97年12月 diary
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- 97.12.31
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▼起きたらもう日は沈んでいた。紅白が始まろうかという時間だった。ぐうたらだ。
今はあんまり自覚もないのだけれど、何年かたったあとに振り返ったとき、1997年は僕にとって大きなイベントのあった年だった、ということになるのだろう。どういう気持ちで振り返っているか?それは分からないけど。皆様、良いお年を。私の為にも皆さんの為にも、心からお祈り申し上げます。
森山和道拝
- 97.12.30 雨
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▼結局、帰省しないことに決めた。
▼ベッドで読書していたら寝てしまった。いかんいかん。寒いとついもぐり込んでしまう。こんな読書ペースでは予定をこなせんぞ。
▼昨日からやっているテレビ東京「20世紀を変えた日本の達人」。今日は後編。リチウムイオン電池など。リチウムイオンって旭化成だったのか。こういう話になるといつも大田区が出てくるんだよなあ。ウィーンとしぼっていた金属板を仕上げて、おもむろに「これはH-2ロケットのトップです」と語るオジサンはやっぱり格好いいけど。あ、うじきつよしって英語できるんだ。知らなかった。
- 97.12.29
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▼V録しておいた「所サンの目がテン!」総集編を見る。あの番組で司会をしている魚住りえアナの、数々のTV向きな動きが気になる今日このごろ(笑)。いやー、彼女はほんとTV向きだと思うわ。大きな目もそうなんだけど、あの動きがTV向きなんだな。
▼テレ朝の「テレメンタリー97」は北陸大学の内部告発。学長問題と、25億の融資問題。元文部省事務次官で現在国立科学博物館館長の坂元弘直氏もかかわっているという。坂元氏は関わりを否定。デジカムを駆使しまくった最近の「テレメンタリー97」は面白すぎる。
▼夕方、池袋で打合。
その後、本屋で買いだし。新書を何冊か買う。
▼帰省意欲ますます減少中。
- 97.12.28
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▼「日経サイエンス」の編集後記を読むと福田氏がHPをつくったとある。福田氏は時折私に書評を書かせて下さる有り難くも奇特な方。いやいや、本当にありがたいです。というわけで早速見に行った。(^_^)。
本誌のページの方にも、なんとも微笑ましいエピソードが紹介されている。そうかそうか、と思ってしまった私は不遜。
▼ホームページをローカルで開き、「ベストサイエンスブック'97」用に本の選定にかかる。人にけしかけるだけでなくって、自分も選ばないとね。
だーっと頭から見ていくと新年の仕事の資料に使える本を発見。取材に備えて早速段ボール箱を漁る。こういうことがあるから本が捨てられないのだ。
▼と、作業をしていると久しぶりに投票が!いやあ、有り難いです。皆様もぼちぼちとよろしくどうぞ。今日はお二人からご投票がありました。有り難うございます。現在の結果はここ。
▼日曜日だが郵便が届く。でも別に郵便局が偉いとは思わないな。いつもより配送は遅れてるんだから。送ってもらったはずの本も届かないぞ。年内には間に合うのか?
