98年1月 diary
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- 98.1.31
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▼BOOK MLの過去ログを読んでいると「出版社の言い分」というのがあった。そんなもんだろうなあ。
▼広島大学SF研OB東京組+山口大学SF研OB東京組で集まる。いやいや、面白かったです。
▼「ベストサイエンスブック'97」への御投票、どうも有り難うございました。結果はご覧の通りですが、近日中に成形します。あー、なお、締め切り後の投票が若干ありましたが、私の独断と偏見で有効票としました。
- 98.1.30
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▼また訃報。石ノ森章太郎氏が心不全のため死去していたことが報じられる。映画的なカット構成を多用した、くらーい「仮面ライダー」が印象に残っている。
▼今日は「ベストサイエンスブック'97」へ3人の方からご投票頂いた。明日、最終日。よろしく御願いします。
- 98.1.29
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▼いよいよ本当に締め切りの迫ってきた「ベストサイエンスブック'97」をよろしくどうぞ。
▼鈴木氏に僕が質問した内容ですが、「新しい歌を歌え」に収録されてる経歴やエピソード、考え方についてとかの基本的質問の他には、やっぱり解かれないまま残された謎についてとか、そしてそれをなんとかするための「次」はあるのかとか、主人公の行動についてとか、そういった、僕が疑問に思ったことです、はい。
- 98.1.28
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▼「SPA!」のN氏と、鈴木光司氏にインタビュー。「『リング』は人からもらったんです」と申し上げたら「買って欲しいんだけどなあ」と言われる。当たり前だ。
無難な話を無難に伺う。そうでもないかな?聞いたことを書いていいのか分からないので、内容についてはパスパス。ちなみに僕は鈴木氏の小説では「光射す海」が好き。
▼続けて、ウェブTVについての講演の書記。
▼帰宅してメールを読もうとする。畜生、相変わらず調子が悪い。なんとか全部のメールをダウンロード。ばあっと読んでいると、気になるサブジェクトのメールが一通。
知人が死んだ。自室に倒れていたという。享年26才。多臓器障害だったそうだ。数日前まで元気に仕事していたという。僕の記憶では、そして皆の記憶の中でも、とても亡くなりそうには見えない健康的な女性だったのだが、急逝したというのだ。愕然とし、メールをくれた人に電話して確認した。本当の話だった。人の天数は分からない。
- 98.1.27
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▼コンパックがDECを買収、景山民夫焼死、郵政と文部が教育分野におけるインターネット活用促進懇談会設立、大蔵大臣クビ、アクトンが宮村優子の声でしゃべるハブを発売。
▼「ループ」の感想文を取りあえずアップ。
▼晩飯を食った後、本を読みつつ、うつらうつら。まあいいや、このまま寝てしまおうか、と思ったのだが、今日に限って何度も電話が鳴る。しょうがないのでこうやって起きてしまった次第。
電話の一つは原稿を短くしてくれ、というもの。ページが足りなくなったらしい(笑)。笑うしかないよなあ。大変そうなので、急ぎで仕事する。
▼メールサーバーの調子、相変わらず悪し。ご用の方はメールだけでなく電話も下さると有り難いです。
- 98.1.26
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▼「敵対水域」文藝春秋、読了。
▼「ループ」角川書店読了。なるほど、ホラーじゃなくてSFだ、という理由が分かりました。にやにやしながら反則だ、という理由も。たしかにホラーじゃなくてSFですね、これは。完全に。無理矢理ホラーだとすると、クトゥルー神話系のコズミックホラーか。いや、やっぱり素直にSFと言いたい。いやいや、SF以外のなんだというんだ?「リング」「らせん」「ループ」3部作は見事に昇華した。日本SFの金字塔かもしれない。「らせん」にストーリーの破綻を感じたあなたも、きっとご満足頂けることでしょう。なおHPへの感想文アップは一身上の都合によりちょっと先延ばし、ってもう結構書いちゃってるか。いやあ、面白い本を読ませて頂きました。
▼メールサーバが死んでいるらしく、メールが読めない。ぐえー。
- 98.1.25
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▼TBS「報道特集」はナニワ金融道の青木氏の特集。いいなあ、俺も隠居したいよ。でもあれって大儲けだよね。漫画書くよりももうかってんじゃないのか?
▼貴ノ花は本当に風邪なのか?と思っているのは俺だけじゃないらしい。で、本当はなんの病気なの?
