのではないことは明らかだと思う。もちろん問題は科学のみに留まらない。たぶんほとんどのジャンルで、あのレベルの知識が一般教養であるという連中が、欧米にはわんさかいる。日本にそんな人たちがどのくらいいるだろう? これは日本にはエリートがいないと言われる所以なのだが、だからどうすればいいのかということは僕には分からない。
    ▼クロネコメール便って日曜でも配達してくれるんだな。知らなかった。しかも不在でも大丈夫らしい。荷物や書類を急いで届けようと思ったときに宅配便で送る人がいるが、あれは逆効果である。なぜなら、宅配便は不在だと受け取れないからだ。また郵便の速達もよくない。これまた不在だと受け取れないからだ。普通郵便で送るのが一番はやかったりする。
    RIKIさん製作の「SFの法則」をボーっと見ていて改めて思う。アシモフは「ロボット工学3原則」をどこから考え出したのだろうか?
    ちなみにアシモフのロボット工学3原則とは、
    1. ロボットは人間に危害を加えてはならない。
    2. ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし第一原則に反する命令はその限りではない。
    3. ロボットはみずからの存在を守らなくてはならない。ただしそれは第一、第二原則に違反しない場合に限る。
    というものである。これ、「ロボット」というところを「奴隷」と言い換えても意味が十分通じる。つまりロボット工学3原則とは奴隷の法則なのだ。アシモフも自覚していたと思う。で、実際にはどこから考え出したのだろうか? アシモフに濃くない僕には分からないので誰か教えて下さい。
    ▼NHK『サイエンスアイ』の再放送を見る。テーマはロボット。でもスタジオゲストは早稲田の橋本教授だったし、Vロケも早稲田だけで1V。早稲田の表情ロボットが、皮を被らされて少し人間らしくなっていた。でも「リアルな表情」は誉め過ぎだと思う。そろそろそういう研究室万歳的なコメントはやめようよ。あとは電総研・松井俊浩氏による「秘書ロボット」とか。あっちこっちで似たような企画が行われている。
    ▼『所さんの目がテン』は鼈だった。鼈鍋食いたいなー。
    ▼「太陽とシスコムーン」の新曲を初めて耳にしたが、この時期に「最高」っていうのはまた凄い歌詞だな。関係者でもいたのか?
    磁石ってすごいね。東北大金研一般公開のウェブから。えらく充実してるなあ。もうちょっと頑張ればこのまま教材にもできそう。
    ▼『知ってるつもり』は科学者の罪と罰というテーマで、原爆とその後のアインシュタインや湯川の話。ありがちな構成で、相対論、原爆と展開し、最後は湯川たちがやっていた世界連邦建設への夢で締めくくられていた。
    これはこれで一見まとまっているように見えるのだが、今世紀末の番組がこんなのでいいのかなー。というのは僕は、世界連邦だとか人類皆兄弟という思想は<人類の進歩と調和>をテーマにした70年万博と共にピークを迎え、そして滅んだと思っているからだ。そういう考え方が、ある程度現実性のある夢として受け取られていた時代は既に過去のものだ。人類が一つにまとまるなんてやっぱり幻想だったんだと誰もが気が付いてしまった今の時代には、新しいビジョンが必要なのではないか。一つにはまとまれない人類、みんな仲良くとはいかない人類、そういう矛盾を抱えた存在としての人類の、今後の新たな理想が。
    むろん一つのTV番組にこんなことを要求しているわけではない。
    ▼zdnetから、ソフトバンクのバランスシートに見る,Ziff Davis売却の「理由」
    ▼東京都立衛生研究所のインフルエンザウイルス情報が面白い。
    ▼来年から「SF」のほうを畳もうかなあ。
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  • 99.12.11
  • ▼みんなで口をそろえて「締め切りは月曜日です」というのはやめてくれ。お前らみんなグルなのか?
