98年2月 diary
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- 98.2.28
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▼宇宙旅行に申し込んだ人が二人、TVに出てた。なんだ、普通のおっさんだ(笑)。無事行けるといいね。
▼ダニエル・キイス『眠り姫』早川、読了。
▼今月も快調、かどうかは全く分からないが、ワイアードの編集長日記を読む。
▼俺は買わないが、20世紀ノスタルジアのビデオCD−ROMのページをリンクしておこ。
- 98.2.27
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▼身体は相変わらずミチミチいっている。
▼なんとなくこちらではお知らせしてなかったのだが、現在発売中の『S-Fマガジン4月号・脳SF特集』に「周辺書ガイド・脳と心をさぐる35冊」と題した拙稿が掲載されている。文字通りの拙文でお恥ずかしい限りなのだが、ご笑覧下されば幸いである。ホームページ上やメールでお祝いを下さった方々、どうも有り難うございます。
- 98.2.26
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▼起きあがったり立ち上がったりする度に「うっ」とか「くっ」とか気合いを入れてしまう。体中が筋肉痛だ。たまにはこうやって身体感覚を再確認しないとねー、って、ただの負け惜しみだな(笑)。自分の身体がどれだけ鈍っていたか、実感しまくり。はー、こんなに筋肉が落ちていたなんて。ショック。
体中が痛いというのは正確ではない。腕は痛くない。ふくらはぎも同様。背筋も別になんともない。痛いところ、つまり大幅に筋肉が落ちていたのは胸、腹、太股だった。特に胸がひどい。腕も背筋もなんともないのに、腕立てができない。力が入らない、細胞が俺の言うことを聞かないのだ。畜生。5年間さぼっていたツケがこれかあ。しかしここまでひどいとは。
- 98.2.25
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▼概日リズム障害と診断されそうな今日この頃。昨日の夜から今日のことまで。
▼「アイドル王」は松岡由樹。写真集が凄すぎ。でもこの子はイマイチだな。マニア向けグラビアどまりだろうと推測する。
▼ウェブ日記をいろいろ読んでいると、回顧録を書いている人が多いことに気づく。日記を書くことそのものが回顧なのだから当然と言えば当然なのだが、その日一日の事だけでなく、遠い過去のことを思い出して書いている人も多いのである。人間が如何に記憶をリフレインしながら生きている動物であるか、良く分かる。もちろん俺も例外ではない。
▼久しぶりに腕立て腹筋スクワットをして風呂に入った。出るときには心臓バクバク。あー、なんて情けない。ちょっとこれは、マジで身体を鍛え直そう。でも今日は筋肉痛。うひゃー。
▼故新井議員の奥さんが出馬するそうだ。わけわからんなあ。死をもって無実を訴えた夫の無念と言ったってさあ、彼の母親は「みんなやってるじゃないの!」とでかい声で言ってたじゃん。
▼しばらくは読書漬け、自分で自分のクビを絞めたかも。
- 98.2.24 曇りのち雨
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▼昨日は更新しわすれてた。まあいいや。徹夜しちゃったんで、脳内時間は昨日から連続してるし。
▼朝。時間を見計らって池袋へ行き、本を買う。マクドナルドでメシ喰いながら、ひたすら読もうと思っていたのだが、眠気が襲ってきたので帰宅。郵便物が一つ、宅配便が一つ。開封しておおー、とか思っていると、理科教育MLオーナー・高橋純さんから電話。タイミング悪すぎ。オレは眠いのだ(爆)。というわけで暇つぶしの相手を断って寝る。ThinkQuestのセミナーを紹介しといたし、どうせ近々また会えるだろうから良いでしょ(笑)。ところで、誰か彼を雇ってあげて下さい。
▼適当に起床。メールを書き散らして現在に至る。んー、最近またダメダメ・ブルーモードかも。明日は性根を入れ替えねばまずい。
- 98.2.23
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▼なぜかひたすら寝てしまった。寝過ぎか、頭が痛い。
あんまりやる気がしないので、TVをだらだらと見る。普段は絶対見ないような番組をだらだら見る。まあ、こういうのも必要だ。
- 98.2.22
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▼天気はいいが風が強く、寒い。
▼近所の古本屋に行くと、そのうち買おうと思ってた本が売れていた。ちっ。残念。
