97年10月 diary


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  • 97.10.31
  •  科学技術館で開かれていた「マイクロマシン展」に行く。残念ながら仕事ではない。将来仕事になれば、といったところか。
     「ラヂオの時間」を試写会で見た。試写会には三谷幸喜ファンばっかだったみたいで、馬鹿ウケだった。最後には拍手まで。まるでアメリカである。俺は、あんまり笑えなかったけど。ああいうの、映画だけだと思ったら大きな間違い。世の中ってマンガみたいなんだから。まあ、元々三谷幸喜ドラマそのもの(あの舞台そのままの感じ)と、それほど相性がいいわけでもないのだが。
     「新宿鮫・氷舞」読了。いつものくれ、と言ったら「いつもの」が出てきた、って感じ。別に悪口を言っているのではなく、面白かった。大沢在昌氏のいまの作品には、勢いがある。それが面白さに繋がっているんだろう。香田警視正がそれほど「悪い奴」じゃなかったのが、なんだか意外。多分、次も仙田が出てきて、いろいろやるんだろうな。しかし、刊行記念がどうして「だきまくら・ダッコ鮫」なんだ。とてもハードボイルド小説の刊行記念品とはおもえん。
     晶の役、いまだったら相川七瀬がやるのかな?


  • 97.10.30
  •  風邪を引いている。鼻水が出て、くしゃみが止まらない。早く直そう、と思って昨日は10時に寝た、実は。が、夜中に電話が鳴って起こされてしまった。しかも1コールで切れてしまいやがった。むかつきまくり。2時間寝てしまったせいで目が中途半端にさえて眠れない。取りあえずメールを読んで、HPをアップ。適当に歯を磨いて顔を洗い、寝るつもりだったのだが…。なんか眠くならない。
     あきらめて起きていることにして、夜食を買いに行く。「俺の塩」が最近のお気に入り。かっくらって、風邪薬として100%オレンジジュースをぐびぐび飲む。「俺の味噌」はまだ食ったことがない。
     Elton Johnの「Candle in the wind」が馬鹿売れしまくって、シングル売り上げで1位になってから、もう結構日が経った。そのことを指しての会話。これまでシングル売り上げ1位はホワイトクリスマスだった。しかも何年もかけてできた記録を何週間かでぶっちぎってしまったんだからすごいよね、と僕。が、相手は「いや、でもクリスマスはこれからも来るからな」。全くその通りだ。
     パーカー「スターダスト」は相変わらず。ちょっともの足りないような気がしなくもない。スペンサーの軽口がイマイチ乗ってないような気がする。


  • 97.10.29
  •  国際ロボット展に行ってきた。行ってみてから思ったのだが、全然国際でもなんでもないんだよね。国内の企業だけなんだから。
     ゆりかもめに乗っていった。ゆりかもめは先頭車両で立って外を見ていると、まるででかいジェットコースターのようで、これが急に下り始めても俺は驚かないぞ、なんて思ってしまう。
     さて、会場の中はほぼ予想通りで、あちこちで馬鹿でかい産業用ロボットが腕を振り回し、コンパニオンのお姉さんが愛想を振りまきながら説明している。ざっと見て、さくさくとテクノプラザ・コーナーへ行く。
     なんだあの人だかりは?、と思ったら、やっぱりホンダのP2。ただぼさっと立たせてあるだけなんだけど、中には手こそ触れないものの、目をぶつけんばかりに近づけて見ている人までいた。そう、別に高台に置いてあったわけでもなく、その辺の床に立たせてあっただけ。予想に反して警備らしい人の姿も見えなかった。
     さて、その印象だが、P−2はTVで見た感じよりもずいぶんと小さかった。少なくとも、一回りか二回りは私の予想より小さかった。もっとパワードスーツなみにごっついのを想像していたんだけど。脚も手もスマートだった。もっと内部のサーボとかメカがむき出しの部分が少しはあるのかな、と思っていたのだが、外にはそういうのは全く現れていない。まさに完成品、って感じですか。いやあ、やっぱり歩くところを見たかったなあ。みんなが思っていたことだけど。私が見ている限り、このロボットの前から人が絶えることはなかった。
     そのままそこにいて眺めていると、各大学の自律型ロボットのデモが始まった。これは正直言って見飽きているのであんまり面白くはなかった。早稲田の奴が、他の奴よりは面白かったかな。
     そのブースのすぐ近くには4つ脚の斜面作業用ロボット。そのデモも見た。これはウインチと脚で体を支えながら斜面でいろいろと土木作業をするためのろぼっとなんだけど、電源が入った途端に、脚がギャオン!と接地して体を持ち上げて歩き出す様子はまさに「をを!これこそレイバー!」。(笑)。でも、多分あそこにいた人のうち半分はそう思っただろう、きっと。
     他にはソニーが出していたハロみたいなロボットもあったけど、これはちょっとなんだか分からなかったなあー。