▼久しぶりに見た日本テレビ「特命リサーチ200X」は、草思社「記憶を消す子供たち」や「日経サイエンス'97年12月号・偽りの記憶をつくる」ネタにした話。そっちの内容よりも、インタビューで出ていた東北大学加齢機構研究所って名前の方が気になった。
▼昨日エアチェックしていた「パラサイト・イヴ」を見る。早送りしたくなる映画。改めてストーリーへの疑問が湧き出てきてしまった。日本映画の力なさも悲しすぎるねー。
▼「ストライク・ゾーン」文藝春秋、読了。
- 98.1.24
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▼NHK・ETV「未来潮流」は佐倉統さんが案内人で、遺伝子話。出演者は瀬名秀明、中村祐輔、リチャード・ドーキンス、四方哲也、田沼靖一。
内容はいつもながらの「未来潮流」で退屈(いや、遺伝子に関する誤解をよけい広めたかも)。局内で仕事してたころから大声で言ってたことだが、あの枠ってコンセプトそのものがどこかおかしいんだよな。世間とずれている、っていうか、対象がぼけている。知っている人はみんな知っている、知らない人は興味もない、って話ばかりを、だらだらとした構成・演出で取り扱ってどうするんだ。そうは思いませんか?まあ、ああいう作り方なら番組制作側の努力は全くいらないから楽だけど。唯一利点があるのは、出演者の顔が見られること。四方さんてこういう人だったのね。本のほうは今考えてもやっぱり評価できないけど、この番組の中での話は理解できた。しかし、どういう人が見るのかなあ。いや、ひょっとすると文系の人が見るのかなあ?養老先生とか立花隆とかが好きなタイプの人が…。そんな気もする。でもあんな番組に予算使いすぎ。もう俺には関係ないか。
▼昨日書き忘れていたが、電話で聞いた話によるとグレッグ・ベアが来日するらしい。
▼「本とコンピュータ」も相変わらずイマイチ。これで600円くらいなら許せるんだけどなあ。ネットがらみの北京語──ネットを使うことは「上網」、インターネットは「因特網」、WWWは「万維網」はへー面白いな、と思ったけど、そういう雑誌じゃないよね、これ。
▼大学時代の指導教官から電話があった。びっくりびっくり。でも先生も、僕が会社やめた、と言ったら驚いていた(笑)。
- 98.1.23
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▼ツイ・ハーク監督の「ブレード」の一部をTVで見る。まるで「無限の住人」実写版。
キューブリックも新作を撮っていたんだな。知らなかった。
▼日本宇宙少年団YACが、宇宙飛行士にやってもらいたいことを緊急募集中。
「ベストサイエンスブック」にも投票して下さい>皆様。
▼今日は、一日中寝てた。なんだかイマイチだなあ。
- 98.1.22
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▼結局朝まで仕事し、ニュースを見た後、寝る。午後2時起床。メールの山をダウンロードしている間に郵便受けを覗くと「ワイアード」が来てた。見るからに売れそうにない表紙。
▼夕方、池袋へ。新書と文庫を買う。しかし、文庫のほうが新書より高いというのは納得いかんぞ。
▼今日は教育関係MLのミニオフ。既に顔なじみの先生達と居酒屋へ。適当に切り上げ。やっぱり平日というのは問題あったかも。
▼帰宅してメールの山を読む。たまりまくっていたせいで読んでも読んでも減らない。なくならないのではない(そんなことは分かっている)、減らないのだ。はああ。
▼腹減ったなあ。いま午前5時半。メシでも買いに行って、寝よう。
- 98.1.21
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▼どういうわけか眠れず、徹夜。つい考え事してしまったのがいけなかったらしい。いつもだったら眠くなるまで起きてれば良いのだが、不幸なことに今日は朝から取材だったのだ。というわけで、トーストを囓りコーヒーをがぶ飲みしてインタビューへ。
▼午後からは本の買い出し。
▼晩飯を食った後、寝てしまう。11時頃起床。そして現在に至る。テープ起こししなくちゃあ。でもやる気がしないなあ。コーヒーでも飲んで…。
- 98.1.20
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▼帝京大ラグビー部の強姦野郎達が逮捕されたが、顔が出ないな。ああいう連中には社会的制裁を加えてしかるべきだと思っている僕は、その点を大いに疑問に感じた。選手の将来を考えて、って奴だろうか?そんな連中に未来はない。執行猶予もない。ふざけんじゃない。法治国家なんだから法だけにまかせればいい、そういう意見の方もいるだろうが、僕は国家の法律よりも自分の規範を重視する。
▼プレステに公正取引委員会が勧告。