- 98.2.21
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▼ペリカンの気管ってああなっているのか、とか思いながら「どうぶつ奇想天外」を見る。
▼「ポストマン」はいつ、と書いたばっかりだが、実は刊行されていたことを知る。ただし再版ではなく、改訂版として新しくナンバーも振られての登場。青背もなくなったら大変だー、と思えてしまう今日この頃だけに、売れてくれるといいなと思う。
▼自分と母親を捨てた父親を、手製の槍で刺し殺した男がいたそうだ。こんな話にどういう公共性があるのか分からないが、分かりやすい殺人事件ではある。
- 98.2.20 雨
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▼仕事モードで書評用書籍を選ばなくてはいけないのだが、なかなか難しい。百花繚乱の小説なら簡単なのだが、ただでさえ幅がないところに、面白い本を抜かれたあとではなかなか…。かーっ、これは面白いという科学書があったら是非ご教授下さい。最近、どうも目が行き届かないようなので…。
▼「週刊地球TV」によれば、オーストラリアに動物虐待保護法というのができて、エビやカニは横ではなく縦に割れ、ということになったらしい。
▼ここんとこ数日、夜は科学関係の本ではなく小説を読んでいる。1冊文庫を片づけてから寝ているのだが、夜は小説の方があっているような気がなんとなくしてきた。
- 98.2.19
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▼「1998年2月4日アフガニスタン北東部の大震災について」のHPを水野義之@阪大さんが作ったのでリンクしてお知らせ。
ついでに東海大学地震予知研究センターもリンク。
▼新井将敬衆議院議員自殺。金融がらみの事件はますます時代劇の様相。明日あたり検察庁に、後に「新井メモ」と呼ばれる内容証明付きの郵便が届いて…なんてことがあるわきゃないか。ともあれ検察には、捜査の手をさらに進めてもらいたい。
▼映画「スフィア」のページ。ところで「ポストマン」はいつ再版されるんだろう?
- 98.2.18
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▼徐々に暖かくなってきた。こうして春になっていく。今年もセーターを出さずに冬を過ごしてしまった。
▼書店参り。普通の人なら働いているはずの時間帯に、しょっちゅうやってくる怪しい髪型の男を、本屋のレジ打ちはどう思っているのか。時として不安になる(笑)。小林紀晴の写真集「東京装置」にもあるように、客観的に見て、フリーランス=プー太郎の振る舞いはやはり怪しいと思う。近所で事件が起きたら、怪しまれること間違いなしだな。
▼新大久保へ行く。『日経サイエンス』のバックナンバーが300円で売られている古本屋を冷やかしつつ取材へ。久しぶりだったのだが、取材というより雑談をしてしまって帰る。まあいいか。書けりゃいいんだ。早稲田理工の前を通って馬場方面へ帰る途中、受験生らしき男から道を聞かれる。おいおい、そんなことで大丈夫か?
▼教師の4割が生徒とのコミュニケーションに問題を抱え、3割が同僚教師との間に問題を感じているという調査結果。
▼最近のインターネットウォッチ「インターネットで読み解く!」は科学ファン用か?
- 98.2.17
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▼昨日爆睡して見られなかったETV特集・感染症の時代を見る。Vはなかなか見せるものがあるが、あまりにも当たり前のことしか言ってなくてつまらんなあ。世の中そんなにきれい事だけじゃないでしょうが。そこを突っ込んでいかないのなら、何のために司会がいるんだ?
▼人はなぜ、これほどまでにオリンピックやスポーツに引き込まれるのか。なぜスポーツはこれほどまでのコンテンツと成りうるのか。謎だ。
▼20th Century は科学捜査の功罪。
- 98.2.16
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▼昨日に続き、余寒。
▼真面目に読書しようと思っていたのに、爆睡しまくってしまった。ダメだなあ。寒いとつい布団の中にもぐり込む、そうするとあっという間に眠くなる…。
- 98.2.15
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▼先週エアチェックしておいたビデオを色々と見る。録画してすぐ見ないと、ビデオって見ないんだよなー。ETV特集もまだ見てないや。それはさておき「未来潮流」は相変わらずつまらんなー。篠田節子氏を使ってああいう内容&構成しかできないか?