    というわけで、ぼちぼち始まりつつある年末進行と闘う今日この頃なのだが、昨年の
    ひらやまさんに続き、今年は中澤港さんから「やらないのか?」と言われてしまったので慌てて<ベストサイエンスブック>のコーナーを作る。皆様、ご投票よろしくどうぞ。
    ▼ロボットいろいろについての原稿をザッと書く。いろいろ紹介するとなると本当にザッとしたものになってしまう。一般にあまり出てこないところも一応おさえたつもりだが、なんかスカッと抜け落ちている重要なものがないかどうか心配。でもどちらせによ、なんでもかんでも紹介できるわけもないからなあ。北から順繰りにいろいろ紹介するような記事をやれたら良いのだが。誰かそんなのやらせてくれないかなあ。
    ▼そういやICCが招いたイベント、世紀末マシーン・サーカス!!サヴァイヴァル・リサーチ・ラボラトリーズ(SRL)は、けっこう面白いらしい。
    ▼先日聞かれたことなのだが、車に初めてラジオが着いたのはいつなのだろうか? 東京モーターショーで配られていた<日本の自動車100年の歩み>にも掲載されていなかった。本でも結構なので、何か情報をお持ちの方は教えていただきたい。
    ▼MITメディアラボが特集されている『東洋経済』をめくっていると、なんだかメディアラボは本当に凄いんだろうか?っていう気になってくる。凄いのは営業力だけじゃないのか、なんて思えてくるのだ。
    ▼ユニチャームの社長が『ブロードキャスター』に出ていたが、いかにもイノベーションしまくっていくタイプの企業の社長という感じで面白かった。
    ▼hotwiredから、希望の光をともす人工角膜
    日本火星協会って、なに?
    ▼zdnetから、Barnes & Noble,IBMのオンデマンド印刷技術導入。本屋で印刷、なんて時代がくるのだろうか。いっぽう、電子書籍で初のベストセラー誕生
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  • 99.12.10
  • ▼「ご懐妊のきざし」。育児やベビー銘柄に買い注文だそうな。私の近辺でも様々なメールが飛び交ったが、内容は秘密。
    ▼曙橋で麹町方面の会議。その後、赤坂でお台場方面のブレスト。
    ▼別冊宝島481『ロボットの未来』購入。判型が変わって初めての購入だが、内容も含めていかにも薄っぺらい。あの独特の濃さみたいなものが別冊宝島に戻ってくることはもうないのだろうか。
    ▼【
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  • 99.12.09
  • ▼慶応日吉キャンパスに行き、その後、恵比寿の『COOL TOYS』編集部に行く。
    ▼一人で鍋ばかり食べるのにも飽きたので、ケンタッキーでコレステロールを摂る。食い過ぎで胸がむかむかする。これが胸やけというものなのだろーか。嫌だなー、年は取りたくないものだ。
    E-Commerceには土地が必要。当たり前である。
    ▼おっと、橋本さんに素朴な質問をしたら、詳しくコメントして頂いている。ありがとうございます。
    なお私がした質問とは「CO2削減とNO削減は相反する目標だと思うのですが、 結局のところ手段は触媒と燃料改善しかないのでしょうか。 それだと結局のところ、限界があるのではないかと思うのですが。どんなもんなんでしょう?」というもの。
    ▼最近実にヘルシーな生活を送っている、つまり夜寝て朝起きているので、眠くて仕方がない。というわけでもう寝ます。
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  • 99.12.08
  • ▼茶碗が割れた。
    ▼昨日の日記から続く。ヒトの繁殖価がのピークは確かに思春期ですが、そのあとの減少率はヒトの場合かなり「なだらか」なんですよ(『人が人を殺すとき』P.129)。なんせ人の繁殖可能期間はかなり長いし、おまけに子育て期間を重複させてますから、ややこしいですね(『
    性の進化、ヒトの進化』)。あと、一個体一個体が適応度を「意識的に」測っていると思っている人は誰一人としていないでしょう。説明する必要はないと思うんだけど、いちおう進化生態の本としては『生き物の進化ゲーム』が出たばかりだし手頃。
    ▼ちなみに、殺人率の年齢カーブというのも知られていて、男性のそれは20歳代前半にピークがあります。
    ▼総じて、統計に文句を言うには統計で文句を言い返すのが良いと思うんですが、進化心理学とか言い出してまだ20年経ってませんからねー。『人が人を殺すとき』の著者達も言っていることですが、まだデータそのものが取れていないというのもいっぱいあるでしょう。考え方が逆転することもあるでしょうね。ただ、進化で考えようというときには、基本的に、どういう振る舞いをする個体が子孫を残しやすいかということだけを考えるのだということを念頭においておく必要があります。「適応的」というのはそういう意味なんですから。でないと批判のつもりがピントがずれてます、ということになりかねない。
    ▼なお『人が人を殺すとき』の訳者の一人で、日本でこの分野の旗振りをしている長谷川寿一氏らは日本での殺人率を経年的に分析したりしています。彼らの研究によると、日本ではここ数年、殺人カーブが消えてしまったそうです。つまり若者による殺人が減少した、と。どうも社会全体の「豊かさ」では説明できないため日本社会特有の現象かもしれない、一体なぜなのかということは今後の課題とされている模様。この辺の話のおおざっぱなことは『知覚・認知・感情』という本にも書かれています。長谷川寿一氏って単著あったっけ?