  • 97.10.28
  •  近所の書店で雑誌を物色する。「アミューズ」は書店の特集。だが、表紙にあったような本の整理法の特集ではなくがっかり。本の整理法なんか「ない」ことは分かっているんだけど。捨てるか、とにかく本棚を足していくか、あるいは段ボールにつめるかしかないんだよなー。
     本棚から本を降ろすと分かるのだが、本棚というのは恐ろしい圧縮力を持っている。普通の本棚の一列で20〜30冊。前後に押し込めば50冊は入る。だいたい6段あるのが普通の本棚だろう。つまり、1本の棚で300冊入る計算である。積むと分かるが、300と言えば結構な量である。ほぼ一生分の蔵書というのはだいたい2000冊くらいらしいから、10本の本棚があれば、十分お釣りがくるはずだ、という計算になる。
     10本を置こうと思ったら、6畳間か8畳間の壁を埋め尽くせばいい計算だ。そう考えると大した量ではないような気もする。でもそれも、ある程度の部屋に住んでいた場合に限る。
     現在、私もなんとか(実家を倉庫がわりに使いながら)自分の部屋に収めているが、もう限界が近いのを感じる。今のペースだと、数年のうちに引っ越さないとダメになる。最近は本専門の
    トランクルームもあると聞くから、そこへ預けるのが良い手段なのかもしれない。あるいは、図書館にまるごと寄贈するか。でもそうすると、ちょっとした時に本を探せなくなる。これは貧乏人には痛い。
     まあいい。そんなことを考えながら「SFマガジン」を探す。…見つからない。売れてしまったのか、それとも入荷しなくなったのか。
     「ワイアード」もないぞ。こっちは多分売れちゃったんだろうな。都心に出たときに買おう。やっぱり読みたい雑誌には記事を書かないとダメだな(笑)。
     株価大暴落。ビル・ゲイツは一日で2100億円以上を失った計算になると言う。
     アメリカでHIVに感染したことを知った男が、田舎町で28人の女子高生とSEXしまくり、少なくとも11人にHIVをうつしたそうだ。
     チャイドルがとにかくTVに良く出ているが、最近気になるのは彼女たちの肌。ぼこぼこだよなー、みんな。栄養の偏りとメイク、そしてストレスのせいなんだろうけど、今からあれじゃあ将来大変だぜよ。映画以外は出られなくなっちゃうよ。最近の照明技術やメイクはすごいから、まあかなりの部分まで隠せるんだけど…。
     中井君が「うたばん」でSPEEDのボーカルを泣かして、恋占いで復讐されている。ところで、SPEEDの立ち位置が逆になったのは何か意味があるのだろうか?気になって仕方ないぞ。


  • 97.10.27
  •  早起きしたので布団を干す。やたらと今日は寒い。天気図もすっかり西高東低。日本列島の上に5本以上等圧線がかかっていたら、だいたい風速10mを超えるそうだが、今日は確かに風も強い。木枯らしも吹いたらしい。
     今週はちょろっとした取材以外、特に予定がないので暇。仕方ないので雑誌を立ち読みでもしようかと本屋へ行く。定休日だった(^_^;)。まあ、収入がないときは家でじっとしていなさい、という神のお告げかもしれん。
     自己紹介をちょこっといじって、
    仕事一覧をつけました。