それはさておき、届けられた「大学の物理教育」誌を読んでうむむと頭をかく。うーむ。
- 97.12.27
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▼昨日の日記は早めにアップしたのでこれは<続き>。
▼政党助成金がそんなに欲しいかねー。毎年毎年よくもまあ…。
▼みんながカヲル君を握りつぶして首を落とす季節がやってきた。TBS「藤井流」ゲストは庵野秀明。ラヴ&ポップは「映画館のなるべく後ろの方で見たほうが良いですね」だそうな。
▼会社が潰れてだからなんだっつんだ、バーカ。
▼冷えるなあ。
▼Yahoo! JapanのBest Web of the Yearの結果を見に行く。投票が行われていたことも知らなかった企画だが、結果を見てなんだかがっかり。つまらん。
▼いよいよネットも静かになってきた。僕の周辺の人たちの内かなりの人が職場や学校からメールを出しているのが良く分かる。ああ、普段メールの山に埋もれているだけに、来なくなると退屈でしょうがない。掲示板の書き込みやウェブのアップデートも停滞しているもんなあ。というわけでメール下さい>ALL。
▼「週刊テレビゲーマー」って休刊になっちゃったんだなあ。TV欄をなくしてアイドル情報を減らしたのが裏目に出たのか。
ちなみに僕の「アーマードコア」は5位で止まっている。この2,3日プレイしてない。生身のカラダでは勝てないのかも、と思ってしまったり。火力が足らないんだよなあ。クラッシュバンディクー2は相変わらずの出来。
- 97.12.26 曇り、だったらしい
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▼昨日は日記をアップするのを忘れていた。
▼今日は、起きて時計を見ると「8:30」。あれ?あれれ?と思ってTVを付け、やっぱり午後だったか、と納得。コンビニへ弁当を買いに行く。
▼TVはつまらない。メールニュースも年末年始休みに入っていく。つまらんなあ。俺は年末年始どうしよう。実家が遠いと帰るのも面倒だ。
▼アスキーとソフトバンク、いよいよ大変か。
- 97.12.25
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▼昨日買ってきた「SCIaS」と「日経サイエンス」をめくる。どちらも結構面白く、ふむふむと読みふける。ちなみに「SCIaS」には「ベストサイエンスブック'97」の広報も載せて頂きました。どうも有り難うございます。
岩波「科学」も読みたいな、ということで図書館へ出かける。ところが近所の図書館には「科学」はなかったのだった。
仕方なく自宅に帰り、メールを書き書きした後、出かける。池袋の本屋に行き、2時間くらいじっくりと品定め。最近のリブロの棚は見事に「編集」されている。すばらしい。
▼その後、ワイアードの揖斐氏と打合せ。
- 97.12.24
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▼ネットが空いている。学生、研究者、社会人は忘年会で忙しいらしい。そろそろ休みの人もいるだろうし。俺には何も変わりがない。それは良いのだが、アクセス数も最近下降中。いかんなあ。
▼「SPA!」リニューアルおめでとうございます、と私も謎のコメントを残しておこう(笑)。
- 97.12.23 曇り時々雨