    ▼まあでも、こういう話を聞いて、まず「ホンマかいな」と思うのが健全な態度であろう、ということについては賛成。今後どういう方向に研究が向くか分かりませんが「人間の進化的理解」という研究が目指すものは、どうやら心理学を生物学の中に取り込もうという動きのようです。その辺にも目を配っておく必要があろうかと。
    ▼ただし、生物学的=決定論だとかレッテル張りだと思っている人が未だに結構いるようですが、決してそういう考え方ではないことにも留意してもらいたいと思う。個々の殺人者の個別の理由まで進化生物学で論じることはできないのは自明です。ていうか、もしそこまで言っている人がいたらちょっと頭おかしいと思う(笑)。進化心理学が目指しているのはそういうことではないでしょう。
    ▼なお昨日の日記には僕の妄想(冗談ともいう)も混じっている。最近、昔の日記に比べると、妄想が少なくなってきたような気がするし。
    ▼ただ、ヤンチーの群れがサルの群れに似ているという雑談をサルの人としたことがあるのは本当(笑)。たとえばコンビニの前で、何か食いながら座り込んでいるところとか、ボスらしき奴がやってきたらみんな一斉にそちらを向くところとか(笑)←こうしておくと冗談だと伝わるかな。
    ▼ま、「ヒトの中にサルを見る」というのは逆に、まさにヒト的なところなんだろうなと思ったりもする(『他者の心は存在するか』)。とにかくサルの人たちは最近元気ですね。
    ▼放送大学をつけたら、ベンチャーキャピタルの話などが。講師は森谷正規。地方自治体がベンチャー・キャピタルをやるのは、日本的な事情によるものでベンチャーに信用を与えるためだとか、そんな話。そのほか、今後の大企業のありかたの話として日立造船が杜仲茶を作って成功した話など。何か違うような気が。でも社内ベンチャーがあまり成功していないようだというのは当たっているとおそらく誰もが思っているのでは。
    ▼ふと思ったんだけど、理科嫌いに関しては科学者の問題とかも指摘されるしするけども、数学嫌いに関しては数学者の責任とか問題とか言う気にならないな。なんでだろ。
    ▼『脳のなかの幽霊』が品切れ? 東京では未だに平積みされてますよ。
    マルチメディアコンテンツ振興協会成果集ホームページ「コンテンツ ビッグバン」開設。
    ▼YOMIURI ON-LINE Bit By Bitから、ネット注文の本を駅で受渡し。三省堂書店とJR東日本の提携。eSBooksの強力なライバル登場か。いまはまだ店舗数が違うけど。
    ▼ascii24から、IBM、世界最速のスーパーコンピューターの開発に向けた、1億ドル規模の研究計画を発表
    ▼HotWiredから。『マーズ・ポーラー・ランダー』は絶望か。これで宇宙開発への風当たりはますますきつくなるだろうなあ。ならないならならないで、それはまた問題のような気もする。
    ムーミン。ムーミン谷に行きたいねー。住みたいとはおもわんが。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:6,103。なんか復活しないなあ。妄想のせいかな。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,337。Vol.080配信。


  • 99.12.07
  • ▼昼下がり、湯船でくつろいでいたらピンポーン、ガシャッ。「ちわー、佐川急便でーす」。どうでもいいけど勝手に扉を開けるな。
    ▼荷物は某出版社からの原稿と、『北原照久の箱絵図鑑』実業之日本社。ブリキのおもちゃの箱絵集という変わった本である。日本製でありながら妙にアメリカっぽいデザインの箱絵たち。それもそのはず、占領下の日本で作られ「Made in Occupied Japan」を入れられてアメリカに輸出されたオモチャのパッケージが8割を占めているのだ。ページを繰っているとインクと紙のいい匂いがする。「いい本だなあ」とは思うけど、売れないだろうなあ(笑)。
    ▼しばらく前から『人が人を殺すとき』新思索社を読んでいるのだが、いっこうに進まない。なんだか退屈なのだ。
    ▼それと関連して…というわけでもないが、虐待のニュースなどを見るたびに、ヒトはやっぱりエテ公なのだなあと思う。