- 98.2.14
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▼おお、2月も半ばだ。
▼古本屋をぶらつき、ネットの中をぶらついた。
▼「どうぶつ奇想天外!」、前半はいつもどおりのチーターだとかヘビだとかでつまらない。後半、タガメのVは面白かった。タガメは、オスがタマゴに水分を与えたり、上に覆い被さったりしてタマゴを守るのだが、そこへ交尾したのじゃないメスがやってくる。そしてタマゴを守っているオスを誘惑、っつーか強姦しようとする。タガメはメスの方がガタイが良い。だからオスはメスに、はね除けられてしまう。そしてメスはどうするのかというと、前のメスが産み付けた卵を、前腕を使ってワーッとブッ壊してしまうのである。いやー、昆虫の場合露骨で分かりやすいね。そのあとタマゴを守っていたオスはどうするかというと、そのメスと交尾し、新たに産み付けられた卵を守るのだ。いやあ、凄い凄い。何が凄いってタマゴを壊すタガメの絵が凄いよ。やっぱりTVは凄い。
▼「サイエンスアイ」はスキー板の話。なんだまたこれかよってなネタで、がっかり。まあ良いんだけど。
- 98.2.13
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▼「SADA」を完成披露試写会で見た。いかにも日本映画。いやー、終わったらみんなエンドロールなんか見ない見ない、主題歌の「定のサバダバダ(ウソじゃありません、本当にこういうタイトルなんです)」を聞きながら一斉に席を立ってたよ。舞台挨拶では景気良く喋っていたけど、大丈夫か?>大林宣彦監督。
▼カーリングって、要するにビー玉じゃないのか?やってる方は楽しそうだ。
- 98.2.12 曇り時々雨
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▼「日本版ファンゴリア」が休刊決定らしい。
▼インフルエンザによるらしい脳炎で、幼児が死亡していたことが報じられる。
どうも、ちまたでは風邪が超流行っているらしい。後輩も入院してしまったそうだ。僕は人混みに全く出ないので全然知らないのだが。気を付けましょう。
▼この日の日記で書いた「怪しい生き物の死体」の正体が分かったらしい。骨が抜け落ちた鯨の脂肪だという。つまらんなあ(笑)。
▼マンションの値段がかなり下がっているらしい。金利も史上最低だから今がお得という声もある。どうですか、お客さん。
▼3/4日の新100校プロジェクト成果発表会の参加証届く。この成果発表会、毎回見に行っているんだけど、一度もその結果を書いたり番組にしたりしたことがない。ダメだなー。今年はどこかには書かないと。
▼先日札幌で行われた情報処理学会の研究報告を知人が送ってくれた。面白いなー、これ。色んなもの作っている人が世の中にはいるもんだ。
▼ローダン・シリーズの訳者・松谷健二氏亡くなる。プロパーSF界には訃報しかないのか?
▼「スウィート・シーズン」をなんとなく見る。椎名桔平は台詞のない演技の方が良いと思う。タバコのCMが一番似合ってたなあ。ラ王も良いんだけど。しかしまた濡れる役の多い人だね。あー、サザンの音楽は似合ってねえな。浮いてるぞ。
- 98.2.11
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▼世の中はオリンピック1色。オリンピックのたびに思うのだが、普通のサラリーマンが気付け薬を飲みながら仕事している時代だ、ドーピングだろうがなんだろうが、選手が「やりたい」というんならやりまくって頂いて、一度<人間の限界>というものを見せて頂きたいと思うのは不謹慎なのだろうか。でも例えば、前日に肉喰った人と野菜喰った人というのは多分なんらかの違いがあるのではなかろうか。もちろん、そんなのはごくわずかな差異だろうが、そのごくわずかな差異の為にみんな頑張っているわけだし。また、パラリンピックの競技など、スプリングの設計を変えてみましたとか、これは機材の勝負じゃないのかと思えてしまうものもある。例えば近未来、人間の生身の器官より遙かに性能の良い人工器官が出てきたら、どうするんだろう?パラリンピックは凄まじいことになりはしないか。オリンピックよりも遙かにエキサイティングになっちゃたりすると、それはそれで面白い。
頑張っている選手と応援者の方々には申し訳ないが、SFファンにして技術楽観論者の僕としては、ついついこのような不謹慎なことを考えてしまうのである。それはともかく、モーグルは男子の演技の方が綺麗ですね。でもまあ、自国の選手が勝つことはいいことかもねー。
▼でもでもやっぱり、ニュースがつまらんのは勘弁してくれ。はあ。仕方ないのは分かっていますが。
▼バタフライナイフ事件続発中。アホ共のせいで「ナイフマガジン」が廃刊になってしまわないことを祈る。
- 98.2.10
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▼JUN'S HOLLYWOOD REPORT-138 98/01/15 『"タイタニック"メーキング』が面白い。
▼池袋でまた本の買い出し。広末が表紙のCM NOWは凄い売れ行きのよう。いやー、恐ろしい。話題の文藝春秋はレジ横にまで平積み。
適当に新刊を買って科学書売場に。ところがこっちも山のように新刊が出ていて、やられた。出直そう。
- 98.2.09
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▼最近毎週見ているテレメンタリーは「性の越境者たち」という性同一性障害の話。
▼午前中のワイドショーに鈴木光司氏が「リングスープ」と「らせんチャーハン」で登場。大笑い。
- 98.2.08