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▼野尻さんの掲示板で「今週の鶴田謙二」というページがあることを知る。
▼ニッテレの特番、一番面白かったのは北朝鮮の映像。「北朝鮮は巨大な演出国家」と語る。
▼「ザ・テレビジョン」年末年始合併号をめくる。おう、いろいろとあるなー。WOWOWもこの時期は押し切りだなー。エヴァの「DEATH (TRUE) & REBIRTH」を見る為にWOWOWに入った人も、後悔はしないだろう(笑)。しかし「TRUE」って、どこをどう直したんだろう?TVパラダイスのイラストコラムは爆笑。
- 97.12.22
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▼池袋へ本の買い出しにでかける。早めに行くつもりだったのが、ついうたた寝をしてしまい、駆け足の本屋まわりになってしまった。
▼その後、上野へ。大学のサークル連中で集まって忘年会。すき焼きを食べる。話題はアーマードコアとネット(笑)。
- 97.12.21
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▼映画監督・伊丹十三氏、昨日飛び降り自殺していたことが報じられる。唐突な事件に、全てのニュースはこれで吹き飛ぶ。沖縄の住民投票の影も薄くなった。もちろんピカチュウも。
- 97.12.20
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▼プロ野球選手脱税事件で裁判長が一喝した、という話を初めて聞いた。被告の鳥越某が、まず「迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」的なことを言ったことに対して「罪を犯したことについてどう考えているのか。迷惑をかけたことは、その次でしょう!」と言ったそうな。
よく電車の中で見かけるのが「ほらほら、そんなことしていると怒られるわよ」というバカ親。それに対して「そういう問題じゃない!」と言ったようなもんだ。裁判長が偉いんだか、その怒られた野球選手がバカなのかわからんけど。怒られるからやらない、というんじゃダメなんだよ。でもそうやって子供に言っている親の多いこと多いこと…。
そーいえば座席の上で飛び跳ねているガキに対して怒ったら(別に「叱った」わけではない。そんな義理はない)、親に「この靴は買ったばかりで綺麗なんです!」と言われて、思わず二の句が接げなかったことがあったなあ。一瞬遅れでガオーと吠えたら、どっか行ったけど。あーいう親に育てられたガキっていうのは将来どうなるんでしょう。ああ、最近言葉が荒れているなあ。心が荒んでいるのかも。
▼TV上での<ポケモン騒動PTA会議>はまだ続いている。
僕はウィンキーズっていう目に張るサングラスシール?にびっくり。
▼「ワイアード」誌の表紙、誰これ?と思わずページをめくる。名前にびっくり。ひえー。いやあ、たしかに言われれば分かるけど。。。映画見に行きたいな。
▼昨日つくって一晩寝かせておいたシチューを食べる。
- 97.12.19
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▼もう書かないつもりだったけどやっぱり書かずにはいられないポケモン騒動(既に「事件」そのものから話題は遊離しつつある)。橋本総理のレーザー光線事件(これホント?)に続いて、小泉厚生大臣「洗脳に近い状態なのかなあ」と発言。今更だけど、日本の政治はホントに大丈夫か?この件に関する政治家達(いやそれだけじゃないな。各界名士やニュースキャスターも入れようか)の発言を集めたら面白いかも。