  • 97.10.26
  •  18日の日記で書いたようなことを調べていたおかげで、いろいろと勉強になった。情報をご提供いただいた平山さん、どうも有り難うございます。
     ちょっと事情があって、私からの直接の取材は今回はほとんどできなかったのだが、何人かの方にはやっぱりメールを出させてもらった。ここで御礼を。
     通産省機械技術研究所ロボット工学部運動機構研究室の梶田秀司さん、MIT AIラボの大和さん、早稲田人間科学部の河合さん、不躾なメールにお答え頂き、どうも有り難うございました。そしていつもいつもお世話になっている 田口@中央大さん、中村@成城学園高校さん、伊藤@基生研さん、菊池誠@阪大さん、橋元@相愛大学さん本当に有り難うございます。黒崎先生、いつものお気楽メールにお答え頂き謝々。そしてウェブにて情報を公開なさっている多くの研究者の方々。とにかく片っ端から訪問させて頂きました(^_^;)。どうも有り難う。
     ちなみに、今週は「国際ロボット展」がある。数多くの産業ロボットに加え、あのホンダP−2も展示される、ということなので行くつもり。適当な感想文はこの日記上にアップすると思うけど(本当は仕事になると良いんだけど)、僕はデジカメとか持ってないんで映像のアップは予定してません。悪しからず。


  • 97.10.25
  •  麻原は、「俺は来世は巨人軍のエースに生まれ変わる」と言っていたそうだ。それを聞いて、信徒は「ハルマゲドンのあとも巨人軍はあるのかなあ」と思ったという。すごい連中だよ、本当に。
     今日は原宿へ行く。相変わらずの人混み。またついでに書店により、新宿鮫「氷舞」ほかを買ってしまう。アフタヌーンも出たな。買い買い。


  • 97.10.24
  •  徹夜明け、朝のワイドショーを見ながらそのまま巡回ウェブルートを久々に回る。日記をまとめ読み。
     ある仕事の金額を呈示される。「期待してて良いよ」という担当様の甘い言葉に乗せられて、金額を確定しないまま突入してしまっていた仕事だったのだ。そして、実際は…。信じられない低額に、思わず「え〜〜〜!!!!」と電話口でブーたれてしまった。人を大学生バイトと一緒にするんじゃない(怒)。いや、経費を考えたらそれ以下の金額だぜ。毎日何枚ファックス送ったか分かってのか?まじめにやって損した。ばかばかしい。だから嫌いなんだ、N○Kは。怒怒怒怒。
     結局、交渉して値段は倍にしました。でも相場より安い。それは仕方ないか。でもなんか納得いかんぞ。
     というわけで、ふてくされて未読メールの山を読む。ひたすらに溜まりまくっていたメールの山。読んでも読んでも終わらない。MLの議論にはついていけないしー。


  • 97.10.23
  •  亜室の会見は結局見られなかった。本屋へ出かけてしまったからだ。仕事の資料を探すつもりが、肝心のそっち方面ではなく、違う方面の本ばかりバカスカ買ってしまう。無茶苦茶重い。よーし、読むぞ。
     ひさびさに書評本体を更新。今月、本当に本読んでないのね、俺って(^_^;)。昔出た本は大量に読み返したんだけど…。見捨てないで下さい>皆様。


  • 97.10.22
  •  太陽をここ2、3日、全く見てない。明日は真人間になろう。資料を自分の本棚から漁っていたら、昔の別冊宝島が出てきた。「ライターの事情」なんぞをめくっていると、最近出た雑誌をネタにした本とこの本はほとんど変わらない(笑)。いつもいつも巻き返しのネタばっかやってると大変なことになりますよ>別冊宝島。  さて、忙しいのにその当の本をめくっていると、業界用語基礎知識みたいなコーナーがある。そこに「こみこみ」という言葉が出ている。要するに、資料費、交通費、その他雑費全て込みの仕事のことを言う。いわゆる「グロスの」仕事のこと。これが「当たり前になった頃、ライターは初志を失った自分を発見する」とある。そうすると、そんな仕事ばっかの俺は、既に初志も何もなくなっている、ことになるのだが、いいのだろーか。
     