▼やはり、NTTは割引を実施するらしい。6分以上ならNTTの方が得らしい。3分以内ならTTNet。だんだん、電話も大変になってきたなあ。俺はテレホーダイとスーパーLCRを使っているんだが…。
▼日テレ「新橋MH」は宮内洋が出て「ブイスリャー!」ってやってる。この人、本当に変わらないなあ。いつまでもこのままでいて欲しいものだ。
- 98.1.19
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▼朝飯を買いにコンビニへ。女子高生たちは相変わらず生足。雪の時でも生足だったもんなー。しかもコートもハーフ。着てない奴さえいる。寒くないのか、こいつら。
寒くないとすれば、理由は限られる。1)小学生並の高代謝を誇っている。2)海生哺乳類のごとき分厚い脂肪層をまとっている。このどちらかだろう。
オヤジ臭くて嫌になってきた。もうやめる。
▼あちこちのニュースメールでソフトバンクが一部上場したことを知る。まだだったのね。やっぱり大変なことなのか。それよりもMacUserがなくなってMacintosh Wireオンリーになったことの方が僕は驚きというか、やはりというか、だったのだが。
▼同じく話題沸騰だったのが、松竹でのクーデター。まるで映画だよ。
▼ここなどから辿ることのできる、フリーのサービスが大流行だが、e-mailアドレスなどが商売の材料として売られていることを登録者たちは了解しているのだろうか。私はアメリカにサイトを置いているので、英語のDMが結構来る。一日5〜10通くらいか?あんまり気にしてないが。まあ、なにはともあれ無料は楽だしなあ。
▼本を一冊片づけてから、と思っていたのだが、いつになるか分からないので日記に書いておこう。先日、「ウォーレスが流行」と書いたが、もう一つ、ポピュラーサイエンスで流行っているものがある。量子力学の思想への影響を取り上げた本だ。
このHPをやりはじめて気が付いたことなのだが、科学書の出版には、明らかにある種の流行り廃りがある。いやもちろん「恐竜ものは夏に出る」とか、そういう流れには気が付いていた。だが特定のジャンルの本が、世の中のムーブメントとはほとんど関係なく、盛り上がったり盛り下がったりするというのはどういうことなのだろうか。謎だ。学会の先生達が共同し、一斉に出版社へ働きかけたりしているのだろうか?
▼久しぶりにプレステの電源を入れて遊びまくる。本なんかよんじゃいねー(笑)。いかんいかん。
- 98.1.18 雨
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▼岡崎祥久「秒速10センチの越冬」講談社、読了。会社をやめたこと、免許は取り上げ、昔画を描いていたという3点が主人公と共通している俺。本書の主人公は免許停止だが。
▼雪が白く残る中、雨が篠突く外の景色を見るまでもなく、寒い。
▼Nスペのルアンダ虐殺は内容が薄かった。フジ・フィリピンの山下財宝の話は笑えた。本当に黄金出ちゃうんだもんなあ。なんだか嘘臭くて笑っちゃったぜ。
BS週刊ブックレビューの特集はNewton創刊200号。そうか、Newtonは30万部も出ているのか。実売でないにしても、大したものだ。イタリア語版が出ているとは知らなかった。
- 98.1.17 くもり
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▼本屋へ行くとさらに別冊宝島が。最近元気いいなあ。
▼ティム・ジャクスン「インサイド・インテル」、読了。訳者あとがきにあったFACE Intel、Intel Secrets、二つのページへリンクを張っておこう。
▼「世界不思議発見」はウォーレスネタ。番組そのものはつまらなかったけど、最近ウォーレスは本当に流行っているみたい。「ウォーレスの人魚」も古本屋で見つけたら買おう。
- 98.1.16
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▼昼過ぎ、外へ出るといきなり雪かきされていて驚く。びっくり。どうやら近くでガスの漏洩工事があり、そのために雪かきされてしまったものらしい。昨日の夜、ごろごろ転がして作った雪玉は残っていた。こういう時に商店街を歩くと、お店の人の人柄が分かる。
▼原稿が集まらない。みんな、しっかり出してくれい。
▼「週刊地球TV」で高校の倫理社会が凄い学問になっていることを知る。俺も参考図書として購入しようか。
▼直木賞、芥川賞、今年はともに該当なし。一読者である私にはあんまり関係ない話だが…。
- 98.1.15 雪
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▼知人がデータを吹き飛ばしてしまったので、バックアップをメールで送る。人ごとじゃあない。
▼今日もまた雪。もし今後何年か暖冬が続くとなると、これからも毎年シベリア高気圧の元気なさに伴い、首都圏へはこういう湿った雪が降ることになる。いまのうちになんとかしておいた方が良いんじゃないのか?