ありとあらゆるメディアに登場したポケモン。これがポケモンの「宣伝」に繋がったことは間違いない。この事件、今後どうなるんだろう。まあいいや、俺には関係ない話。任天堂の株も持ってないし。
▼個人向け衛星インターネットいよいよサービス開始へ。これはさわったことあるけど、ホントに速いっす。一方でNTTは「xDSL フィールド実験」へのモニター参加者募集。いよいよ高速回線時代到来か。でも僕はいまだに超低速。
▼昨日からワインにつけ込んでおいた肉を取り出してシチュー作り。スチューというと菊池光風。
- 97.12.18
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▼「アーマードコア」のやりすぎで指が痛い。未熟者。
▼あちこちの編集者やライターの方々が、年末進行をかけ声に、電池切れ寸前まで遮二無に頑張っているらしい。僕の方は、電池の余裕はあるのだが仕事が切れている(笑)。というわけでアーマードコアなんだけど。
▼そろそろ12月も後半、世の中はクリスマス。みなさん、ぼちぼち「ベストサイエンスブック'97」をよろしくどうぞ。
▼近所に不思議なほど安い肉屋がある。ビーフシチューを作るべく、そこでバラ肉を買い、安いワインをスーパーで購入。さて自宅に帰ってワインを空けようとしたら、コルク栓を回す度にワインの瓶の口がピキピキと砕けて割れていく。うひゃー。
▼NHKの「YAT安心宇宙旅行」のビデオレンタル・販売取りやめ。どんどん影響が広がりつつあるテレビ東京のポケモン事件ページはここ。
- 97.12.17
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▼うとうとしながらひたすら寝る。起きなくちゃなー、と思いつつも、風邪引いてるみたいだからいいやと自分を納得させつつ眠りたおす。起きたら5時30分。
▼メールを読み、テレビをつけるとやってるやってる。ポケモンばっか。だから、光過敏性てんかんだってば。てんかんについてはこことかこことかを見よ。うしろの方が光過敏性てんかんにはくわしめ。
僕は新聞とってないから知らないんだけど、もらったメールによると新聞の見出しは「電脳時代の落とし穴」「ポケモン光で倒れる」あと、ポケモンが襲いかかるとか何とか、そういうものだったらしい。
MLなどでも、昔プロレスを見て大勢の年寄りが失神した事件と結びつけたり、ホラーの「リング」と結びつけたり、まったくもう、って感じですね。まったくもう。
しかしTV局も情けない。ちょっと自社のデータベースを引けば、むかしから起きている「光過敏性てんかん」の番組などはざかざか出てくるだろう?TVゲームを暗い部屋でやるな、って騒ぎにもなったはず。確か特番もあったと思う。なんのために解説委員を飼っているんだろう、まったく。
ポケモンは今のままだと、まず打ち切りでしょう。テレビ東京は、もともと騒がれるとすぐ打ち切るところだし(ほら、酒鬼薔薇事件のときとか)。警察まで業務上過失傷害を視野にいれて動いているそうだし。救われるとすれば、視聴者からの電話とか葉書とかが、どのくらいスポンサーと放送局双方に来るか次第でしょう。打ち切りになっても、ある意味仕方ないようにも思うし。「知りませんでした」ではすまないんだから。
しかしなー。TV番組にもこれからはPL法が適用されてしまうのかなー?