    亜室奈美恵が結婚していた、っていうのはやっぱり驚き。これで驚かない人は、メディアに対する感性が鈍っているので注意!(冗談です、念のため)。しかも妊娠3ヶ月という噂まである。いやー、彼女は生き急いでいるねー。明日の会見は見よう。


  • 97.10.21
  •  ひたすらキーボードを打ち続けている。ホームページがほとんど更新できない。アクセス数は実に正直で、どんどこ下がっていく。うおー。


  • 97.10.20
  •  CD-ROMドライブから異音がする〜。ただでさえ物いりなのに。買い直さないとダメかなー。くそー。


  • 97.10.19
  •  ひたすら原稿を書く。あー、肩こり眼精疲労退屈病〜。せめて単価がもっと良ければなあ。
     「発掘あるある大事典」テーマは眼。「瞳孔チェックカメラ」とかいう奴で瞳孔の拡大縮小の様子を捉えていたんだけど、あれは凄いね。瞳孔の様子はもちろん、周囲の筋肉の様子まではっきり。いやー、凄い凄い。もともとは何に使うものなんだろう?


  • 97.10.18
  •  すいません、ここをお読みの皆様にお願いです。
    ■ロボット、
    ■昆虫機能工学(こんな言葉があるのかどうか知らないけど、昆虫ロボットとか)、
    ■不老不死(冷凍睡眠)、
    ■タイムマシン(ウラシマ効果、ワームホールなど)、
    ■植物(化学生態学、植物電気生理学、など植物どうしのコミュニケーション)、
    ■ヴァーチャル・リアリティ
    などに関する情報を求めます。
     面白い研究者をご存じの方、「俺は面白い研究をしている」という研究者の方、「私の先生って面白いよ」という学生の方、面白そうな研究室のホームページを知っているという方、とにかく皆様から情報を求めます。
    moriyama@moriyama.comまでメールを下されば幸いです。なんのこっちゃ?と思うかもしれないですが、悪い話ではないです。よろしくどうぞ、お願い致します。


  • 97.10.17
  •  ニュージーランドに怪しい生き物の死体が流れ着いたそうだ。足は10本だが毛が生えているという。いいなあ、こういうニュース(笑)。
     「宇宙の戦士」映画のクリップを初めて見た。英語タイトルだったのと、戦闘シーンしかなかったので、最初は全く気が着かなかった。いったいどういう映画に仕上がっているのだろうか。問題は教練シーンだと思うのだが…。


  • 97.10.16
  •  電話で呼び出されて渋谷へ行く。帰りがけ、ついでにハンズに寄って文房具コーナーと家具コーナーを冷やかす。文房具コーナーでは名刺バインダーの追加ファイルを購入。家具コーナーには、本屋にあるような天井までの本棚があって、無茶苦茶引かれる。いいなあ。
     フジ「イヴ」。話も恥ずかしいけど、「エヴァ」映画のスタッフロールそのまんまのパクリが恥ずかしい。そのまんまパクんなよ。
     