この間の雪よりも、今回の雪はさらに「エンターテイメント・イベント」としての性質を増した。なんたってTVで特番やっちゃうんですから。不謹慎だけど台風の時「わくわく」する子供と同じですね。しかし、明日の出勤は大変だよ、たまの出来事とはいえ…。プー太郎には関係ないことだけど。
▼書評リンク、SFリンク、ともに追加。
- 98.1.14
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▼警察庁へ電話したりしながら日を過ごす。
▼「タイタニック」を見た。久しぶりに面白い大作を見た。3時間が長く感じられない、というのは本当。パニック映画としても、恋愛映画としても、末永く見られ続ける映画となることでしょう。キャメロンの計算されつくした演出も素晴らしい。卓抜した映像想起力と、それを実際にフィルムに焼き付ける力量、双方がなければできないことだ。
SFXも凄すぎ。きっと、普通の人にはどこが特撮なのか全く分からないだろうし、気にもしないだろう。こういうのを見てしまったら、あとはどうなるんだ。はああ。
- 98.1.13
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▼引き続き、なんだかいま一つの日々。
▼もうそろそろ片づくべき仕事、いまだ片づかず。まずいパターンだなあ、こりゃ。
▼世間では<東証立てこもり事件>発生。しかしなあ、三塚大蔵大臣よ、そこまで人ごとモードっていうのは人質に対して失礼だろうが。俺が人質だったらお前は殴る。
TVを見ていてもう一つ、つくづく思ったことは「オウムの連中は恐ろしい連中だったんだなあ」ってこと。あいつらなら警告なしで毒ガス撒いてるよ、14Fから。
- 98.1.12 雪
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▼昨日は空白の日曜日、ということで。
▼うむー。科学関係のニュースは実に多いぞ。やっぱり時代は思うよりも早く動いている。
▼最近、なんかやる気が起きない。内にこもっている、というか。MLでの議論にも今ひとつ参加する気が起きない。まあ、こんな時もあるか。
- 98.1.10
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▼古本屋に立ち寄ると、そのうち買おうと思っていた本が買われていた。あわてて、「そのうちに」と思っていた本を買う。ついでに他の本も買う。6冊ほど買い込んでしまった。
- 98.1.09
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▼雪が降った翌日は晴れだった。
あちこちに雪だるま。子供は雪合戦。世の中、偉い人たちがいうほどは変わっていない。
▼夕方、新宿へ。雪が残る新宿の夕景は美しい。あちこちのビルから白く凝結した蒸気がもうもうと立ち上っている。雪が払い落とした夕焼けの赤と、高層ビルの中にのぞく、蛍光灯の緋色。空のうす暗がりとビルの白。
- 98.1.08 雪
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▼まず更新が遅れてごめんなさい。実は今有り難いことに忙しいんです。
いまはちょっと一息。「ベストサイエンスブック'97」はちゃんと更新してますから、よろしく>皆様。
▼東京は午後から雪。雪が降るたびに東京というのはなんと脆い街だろう、と思う。
▼取材で毎日コミュニケ。
- 98.1.07
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▼書店へ行って資料を買う。科学技術庁と未来工学会の「2025年の科学技術」は定価2万円というふざけた値段だが、びびりつつもつい買ってしまった。減価償却できねーぞ、こりゃ。
- 98.1.06
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▼名古屋へ日帰り。車中で本を3冊ほど読んだがもう眠い。これから風呂入って寝よ。
- 98.1.05
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▼仕事初め。僕も取材としては今日が初仕事。理研の脳科学総合研究センターへ行く。ここに限らず理研は上から下までぐるぐる回りたいようなところだが、今日は脳型コンピュータの松本元氏のところへ。
▼アクセスログを見ていて異変に気が付く。Yahoo!のエンターテインメント:クール:科学特捜隊カテゴリに本サイトが新規に登録されたことが理由だった。やっぱりYahoo!は効果あるなあ。どうも有り難うございます>Yahoo! 様。初めていらした方、これからもよろしくどうぞ。
▼コンビニ弁当を食べつつニュースを見る。星新一氏が昨年30日に死去していたとのニュースに驚く。僕は氏の作品の真面目な愛読者ではなかったが、やはり感ずるものがあった。合掌。