▼光過敏性てんかんの話、どこの本で読んだのか分からない。まったく、なんの為の書評ページなんだか。曖昧な記憶によれば、馬車に乗っていた人が、木漏れ日のキラキラを見ている時にてんかんの発作を起こしたことから注目された症例ではなかったかと。たしかメカニズムもある程度解説されていたはずなんだけど、肝心の本が見あたらないんでは。。。ダメだな、こりゃ。ま、てんかんについては専門書もいっぱいあるから、そっちを見て下さい。一言でいえば、抑制系のフィードバック不足。
▼注文しておいた「生物系統学」東大出版会が届く。著者割引で頼んだのに、郵送料がかさんであんまり得してない。結局5000円以上取られるとは。ちょっとこのシステム、なんとかならんのか?
▼柴野先生からのお葉書によると、宇宙塵40周年記念「塵も積もれば─宇宙塵40年史」が出版芸術社から出たそうである。「出たそうだ」と書きつつ、実はもう書店でぱらぱらとめくったのだが(笑)。3000円の定価に負けて購入しなかったのだ。いろいろと面白そうだったんだけど。やっぱり買っとこうかな。同時に「日本SFの軌跡─宇宙塵傑作選」1、2も同時に出たそうです。こっちの定価は各1800円。
- 97.12.16
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▼宝塚に「宙組(そらぐみ)」というのができたそうな。すげー名前。宝塚好きな人って無茶苦茶多いんだけど、どうしてかなー。俺にはよくわからん。
▼原稿を書いてそのチェックのために大わらわ。くそー、専用線が欲しい。電話を切ったり繋げたり、めんどくさくてしょうがない。やっぱり一度専用線の味を知ってしまったらそこからは抜け出せないのかも。
▼この日に書いた「MIB」のチケットを持って新宿へ。待ち合わせ場所の紀伊国屋東口店は久しぶり。SFやホラーの棚は見やすくてグッド。でも理工書はダメだな。MIBの方は、よくもまあこんなくだらない映画を(笑)。誉めてるんだよ、これ。
帰宅後再び原稿書き。ニュースではポケモンのアニメを見て発作を起こした子がどうのこうの、という話。多分あれは「てんかん」の発作でしょう、あくまで多分だけどね。
HPのアップは寝てからにしよう。もう眠いや。
- 97.12.15
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▼今日は天気が良かった(かつ早起きした)ので洗濯をし、布団を干す。
▼原稿を一本書いてメールしたあと、再びひたすら「アーマード・コア」。ミッションほったらかしで、アリーナでひたすら闘う。天気が良いって言うのに、まったくもう。
▼というわけで書店と、こまごましたものを買いに行く。AERAの表紙になんじゃこりゃ。表紙の人の部分だけ立ち読み。何冊か欲しい本があったが、今日はおあずけ。
今日は充実しているなと思って本でも読もうかとベッドにうつぶせになって読み始める。と、10分で爆睡。電話がかかってくるまで4時間も寝ていた。こうして僕の読書時間はどんどん減少するのだ。
▼サイエンスMLでの話題。科学10大ニュースを選びましょう、というもの。
- 97.12.14
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▼27になってしまった。ああ、やだやだ。
▼「アーマード・コア ファンタズマ」をやりまくる。うむー。
- 97.12.13
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▼横浜国立大学へ行き、数理科学セミナーを聞く。その後の懇親会も含め、面白かったです。名刺のURLからここへいらっしゃった方、ようこそ、有り難うございます。私はこういう人間です。これからもよろしくどうぞ。
▼文庫になった「シェルパ斉藤のいきあたりばっ旅」を読みながら思う。人生もヒッチハイクに似ている、と。私は会社という電車から途中下車したのだが、この数ヶ月間、多くの人に「乗せてもらった」。親指はさしづめこのホームページか。
しかしやっぱり、ビーパル系の「旅」くらいの話には共感しやすい。これが「もの凄い冒険」になってしまうと、なかなか共感できなくなってしまう。人とあまりに違うことだと、本も売れない。この手の本のスタンスは難しい。
- 97.12.12
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▼起きるとテレビ東京で「奇跡の時」という映画をやっていて、なんとなく見てしまう。
▼チベットの7年、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」の文庫が角川から出ているが、あれは、ハインリヒ・ハラー自身の書いたノンフィクションで、ノベライズではない。というわけで買おうかどうしようか迷っている。
▼カップの焼きそばを食べるときにいつも思うのだが、なぜ「かやくを麺の上にあけ」とあるのだろうか?かやくを麺の「下」に入れるのは、焼きそば愛好者の間では常識だ。麺の上にあけるとお湯を捨てるときに一緒に流れてしまう。それを防ぐためである。