    喜多哲士氏のページを、取りあえず書評リンク集からリンクしました。


  • 97.10.15
  •  昨晩、日記をアップしたあと外に出ると、巨大な満月が西の空にかかっていた。
     今日は池袋のハローワークこと職業安定所に行く。指定された時間よりも、かなり早めに行ったのだが、いきなり混みまくっていて、うへー。通路にまで人が溢れている。運良く座れたのでひたすら本を読む。そのおかげで今日は久々にアップできました(笑)。
     さくさく帰ろうと思っていたのだが、せっかく池袋まで出てきたのだから、とぶらぶらする。と、道を聞かれた。そう、なぜか僕はやたらと道を尋ねられる。日本国内だけではない。香港やサンフランシスコでも道を聞かれた。知るわきゃないだろ(笑)。どうも、どこへ行っても現地人に見えてしまうらしい。たぶん海外では、中国人に見られているんだと思う。でも、日本に観光で来ている中国人を見る限り、俺が中国人に見えるとはどうも思えないのだが。
     さて、話を戻して。ジュンク堂へ行って、トークセッションのチケットをキャンセルできないか、と聞いたが、やっぱりダメ。なんかむかつくよなー、あの本屋。まあ今回は俺のミスだ、しょうがないか。
     そこら辺の本屋でバサバサと何冊か買ってリュックに放り込み、池袋をひたすらぶらつく。あの街も、ちょっと歩けばあっという間に普通の街並みだから、結構面白いのだ。それに、いまや世界に冠たる(かどうかは知らないが)国際都市だし。というより国籍不明都市と言うべきか。ほんと、なんだか分からない人があれほどいろんな所にいる街も珍しいのでは。裏通りへ行けば行くほど妖しい街だ。
     ところで
    臓器移植だが。私は、臓器を提供する意志もあるし、もし「自分が」必要とした場合、移植して欲しいと思う。どういうわけか「あなたはドナーになる意志はありますか?」としか問われていないが、「あなたは臓器を移植して欲しいと思いますか?」という質問も必要だと思うんだけど。僕は幸い今は健康だけど、将来、臓器移植しないと助からない状態になるしれない。もしそうなった時。移植してもらえば助かるのならば、僕は人の臓器だろうがなんだろうが、助かりたい。どうせ人間なんか、もともとハイブリッドなんだから。だから、逆もまたオーケーなのだ。どうせ死んだら燃やすだけだ。アルコーには登録してないしね(笑)。そうだな、アルコーに登録したら臓器提供は拒否しよう(爆)。


  • 97.10.14
  •  午前3時30分、起床。就寝ではない、起床だ。目が覚めてしまったので、そのまま起きる。メールを読む。部屋の中がかなり寒い。天気予報によると日中は暖かくなるようだが、今朝は冷え込んだ。メールを一通り読んで返事を書いた後、腹が減ったのでコンビニへ。朝飯を買って帰る。
     昨日買った"D"の新刊をばーっと読む。最近救いようのないラストが多いなー、この人。昔からか。「本とコンピュータ」のほうは相変わらず。編集後記を見ると、編集長にして晶文社社長の津野海太郎氏(そういえばこの間「ETV特集」にも出てた)が「雑誌のつくりが古めかしすぎるんじゃないか、というような批判も受けた」でもこれは確信犯だ、と書いている。僕に言わせれば「雑誌のつくり」はこれでも良いと思うが、「内容」がこれではちょっと。でもまあ、だんだん雰囲気というか、どういう人たちがこの雑誌を作っているかは分かってきたよ。やっぱり業界紙なんだ、これは(笑)。でもその割には内容が薄いんだよな。業界そのものにビジョンがないのが、そのまんま出ている。マルチメディアではお馴染みの「模索中」と言えば、かっこは良いけど。
     三谷幸喜が「はなまるカフェ」で巨大メレンゲを食って、いきなり吹き出している(笑)。なんなんだこの人。面白すぎる。
     SFマガジン11月号の吸血鬼特集は、あんまり好評じゃないみたいだなー。僕は吸血鬼特集だから買ったんだけど。
     「るろうに剣心」スペシャルの総集編を見ていて、なるほど、「剣心」とはこういうアニメだったのか、と思う。総集編だけに演出エッセンスが濃縮されていて笑えた。
     
    昨日申し込んだ永沢氏のトークセッションに行けないことに気がつく。しまった予定が入っていたんだあ!数すくない予定がよりによって…。あー、1000円無駄になっちゃったよー。誰かチケット、もらってくれませんか?1000円で買えとはいいませんから。
     マッハ1.007を出した超音速車。それよりも僕は、カッシーニ打ち上げ延期の方が気になる。


  • 97.10.13
  •  昨日は日記をさぼった。別に何もなかったからいいのだ。
     今日は渋谷へ。昔の職場の人(ただし初見)に、しゃぶしゃぶをご馳走になりながら雑談。ついでなので本屋とCD屋を中心に渋谷をうろちょろする。
     「本とコンピュータ」2号、スペンサー・シリーズの新しい文庫落ち、おっ、Dも出てるなというわけでその辺を買う。科学書は重いんで今回はパス。しかし林一さんは凄い仕事量だ。買わねば。でも最近読書量が減っているから、買っても消化できないんだよなー。
     池袋ジュンク堂で25日に行われる永沢光雄氏のトークセッションを申し込む。「
    AV女優」を書いた人ね、念のため。トークセッションの申し込みは店員も馴れていないみたい。ほんと、ここは店員をなんとかしろよ。