- 98.1.04
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▼年も明け「ベストサイエンスブック'97」にじわじわと投票して下さる方々が現れ、嬉しい限り。どうも有り難うございます。よろしくどうぞ御願い申し上げます>ALL。現在の結果。
「ベストサイエンスブック'97」へ投票する本を、僕も選んでみた。計10冊に各1点づつ。まだちょっと迷っているのでまだアップしてないけど。今回、なぜ各自の持ち点を「10点」にしたかというと、絶対5冊には絞れないだろうなあ、と思ったからなのです(笑)。でも10冊でも厳しかったな。振り返ってみると、面白かった本が意外と多かった。つまらんのもあったけど。
- 98.1.03
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▼いま「スポーン」をフジではやってるのだが、これ、アメリカではどういう人が見てるんだろうか。とても子供向けとは思えない内容だしなあ。でも最近のアニメで一番びっくりしたのは「トランスフォーマー」だよ。いつの間にフルCGになっちゃったんだろう。しかもなめらかだし。ほんとびっくりびっくり。
- 98.1.02
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▼なんだか眠れない。テレビ朝日で再放送していた、北海道テレビ制作「流氷・白い海」「クリルはるかなる千島」なんぞを見つつ、久しぶりにネットサーフでも、と思ってYahoo!に行くと、「第37回SF大会in名古屋"CAPRICON1"公認の、 宿泊オールナイトコンベンションです。人呼んで“れふこん”!」というページを発見。「れふこん」のページはここ。そうだよなあ、夜、知り合いもいなかったら居場所がないもんなあ。俺は今年はどうしようか。
テレビ東京「失われた文明 中国・力の王朝」も面白かった。この時期の再放送は要チェックだ。
▼結局、瀬名秀明「ブレイン・ヴァレー」と篠田節子「ハルモニア」を買ってしまった。どうせ買うならさっさと買え>俺。僕は基本的にハードカバーの小説は買わない。理由は「値が張る」のと、本棚の省スペース化の為。まあ、自分で自分に出すお年玉みたいなもんか。よしとしよう。
- 98.1.01
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▼新年、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。私にとって本年は新しい年になろうかと存じます。ご迷惑をおかけすることもあろうかと存じますが、なにとぞよろしくどうぞ御願い申し上げます。本年が皆様にも幸多き年でありますように。
▼新年最初のNHK「未来潮流」はロボット。CMUのロボット研究所所長・金出武雄博士が案内人。火山調査用の<ダンテ>や、惑星探査用の<ノマド>を開発したレッド・ウィタカー博士はロボットは宇宙や危険環境でのパートナーだと語る。この研究所には僕も行ったことがある。<ダンテ>もでーんという感じでガレージに置かれていて、これがあの有名なダンテかあ、と思ったものだった。ナブラブという勝手に走る車も一緒においてあったけど、僕が見たときはもっとボロくさいのしかなかった。軍用車そのままというか、そんな感じだった。番組ではずいぶん普通の車っぽいのが出てた。うーむ、進歩したものだなあ、と思う。
ユタ州・ソルトレイクシティーにある、恐竜ロボットや義手の開発などを行っているSARCOS社の話も意外と面白かった。条件付きオペレーションか。ボディ全体(内部も表面も)にセンサーを張り巡らす機械という話そのものは目新しくないが、実際に動くものを見せられるとふーん、と思う。
MITのマーク・ライバット博士の話(というより一本足ロボットやバクテンロボットの映像)は新しいものはなかった。ちょっと残念。新しいものが見たいなあ。ミンスキーの話は変わり映えがしないのであんまり面白くない。出演することに意味がある、といった感じ。
カリフォルニア大バークレー校のKris Pister博士の話はマイクロロボット。折り紙の理屈を応用した構造の話は結構面白い。でもこういうことなら別に海外に出なくても良いと思うんだけどなあ。日本の研究者の話をいっぱい聞きたい今日この頃なのだ、僕は。でもインプラントされたセンサーの話とか、大きさ数ミリのアリ型ロボットとかの話をしてたから、そういう話を聞こうと思ったら海外の人の方が簡単なのかもしれない。その気持ちは分かる。
でも研究者に原稿を読ませるのはやめましょうよ。それにやっぱりテンポがだるいよ。
多分そのうち再放送するでしょう。見たい人はその時にでも。
▼古本屋で購入した「3001」読了。もう新刊じゃないから感想文は書かないけど、みんなが「……」という理由が分かったよ。
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