    『人が人を殺すとき』には「親による現代の子殺し」という話にも一章まるごと割かれているのだが、基本は簡単である。
    「AのBに対する愛情は、Aの適応度に対するBの貢献の期待値に正比例するだろう」。
    つまり親が子に抱く愛情は、親の適応度に対する子どもの貢献の期待値に正比例するだろうと推測される。「適応度」というのは要するに子孫の数だと思って間違いない。子孫を残してくれそうな子どもに親は愛情をかけるということだ。ま、この原理に従えば、親は子供の年齢が増せば増すほど、その子の評価を増すことになる。生まれたばかりの子どもより、思春期を迎えた子どものほうが子どもを残してくれる確率が高いからである。親から見ると価値が高いわけだ。
    この結果、親による子殺しの危険性は、子どもの年齢が低ければ低いほど高いと予想される。子どもを残す可能性が低いからだ。
    そしてこれは、カナダでの統計によって実証されているのである。もっとも顕著な差は1才未満とそれ以上との間にある。しかも、非血縁者による子殺しとは全く様子が違っているのだ。
    ▼話は続く。「親が世話をしようと思うかどうかが、子どもの質や母親の状況の評価を反映したものだとすれば、見込みのない繁殖行動はなるべく早く中止し、そのうち放棄せねばならなくなるような仕事にかまけるのを避ける評価メカニズムがあるはずである(P.131)」。
    興味深いことだが、子殺しの危険性が母親自身の残存繁殖価(=要するに母親の年齢)によって変化することが裏付けられている。どう変化するかは予想できるだろう。母親が遅く産んだ子どもほど、子殺しは減少するのである。
    ▼まあ、こうなってくると、やたら若い二人による子殺しや虐待は、現在の子育ては「(自分の適応度を上げる=ある程度成長する子どもを得る)見込みのない繁殖行動」である、という判断の結果によるらしい、ということになる。
    人間は、どうやら自分が思っているほど自分自身で考えているわけではないらしい。あんまりそうは思いたくないけどね。
    ▼しかし、なぜヤンチーは子どもが好きなのだろうか。そしてなぜ高学歴者には子ども嫌い、あるいは晩婚が多いのだろうか。いわゆる学歴は、適応度には何の関係もないということは、ここからも明かである。また学歴が高いものは比較的収入も多いと予想できるが、それもまた(これだけ社会が豊かになると)適応度には何の関係もないらしい。まあ、ヤンチーとそうでない連中の、どちらがより子孫を残しているのかというデータが取られたことがあるかどうかは知らないが、最近の虐待やらイジメやら、いろいろなニュースを見るたびに、こんなことが頭に浮かぶ。少なくとも繁殖戦略が違うということはまず間違いなさそうだが。
    ▼あ、これ書評に流用しよ。
    ▼『たけしの万物創世記』はアマゾン。一部は『
    シャーマンの弟子になった民族植物学者の話』みたいな内容だった。
    ▼文部省、国際数学理科教育調査発表。まあ予想通りの結果が出ただけのことではある。未だに理科嫌いなぞマスコミの捏造だと言っている人がいるんだからいいのか。
    雲仙の火道掘りの話は、まさに、<インタビュー・メール>にも登場してくれた中田先生の仕事です。編集人としてはよしよしと思う今日この頃。
    電通総研が「日本の潮流 2000」を発表
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  • 99.12.06 曇り
  • ▼「ヒロスエ早大に初登校」が東京写真記者協会スポーツ部門賞に選ばれたっていう話は、日本の新聞のレベルを表しているってことじゃないんですか。まあ「スポーツ部門(文化・芸能)」だから。でもやっぱ脱力。なお協会賞は「台湾大地震」(産経新聞社)。一般ニュース部門(国内)「臨界事故翌日の住民」(読売新聞社)、同(海外)「東ティモール紛争」(読売新聞社)だそうです。
    ▼一方、というわけでもないと思うが読売、
    情報社会論から見た新聞 社会の基本的な価値を支えるメディア。まあ西垣通だから。その他広告とかもあり。
    ▼なぜ紀元が0年ではなく1年から始まっているのかという雑談は『数学セミナー』にも出てましたね。
    銀河鉄道999