  • 97.10.11
  •  SFオンライン「コンタクト」クロスレビューの存在を知り、見に行く。菊地誠さんのレビューが、僕の感想に一番近い。近いだけで、同じではないが(私は後半も付け足しだとは思わない)、一番近い。前半のエリーの叫びには僕もすげー共感したし、あの映画の大きな山場は、ヴェガからの通信をついにキャッチしたところである、と思う。
     しかし、SFマガジンの高橋良平氏のレビューといい、SFオンラインの中村融氏のレビューといい、「SF評論家」を名乗る人のご意見とは、気が合わないみたいだ。
     まあ、どうでもいいんだけどね。でも、どうしてあれがSFじゃないんだ?俺には、ああいう感性は理解できん。世界観が違うんだろうなー、多分。
     部屋を、ほんのちょっとだけ模様替え。模様替えとはいっても、床にあった本を机の上に積み上げただけなんだけど。うー、新しい本棚が欲しい。


  • 97.10.10
  •  「世の中それほど甘くない」ことを実感しつつある今日この頃だが、体重の方はあんまり「気にしてない」みたいで、どうやら増加しつつあるみたい。俺はもともと太りやすいタチで、運動しようがごろごろ寝てようが、太る。筋肉で太るか贅肉で太るかだけの違いである。とはいってもこれは大きな違いなのだが。
     「封神演義」はかなりの人気らしい。オリジナルの「封神演義」を、まさかああいう風にアレンジしてしまうとは思わなかったが…。原作読んだ奴はびっくりするんじゃなかろうか、あまりの違いに。
     大学時代、SF研の会誌に、同期の奴が「封神演義・用語事典」を書き、巻末特別付録的に付けたことがあった。いま考えても、これは相当な力作だった。あれって、漢字を外字で作成するだけでも大変なんですよ。しかもやたらめったら登場人物やアイテムも多いし。
     今だったら結構売れたかもしれないなー。売りに行けば良いのに>後輩諸君。あ、でも原稿は…、どこへ行ったか分かんないかも(笑)。


  • 97.10.09
  •  最近、米村センセイ系の実験ネタが、TVで流行っているのだろうか?「いいとも」でもやってるじゃないか。
     あの手の奴を見ていると、その長所も欠点もはっきり出ていると感じる。実験はおもしろい。「おっ!」と思う。客も湧く。でも、そっから先へは進んでいない。要するに大道芸なのだ。原理を説明されても、他への応用の方向へは思考が進まない。おー、と思ったまま通り過ぎている。


  • 97.10.08
  •  「コンタクト」を見た。良かった。映画だあ、ああ、映画っていいなー、と思ってしまった。ストーリーも良かったなあ。国辱的(笑)シーンも、まったく気にならなかった。思わずパンフレットまで買ってしまったよ。いやあ、でも良かったよー(こればっかり)。
     真っ昼間、普通の時間に見たんだけど、人も結構入っていた。あの映画は、音響がしっかりしている映画館で見た方がいいよ>まだの人。
     そう、今日まで忘れていたんだけど、僕は小説の「コンタクト」で、確か夏休みの読書感想文を書いたんだ。いつのことだっけ…。小学生じゃないよな。中学生の時か?こんな調子だから、いったい何を書いたのかも全く思い出せないんだけど、今日になって、急にそのことを思い出してしまった。あのストーリーで、いったい子どもの俺は何を書いたんだろう。実家にまだ残っているかな?もう、ないだろうなあ。
     帰りぎわ、岩井俊二の本刊行記念の展覧会をやっていたのでついでに覗く。
     ヒクソン・グレーシーはますますヒューマンから外れて行くなあ(笑)。


  • 97.10.07
  •  昨日の夜は、スパ王バジリコを夜食に食べつつ、テレビ東京にてはじまった「うしろの百太郎」と「吸血姫・美夕」を見る。「百太郎」の方は、こりゃーだめだろうなー、って感じ。
     今日は久しぶりにテレコを持って取材へ出かける。私のテレコはでかくてごつい。オートリバースもできない。が、信頼性はある。小さい奴も持っているのだが、もっぱら、でかい方を使っている。仕事の時は、信頼性が一番だよ、やっぱり。