- 97.12.11
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▼田町で書物の帝国の溝口さんに会い、ヴァーリィ「バービーはなぜ殺される」を渡す。お昼を食べながら「そーそー、そーなんですよね」的に楽しく雑談。「小説新人賞はこうお獲り遊ばせ」の怪しげな著者のなんだやっぱりそうなんだ的話も聞かせてもらった。お昼まで奢ってもらっちゃって、どうもすいません。次は僕が奢りますから。でも次っていつ?(笑)
▼その足で飯田橋へ行き、ウェアラブルコンピュータに関する講演を聞く。超面白かった。これのまとめをしなくちゃいけないのはしんどいけど(笑)。
▼まる一日延長されて、京都会議終わる。日本は6%の削減目標。150ヶ国が「温暖化防止」という、なにかもやもやしたものに対して議論して、よくまとまったものだと思う。
▼MKタクシー東京上陸。タクシーなんざ使えない僕には関係ないが、たしかにあそこは良かった印象がある。
▼最近、読書ペースに猛烈なブーストがかかっている。どうも僕は、忙しい方が読書ペースも上がるらしい。HPにあんまり反映されてないけど。現実逃避か?ああ、ついついネットにまで…。
▼夏から冬へはあっという間だ、冬から夏へは長いけど。
- 97.12.10
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▼池袋でぴょん太さんに会う。仕事の話と雑談など。お昼ごちそうさま。
▼新宿へ。モデムなどを見て歩く。新宿に来る度にいろんなものを買いたくなる。
ウェンディーズで時間を潰した後、お出かけ、打合せ。中華料理をご馳走になって帰る。
- 97.12.09 曇り
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▼午前中に起きるつもりだったのに、起きたら昼過ぎ。変な夢を見た。小学校時代の同級生が出てきて、なぜか場所は体育館。みんなでたこ焼きとか焼きそばとかを、鉄板でじゅじゅーっと焼きながら食べている。登場人物の顔は二人しか覚えていない。小学校時代ずっと同じクラスだった男一人と女一人だけ。ほかの人物の顔は妙にふわふわしている。
僕は滅多に夢を見ない。なんか気になるな〜。そーいえば二人とも今はどうしているんだろう。
▼見る番組がないので放送大学にチャンネルを合わせると、中世代の話をしていた。福井県立博物館の東氏が出てる。僕はこの人にロケを申し込んで、けんもほろろに断られたことがある。あんな断られ方されたのは後にも先にもいなかったな。おっとこれ以上言うと悪口になってしまう。ま、たまたま機嫌が悪かったのかもしれないし。
▼午後は取りあえず池袋でまた本の渉猟。
▼適当なところで切り上げて、原宿へ。久しぶりに昔の会社の人たちと飲み会。今の僕としては結構な出費だったが、楽しい話を久しぶりに聞けたのでまあ良しとしよう。
でも久しぶりに酒を飲んだせいかなんだか頭痛がする。書評のアップデートは明日に回してしまおう。
- 97.12.08 雨
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▼朝、チャンネルをザップしていると「ふしぎの島のフローネ」の再放送、しかも「さよなら無人島」をやっている。トーストを囓りながら、ついつい見てしまった。
あのシリーズだけではなく、あの頃のアニメに出てくる動物というのは、動物そのまんまだったような気がする。もちろんリアルタイムで見ていたころはそんなことは全く考えなかったのだが、いま見ると動物の描写が実に動物そのまんまというかなんというか、いやー、本当、あの頃のスタッフの観察眼と描写力はすごいと思う。犬は犬だし、サルはサルなのだ。
「ラスカル」にしても、まさに動物そのままだもんなー。記憶に残っていたラスカルはもっと擬人化されていたのだが、いま見直すとラスカルはアライグマそのままで、勝手な擬人化の作業は全く行われていない。なのに記憶にはなんとなく(このなんとなく、というのが実にくせ者なのだが)擬人化されているということは、動物そのままの描写を見ながら、子供時代の僕は、それを擬人化させながら記憶に焼き付けていった、ということなのだろう。多分、実際のペットや動物達の認知も、同じような過程を経るのかもしれない、と思った。
しかし、良いシリーズだったのになあ。いま見ても感動するもんなー。これは我々リアルタイム世代だけなのだろうか?必ずしもそうではないと思うのだが。打ち切りになってしまったのがやっぱり残念。
▼PowerBook G3のスペック(と予想価格)は凄すぎ。速度はPB3400c/240のほぼ倍!でも多分次はデスクトップかな。僕は今までMacintoshはPowerBooK180→DUO280c→2300cとノート一筋だったのだが、いまの状態だとノートよりデスクトップの方が良い。でもディスプレイを置く場所がない。その前に先立つものもないけど。
▼ワイドショーはクリスマスネタばっか。というわけでボサッとカレンダーを見ると、うむむ、今年はひょっとすると、20日から年末年始休みというふざけた奴も結構いるんじゃないか?