    ▼課題図書。最近まるでミステリの人みたいだけどエリエット・アベカシス『黄金と灰』角川書店、読了。「神学スリラー」ってなんのこっちゃ、と思ってたけど、確かにこれは神学スリラーだわ。展開が見えていることを除けば、結構おもしろかった。残り2冊は既読だった。もっと早く送ってくれれば意味もあるのだが。
    ▼将来的にはこうなるのかなあ。いまでもマスコミになら需要はありまくりですが。HotWiredから、オンライン注文の本を数時間で配達。バーンズ&ノーブル・コムによるバイク便配達開始。
    ▼久しぶりに『ニュースステーション』を見たが、むちゃくちゃレベル下がってるなあ。あの司会者はさっさと引っ込めるか、番組そのもの止めたほうがいいのでは。
    ▼HotWiredから、MITメディアラボが世界中に展開。むかしバブルの頃、日本にも、という話があったような気がするのだが。
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  • 99.12.05
  • ▼最近、ちょっと昼寝しようと思って横になったら、そのまま爆睡してしまう。俺の身体リズムは消失してしまったのか。
    ▼『
    所さんの目がテン!』のテーマは蝋燭。蝋燭は炎の大きさ4センチを超えると乱流が発生し、灯りとして役に立たなくなる。だがでかい炎が見たい!ということでカメヤマローソクという世界一の蝋燭メーカー(たぶんここ)で超巨大な蝋燭を作り、さらに宇宙工学と乱流の専門家・平岡センセイの助けを受け、まるで巨大バーナーのようなロウソクの火を灯してしまう。いいなあ、こういうバカっぽいアプローチこそ科学の基本だ(笑)。
    ▼あ、そういえば昨日『紺野美沙子の科学館』の後番組らしき『ダヴィンチの予言』TV朝日を初めて見た。途中からだけど。ゴリラのココが出て、なんかやってました。
    ▼武蔵〜。
    ▼asahi.comを見るとイチローがプロポーズしたのは去年の1月だとか、モーニング娘。で石黒が脱退だとかそんな話ばっかり。世の中平和だなあ。
    <特報・南極調査>間氷期に二酸化炭素など急増(毎日新聞)
    ▼ところで「ミレニアム」についてだけど、僕はお祭りなんだから別に大騒ぎする人たちに目くじら立てる必要はないと思ってる。
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  • 99.12.04
  • ▼寒いぞ。というわけで久々に近所の商店街で材料を買ってきて、キムチ鍋を作る。大量に材料が余ってしまった。たぶんまた3日間くらいキムチ鍋を食い続けることになるのだろう。
    ▼火星探査機Mars Polar Lander、大ピンチ。火星大気突入の飛行経路は完璧だったそうなのだが、いやーな予感が皆の間に広がっているような。カールセーガンの夢は果たして実現するのか。
    ▼全能性を持つ細胞=胎児みたいなもの、というのはむちゃくちゃ違和感があるなあ。いくらなんでも飛躍しすぎでは。まあそこから分化して始原生殖細胞→生殖細胞となるわけだから、100%違うというわけではないですが。なお全能性を持つ細胞には胚盤胞内細胞塊由来であるES細胞の他にも「EG細胞」という始原生殖細胞が脱分化したものが知られています。始原生殖細胞はどうやら「全能性にカギがかかっている状態」にあると考えられており、その「カギ」が何らかの理由で外れると再び脱分化するということらしい。しかしながらES細胞とEG細胞にはやっぱり違いがあるそうで、EG細胞のみで発現している遺伝子があり、おそらく生殖細胞特有の機能に関わる遺伝子だろうと考えられているそうです。
    ▼ascii24から。
    最先端の半導体製造装置が一堂に−−“セミコン・ジャパン 99”が開催
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  • 99.12.03
  • ▼飯田橋の(株)サイネックス・ネットサイエンス事業部に行く。ジャパンタイムズ紙の取材を受ける。ほとんどただの雑談。
    ▼時間が中途半端に余ったので、そのまま市ヶ谷を経由して曙橋まで歩き、麹町方面の会議に出る。
    ▼インターネット・ウォッチの特集、