  • 97.10.06
  •  いまのうちに、フリー、プーになった気分というのを書いておこう。日記というのは、基本的にその時にしか書けないものを書く場である、と思うからだ。いまの、現時点での気持ちは、いましか書けないから。
     会社をやめた。身分証明書がなくなった。僕は免許を持ってないから、保険証も社員証もなくなったら、身分を保証してくれるものがないのだ、住民票とか以外は。変な国だと思う。運転免許証なんか、何も保証しちゃいないのに。
     クレジットカードを新しくしようと思って、申請した。もちろん前の会社にいる間に、である。だが、審査は通らなかった。独り身のプーには冷たい国だ。いま使っているカードの有効期限が切れると、ネットの中からも出て行かざるを得ないかもしれない。いまカードを見ると、12月には切れるらしい。運が悪い。どうやってカードを作るか。それが問題だ。
     個人の名刺を刷った。肩書きをどうするか迷ったが「ディレクター」とした。「ライター」じゃないな、と思ったからだ。頭には、「取材・企画・書評」と刷ってある。
     この名刺を渡して自己紹介すると「何の仕事を…?」と来る。当然だ、私でもそう聞いただろう。
     ところが、実際にやっている仕事は、まだほとんどない。だから「1ヶ月前には…」と、前の会社の名前と仕事を出すことになる。そうすると、相手はなぜか、こちらを半ば信用したような顔をしてくれる。不思議な顔だ。私の方も、半ば笑ったような顔をして話を続ける。相反する気持ちのまま。まあ、仕方がない。そういうものだろう。
     もちろん、そういう「肩書き」の事を気にしない人もいる。昔からの知り合いや、親しくさせてもらった人たちは、そうだ。そりゃそうだろう、と思う。でも、そうでもないのかもしれない。嬉しいことである。
     そう、会社をやめると、誰が自分の「味方」なのか、良く分かってくる。人を、「敵」とか「味方」とか、そういう風に見てはいけないのかもしれないけれど。
     このホームページを、思っていたよりも色々な人が見てくれていたことも分かった。これまでにも、「ホームページは自分の一部、ある種の分身だ」と思っていたのだが、それが自分が思っていた以上に正しいことが分かった。このホームページの存在がなかったら、僕はもっと焦っていたに違いない。いま、かなり余裕のある、というか、何も考えないでいられるのは、このページのおかげだ。そう思う。
     どこの馬の骨とも分からない、このホームページだけが身分証明みたいな私に、いきなり仕事を下さった人たち。そして、その人たちがこのページを閲覧するきっかけを作ってくれた、大勢の人たち。どこまで信用できるかどうか分からない数だが、カウンターを12万近くまで引っ張り上げてくれた、皆さん。皆さんには、本当に御礼を言いたい。有り難うございます。
     これが、素直な、今の私の気持ちだ。


  • 97.10.05
  •  昨日の続き。「売れる書店はこうだ」というホームページへ行き着く。主に本を売る方を対象にしているらしいので、1読者である僕には理解できないところもあるが、それなりにふむふむと読む。
     ディズニーランドで行く。相変わらず人の多いこと。それでも今日は大分すいていたらしい。
     所有権騒動などで恐竜好きには有名なT-rex、"スー"が10億円で落札。このページあたりが詳しいですー。