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▼「噂の東京マガジン」では、大阪にあるらしい(株)ユウビスという会社の経営によるシニア専用ゲーセンの話題。名前は「遊楽園」。50才以下立ち入り禁止、90台おけるスペースに30台しかおかず、説明員もいるという設計。これは結構面白い試みかも。
▼いまごろ読んだPHPのBook Windowによれば、「HEAD+(ヘッドプラス)」という<ビジュアル空想科学エンターテイメント>月刊誌が今月末に創刊されるそうだ。また、National Geographicが書店売りになるとか。
▼月刊カドカワの鈴木光司氏の記事を立ち読み。これが普通の記事としては決定版かな。
- 98.2.07
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▼日本物理学会が4/2日に東邦大学で公開講座をやるそうだ。講師は佐藤勝彦氏、大師堂経明氏。参加費無料、登録不要。東邦大学は遠いなあ。まあ、時間があったら…。
▼「ウォーレスの人魚」の感想をアップ。昨年9月刊行だから、9月のファイルに追加。昔の本は、こういう形で追加していくのもいいかも、と思うのだがどうだろう。
▼岩波地球惑星科学講座から13巻「地球進化論」が出た。これは面白い。が、多分「読了」するタイプの本ではないので、ここで挙げておくことにする。
- 98.2.06
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▼マイクル・ドーン「光の都」早川、読了。
▼池袋でまた本の買い出し。調子に乗って買いすぎているような気がする…。
晩飯をご馳走になる。どうも有り難うございます。
- 98.2.05
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▼金塚貞文「デカルトの鏡」河出書房、読了。いやあ、参りました。やられた。
▼せこせこと原稿を直しつつ、本棚というか積み上げている本を、あっちへ移しこっちへ移しする。足の踏み場がない。くそー、広い部屋と本棚が欲しい。
- 98.2.04
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▼1時間ほど仮眠して、早朝の(というほど早くはないのだが)池袋へ。さっさと用を片づける。
ウェンディーズで朝飯を食べつつ、岩井俊二「ウォーレスの人魚」角川を読了。そのうち、感想もアップすることにしよう。ようし、これでようやく投票できるぞ。って、まだ読んでない本も結構あるが仕方ない。
▼午後、本当は取材に行く予定だったのになあ。連絡つかず、諦める。ちちー。
▼今週の書評用の本届く。ちょっと、この3冊は厳しいっすよ。うち2冊は自業自得だが。明日からガリガリ読まないとダメだなー。
- 98.2.03
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▼古巣の会社にて伊集院光氏に話を聞く。僕を覚えていてくれたので嬉しい。「やめちゃったんですか、もったいない」って、まさか芸能人にまでそんなこと言われるとは(笑)。
久しぶりに会社の先輩たちにも会った。会う予定のない人にも会ってしまったが、そりゃまあいい。しかし見るなり「太ったなあ」はやめて下さい、確かに真実だと思うんですけど。
▼久しぶりに渋谷をぶらつく。パルコブックセンターには、それぞれの新聞ごとに分けられたデカイ書評棚があってびっくり。よそにもあるけど、これはでかい。最近こういうの、流行っているみたいですね。こうなると新聞での書評は責任重大では>書評者の方々。
適当に切り上げて、マクドナルドで「星々の揺籃」を読みながら時間を潰す。
▼新宿で「G.I.ジェーン」を見る。なんだかぎくしゃくした構成が気になったぞ。タダだったから、まあいいか。
そういえば「As good as it gets」は「恋愛小説家」という邦題になったらしい。アホか。
▼帰宅。早く寝なくちゃと思いつつ、メールの山をざかざか片づける。
- 98.2.02
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▼池袋で本の買い出し。1万円くらい?
▼電話を何件かかけてメシ喰ったあと、爆睡してしまった。夜中にむくっと起きあがってこうして日記とメール書いている。なにやってんだか。
- 98.2.01
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▼「ベストサイエンスブック'97」の結果をまとめました。29名の方々の投票により、一位は「神が作った究極の素粒子」になりました。
「ベストサイエンスブック'97」ページへのアクセスは2300程度。つまり投票してくれた方は1%程度ということになる。バナー広告並の効果しかなかったのか。もうちょっといくかなーと期待していただけに、がっくり。ホームページを続けていくことのむなしさを感じてしまった。
それだけに、投票して下さった方々、どうも有り難うございました。あなた方が心の支えです(
かなりマジ)。
しかし、投票企画って難しいな。自分でやってみると改めて実感した。
▼今日こそは、とこれまで見逃していた衛星第一「未来科学への招待」をエアチェックしながら第二で「週刊ブックレビュー」を見る。別に毎週見ているわけではないが、ラテ欄の特集がたまたま目に留まったのだ。「ブレイン・ヴァレー」である。瀬名秀明氏へのスタジオでのインタビュー。カード「消えた少年たち」も取り上げられていた。
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