▼謎の原稿をファックスで送る戻る送る戻る。短評がこんなに難しいとは思わなかったな〜。
▼郵便受けを見に行くと、わさわさと封筒が。なぜかメンバーの一人をやらされている物理教材ネットワーク協議会の出張依頼書はまあ良いとして(でも自分で自分の出張を認めるというのも間抜けな話)、なんじゃこりゃ、と思ったのはSo-netの封筒。
開けてみると中身は「Men In Black」のタダ券。ひらひらと落ちてきた紙には<SFオンライン・チケットプレゼント当選のお知らせ>。そういえば申しこんだんだっけ。インターネットで懸賞が当たったの久しぶり。いやあ、SFオンラインよ、有り難う!みんな、SFオンラインを見るのだ!(笑)。
- 97.12.07
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▼藤脇邦夫「出版現実論」を読む。面白かった。
▼TBS報道特集は精神障害と共に生きる人たち。テレビ朝日「テレメンタリー'97」は北海道TV制作・盲導犬の「老後」。CBSドキュメントは「死刑廃止論者の父を殺された娘」。
- 97.12.06
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▼とある仕事の契約のことでもめる。金額をいつまでも呈示しない人とは仕事はできない、ということがどうして分からないのかね。これだから心が給料取りの人は…。こっちは明日の生活を考えている身なんだぜ。
▼小学館文庫、あまりに多彩すぎてなんだか良く分からないぞ。ま、文庫で本が出るということは僕のようなビンボー人には有り難いし、場所的にも紙資源の面でも助かるのではないでしょうか、ということでオッケー。
▼ひたすら本を読む。今日だけで4冊?5冊?なんか良く分からないくらい読んだ。ちょっと知恵熱状態かも。
▼知人は「Brain Valley」を買ったらしい。あちこちの掲示板でも買った買ったとの書き込み。うーむ。僕もやっぱり買おうかしらん、などと思ってしまう。でも場所取るしなー。これが実は最大の問題だったりして。
いまや侮れない量の本の山をどうするか。これは大問題だ。カネがないから広い部屋に引っ越すこともできないし。
そそ、「オメガ・プロジェクト」ケネス・リングは9月に邦訳されてます。いちおうお知らせ。
あ、なぜかビンボーネタばっかり。悲しいなあ。
- 97.12.05
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▼森下一仁さんのところで今年もベストSF '97が始まりました。SFマガジンの方には投票しなかった僕も、これには投票しようと思います。
- 97.12.04
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▼先月から続いている掲示板での議論は変態を続け、僕にはすっかり興味がない(正確に言えば「面白くない」)ものに変わってしまった。まあ、やりたいと言っている人を止める権利は僕にはないし。でもどうせやるならば面白いものにして欲しかったなあ。
▼池袋にて本を渉猟。「ダ・ヴィンチ」が私のような人間には全く役に立たない雑誌であることを確認。でも売れているんだなあ、あの雑誌。まあ、僕のHPがアクセス稼いでいるのと同じ理由なんだろう。
▼というわけで、TRCの「週刊新刊全点案内」メールサービスをいまさら申し込む。これまでは世の中の本の99%は俺には関係ないから、本屋をぶらぶらして色々探すだけでいいや、と思っていたのだが、さる事情により、そうもいかなくなったので。
- 97.12.03
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▼SCIaS編集部・鈴木氏から電話。12/19日発売号に「ベストサイエンスブック'97」の広報をイベント欄に掲載してくれるそうだ(^o^)/。有り難うございます。みなさまもよろしくどうぞ。
▼某誌の編集部の方からご連絡。仕事になるといいな、と。
▼先月の日記で「伊地知」と書いてしまっていた漢字を「伊秩」に修正。人の名前を間違えてしまった。今頃気が付きました。どうもごめんなさい。
▼同じく先月の日記で書いた連続暴行犯、逮捕。こういう奴らは「女の敵」ではなく全ての人の敵なんだから、わざわざ「女の」を連呼することないと思うのだが。
- 97.12.02
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▼寒すぎ〜。冷気が床から襲ってくる。
▼お茶の水へ。「科学技術と経済の会」のお仕事でひつじ書房の房主こと松本功さんへインタビュー。僕は主に書記だったのでこんなものをよそ見しながら聞いてました。
- 97.12.01
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▼いよいよ12月。師走。年の瀬。無事に年が越せますように。
▼乳酸菌を増やして食う。いや、ただヨーグルトを作って食っただけなんですけど、こういった方が受けが良いかなー、なんて。。。「ご趣味は?」「乳酸菌を飼うことです。一晩で天文学的に増えるんです。楽しいですよ」なあんて。。。
▼菊池@阪大さんの掲示板で知った「学生、この弱き立場」は面白い。最近、寒くなってきたせいか、「熱いところ」へついつい足が向いてしまう。焚き火にあたりにいくようなもんですね。
▼ニッテレ「超アジア流」。三重県二見町は「カエルの町」なんだそうな。「カエル踊り」というのを町民全員が踊れる、という驚異の町なのだ。いやー、すごすぎ。
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