    探査機「Mars Polar Lander」火星へ
    ▼火星つながりだかなんだか知らないが、「Yahoo!プレス」という雑誌の編集者からメール。電話で話もしたのだが企画内容はともかく、どうもいま一つコンセプトが伝わってこない。しかも、月曜日に別のライターが原稿を挙げてくるのだがそれがつまらなかったら火曜日までに原稿を書いて欲しいという。全く意味不明だし、俺はそれほど暇じゃない。こういう状況では、お互い仕事しないほうが無難ですな、というわけで電話を切る。
    ▼切ったかと思うと別件の仕事の話、こちらは前々から断りたいと言っていた話。ようやく直接僕に依頼してきていたところも、そのまた上とは手を切ったほうが良い、ということにおそまきながら気づいたらしい。だが手を引くためには「おみやげ」を残さざるを得ないらしい。ちっ、めんどくせーなーと思いつつ久しぶりにあるアプリを立ち上げようとするが動かない。まいったな、MacOS 8では動かないのか。
    ▼全般的に、なんかやる気なし。書評書くのすらだるい。
    ▼青林堂「ガロ」10日に復刊。俺にはあまり関係ない話だが。
    ▼そうそう、昨日、池袋にできたパルコブックセンターに行ったんだけど、つまらん本屋になっていた。これからもうちょっと洗練されていくんでしょうか?
    ▼ascii24から。“マルチメディアグランプリ1999”グランプリが決定!
    ▼hotwiredから。宇宙探査計画でも帯域幅不足が悩み
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  • 99.12.02 雨のち曇り
  • ▼池袋へ、打ち合わせ、買い出し、雑談ほか。夜に帰宅したら明日の仕事がいきなりなくなっていた。直前に言うなよなあ。
    ▼スタジオボイスとか、ヴォーグ日本版とか、いちおう未来な特集が組まれている雑誌を購入。これから続々こういうのが出るんでしょうね。でもヴォーグは相変わらず全くポリシーがなくてダメダメな感じ。
    ▼22番染色体、解読終了。
    The DNA sequence of human chromosome 22 Nature 402, 489 - 495 (1999)
    ▼zdnetから。オリンパス,次世代のウェアラブル技術を披露ソフトバンク,医療情報のゲートウェイを目指す
    ▼BizITから。2020年の先端技術、体に埋め込むコンピュータやインテリジェント家電
    期待されるデビットカードと普及の条件。さくら総合研究所。俺も期待している。いまもしクレジットカードが停止されたら、俺はネットから蒸発してしまう。はやく世界中、デビットカードで決済できるようになって欲しい。
    日本惑星協会(The Planetary Society of Japan:TPS/J)
    ▼眠いんでさくさく寝る。
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  • 99.12.01
  • ▼大学時代の先輩が書いていることが判明したiNetGuide歯科。この日記でも何度か触れたことのある怖い歯医者さんです。
    ▼最近、読書ペースに書くペースが追いついていない。読書感想文は書いておけば役に立つのだが、それは「後で」役に立つだけであり、「いま」ということに限れば別の本を読む方が面白いんだから仕方ないといえば仕方ない。
    東海大学出版会HP「太陽の東 月の西」
    青空文庫版・寺田寅彦随筆集・第一巻「自然と生物」。『映画時代』に続いての登録になる。
    これ。ともかく、「研究計画(A4版1枚 、実施可能性はあまり考慮しなくてよい)」は確かに笑えるなあ。
    ▼研究者(の、たまご含む)間交流の話はこちらの日記にも。あと、DGCなんかも異分野交流だと思う。ちょっと巻き直しという話もあるようですが。
    ▼世界エイズデーだったらしい。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:20,232。Vol.079配信。

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