  • 97.10.04
  •  メールマガジンまぐまぐ新着メールマガジン情報を見ると、読書感想系も結構あるんだな。俺もやろうかなー、と思わずに思ってしまった。多分やらないと思うけど。それほど本を読んでないからな、最近。
     「日経エンタテインメント!」今月の口コミ情報TOP10の一つ。「Q:普通の格好なのに、中身はオタクな人をなんと呼ぶ?」
     答えは「ハイブリッド・オタク」(笑)。このネーミングが笑える。曰く「どんな話題にもついていけるし、カラオケも得意で(森山註:もちろんアニソンではないでしょう)、彼女もいたりする」。でもその内実は「エヴァ」や「もののけ」な人のことをいうらしい(笑)。ちなみに添えられている写真は「声優のコンサートで熱狂するファンたち」。さらに爆笑。ハイブリッド・オタクかあ。でもネーミングした奴もきっとハイブリッドな奴なんだろうな、多分。
     ひつじ書房がやっている「書評ホームページ」をブックレビューリンクに追加。リンク集の頭に私のページも掲載してくれているからには、御礼しないといかんでしょう、これは(笑)。
     ところで、いま僕が維持しているリンク集は、実質上、書評リンクページだけです。他のリンク集は辿るだけ無駄だと思いますよ(無責任モード)。でもねー、リンク集の役目って、実質上終わってると思う。
     閑話休題。
     そこから辿っていった「房主の日誌」からゲットした情報によると、ボイジャーから、新しいプラグインが出ていた。htmlを縦書きにするプラグインだそうな。というか、ヘルパーアプリ的にエキスパンド・ブックが立ち上がって、縦書き表示にしてしまうものらしい。私はまだ試していないが、上のリンクからダウンできるそうだ。
     そうそう、この「書評ホームページ」には「本とコンピュータ」誌のバナーが貼ってあって、それで思い出したんだけど、「本とコンピュータ」誌には「内容が古くさい」と書いてメールを出したことがあった。でも、何の返事もなかったなあ。そういうことだからダメなんだけどね。分かってるのかなー。どうでもいいことかもしれないけど。でも、返事も出さないんだったらメールアドレスもHPもいらないんじゃないの。情報のブラックホールには誰も近寄らなくなるだけだぜ。


  • 97.10.03
  •  再びジュンク堂へ。ぶらぶらする。特に目立ったところはない。
     ホビージャパンの裏表紙に、代々木アニメーション学院特撮科の広告が。佐伯日菜子@黒井ミサの強烈広告に思わずびびる。


  • 97.10.02
  •  「精神障害(人格障害・摂食障害・行為障害など)」は、「精神病」ではないそうだ。要するに、行為障害というのは、病気ではない病気、としか言いようがないレッテルの類らしい。なんかワカランけど。病気じゃない、つまり正常なんだけど、正常です、というと世の中的にあんまりよろしくない、そういうことから生まれたレッテルらしい。ものを分類する、というのは人間の性みたいなもんなんだろうか。
     昨日の日記で書いた「100校」で発表された「情報倫理教育への取り組みについて」の 発表用スライドが、Webに掲載された。
    ここ。「ナインプラネッツ」日本語版で有名な、高橋@東金先生によるもの。
     神保町の集英社BART編集部へ行く。今日はただのお話だと思っていたのだけど、いきなり仕事の話。いやいや、有り難いこと。
     ついでに三省堂へ行って本を何冊か買う。ここは、1Fのニーチャン店員の態度が悪いが、上の方の理工書の階の店員の態度は良い。
     ログインの方は、この日にメールを出したのに返事も来ない。人を馬鹿にすんなよ。


  • 97.10.01
  •  今日は「新・100校プロジェクト・関東地区成果発表会」。9時30分受付開始、なので早く起きるつもりが案の定、ちょっと寝坊。というより、前日の日記の予想通りほとんど寝られなかった。ほぼ完徹状態で会場の、赤坂・全日空ホテルに行く。どうせ、頭のほうは偉い人の挨拶だからどうでも良いのだ。
     さて、分厚い資料などをもらって会場の中へ。午前中の発表は、やっぱりあんまり面白くはない。が、うたた寝もせず聞き通す。昼食を成田@山梨大さん高橋純@横国さんたちと一緒に食って、再び会場へ戻る。
     午後は実践報告。だが、やっぱり、昨年、あるいは一昨年の発表とあんまりかわりばえがしない。確信犯的に変わらない話をしているんだったら良いんだけど…。一番面白かったのは、やっぱり中郷村立中郷小学校の実践発表かな。これもやっぱり前にも聞いたことあるような話だったが、話なれていた。さすがNICEの人。
     その後、オンラインディベートの発表をした清泉女学院の先生たちと晩飯を食って帰る。うー、眠いぜ。

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