98年11月 diary
| 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | index |
- 98.11.30 晴れのち曇りのち雨
-
▼日経BP<ホームページ大王>の投票結果が発表されたらしい。僕のページはこれ見ると100位、得票数は87。寂しい結果だが、まあこんなもんだろうな、とも思う。
▼明日から、<ネットサイエンス>が(株)デジタルウェアから住商エレクトロニクス(株)に、事業譲渡される。実は数ヶ月前から進行していた話なのだが、不景気の波をモロにかぶった結果である。<インタビュー・メール>は一応「打ち切らない」という話を頂いているが、たぶんというより間違いなく、予断を許さない状況だろう。せっかく1万部近くになったのに廃刊かもね。それも仕方ないって気もする。独立採算が取れないとねー。これ以外にも諸々の影響があって、色々と大変。
▼とか言いつつ、つくば宇宙センターにて春山純一氏にインタビュー。筑波は遠くて疲れる。今日はさっさと寝よう。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,630。
- 98.11.29
-
▼掲示板に書き込もうかと思ったのだが、なんとなくやめ。取りあえず日記に貼り付けておこう。
あんまり関係ないんですが、いま「科学離れ」とか「理科離れ」とか言われてしまっている大きな理由の一つには、科学が(科学の価値を認めるとか認めないとか以前に)一般の人に「嫌われてしまっている」ことがあると思います。STSとかをやっている(というか、そういうふうに名乗っている?STSって誰が言いだした・言っている言葉?)人には、そういうことから考えてもらいたいと思っている今日この頃です。というか、そういう状態であることを大前提にして話をするべきじゃなかろうかと。でないと<科学と社会>とか言ってたって、ただの世の中を知らない人にしか見えません。
▼『所さんの目がテン!』は柳葉魚。シシャモ。そこらへんで売っているシシャモはキャペリンという魚でシシャモではないそうだ。なんと95%がキャペリン。実際、かなりの数の魚が実際にはまるで違う魚だ、という話はよく聞く。それはともかく、恥ずかしながら私、シシャモが遡上する魚だということも知りませんでした。
▼課題図書の『科学鑑定』『この闇と光』『タブーの事典』を読む。『科学鑑定』は思ったより面白かった。これはそのうち表でも感想文を書こう。服部まゆみ『この闇と光』は、ネタはばれちゃっているけど、まあまあです。読んだなあ、って気はする。僕はけっこう好き。これ、感想文書くのは難しいなあ。『タブーの事典』は、高校生のときなら真面目に読んだかも(笑)。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,602。
- 98.11.28
-
▼どんぶらどんぶらメールが流れてきて、オタクアミーゴスが訴えられたことを知る。「国際おたく大学」を読んでない真人間の僕には事情が良く分からない(笑)。そこで事情通と思われる人に、さらに転送して、ふむふむと思うのであった。
▼マイケル・J・フォックスがパーキンソン病を発症していることを明らかに。
▼家を出たとたん、あまりの天気のよさに一瞬挫折しそうになるが頑張って、生化若手の会主催の『脳と心の生化学』というシンポジウムを聞きに東大へ行く。受付で榎木さんに挨拶し、中にはいるといきなり満員。うーむ。最近行くシンポジウムがどこも満員なのは何故だ。最後の黒田洋一郎氏の話は寝ちゃったけど、起きて聞いてた他の講義は面白かった。胎児期、成長期に抗精神病薬を投与されると身長に影響が出る、という話は全く知らなかった。成長ホルモンや性ホルモンと「精神」が色々と関係している例の一つなんだろうなあ。石浦章一氏は色々と面白い話をしていたが、トリプレットリピートの話をしてくれなかったのが残念。
▼でもこういうのを聞く度に思うのだが、レジュメだとさっぱり分からないのに、聞くと分かった気になるのは何故だ。きっとレジュメって、もっともっと分かりやすく書けるんだろうね。
▼初めて『デリバティブTV』を見た。この番組、下らなくて意外と面白いなあ。そういや今週の『SPA!』はいろいろと面白かったです。『ムー民』にも笑わせて頂きました。
▼SF作家未来を語る。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,578。
- 98.11.27 曇り
-
▼ガンダム・パーフェクトグレードモデルが思わず欲しくなった今日この頃。でもマスターグレードのMkIIも欲しいかも。ガンダムはマーク2が一番かっこええと思うのだ。
▼池袋で雑談。どこも大変だ。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,554。
- 98.11.26
-
▼『HEAD+』って休刊してたのか。知らなかった。
▼防衛庁事件はあちこちに飛び火中。どこまで延焼するか楽しみ。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,533。
- 98.11.25
-
▼「Wearable Tokyo」というシンポジウムを聞きに幕張メッセへ。うーん。わざわざ電車代を払って行く価値はなかったかも。講演の間にあったファッションショーが寒い寒い。メガネを掛けて空を見上げるのがWearableなのか?ハッ。それと、地球防衛軍か宇宙刑事みたいな服を着せて「未来だ」って主張するのはもうやめましょうよ。
▼NICOGRAPHの展示ホールを冷やかす。ひつじ書房の松本さんと話をしていたら、松本さんが出した本の悪口になっていた。あれ?
▼自宅に帰ると郵便物の山。だいたいこんなもんで、重なるときには重なるんだな。もうちょっと分散しているといいんだけど。
『SFマガジン』1月号も入ってました。ノンフィクション書評欄に登場なので、よろしくどうぞ。3ヶ月に1度だそうです。
▼WebCatchで紹介されていた「おやじさん(本田宗一郎氏)との日々」。「落下傘で飛び降りろ!」は凄すぎ。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,489。Vol.30配信。
- 98.11.24
-
▼うーん、今日も太陽を見なかったなあ。昨日はキャスリーン・レイクス『既死感』(誤字ではありません)を片づけたあと、坂東眞砂子『旅涯ての地』を半分読んだところで寝てしまった。『既死感』はつまんなくはないけど、ふーん、って感じ。でもこの人これがデビューだから、まあこんなものかも。
サスペンスでも、ときどきガーンっていう小説もあるのだが。トマス・ハリスの「レッド・ドラゴン」を読んだときにはあまりの読了感にしばしボーゼン。なんてひどい話だろーか、と思ってしまったのだった。だから続編の『羊たちの沈黙』は、結局読んでなかったり。
『旅涯ての地』は…まだ半分しか読んでないけど…なんだか篠田節子『弥勒』の逆の話のような気がするのは僕だけでしょうか。ある意味で、だけど。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,451。
- 98.11.23
-
▼『MacPower』をめくると(『MacLife』だったかも)、パワーブックのことを「折り畳み式デスクトップ」と称していた。ハッハッハ。「開き直り」とはまさにこのことだ。
▼AOL、ネスケを買収!というニュースが飛び交う。どうも決まりらしい。
▼『STAR WARS: Episode I』の予告編をようやく見ることができた。おお、まさにスターウォーズ! 当たり前か。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,404。
- 98.11.22 曇りのち一時雨
-
▼昨日に引き続き、シンポジウムに行く。午前中は気候システム・シミュレーションの話等々。ううむ、聞きたいことはいろいろあるのだが…。午後は生物進化。休憩時間に外に出るとお勤め時代の先輩を見つける。つかまえて挨拶&雑談など。
▼最後の質問コーナーで、「地球史7大事件に8番目を付け加えるとすると何か」という問いかけ。困る熊澤センセイに、丸山先生が答えて曰く「やがて海水は水和物を作って循環できなくなっていく。つまり水はマントルの中に封じ込められる。そして海が干上がる。5億年後には地球は火星のようになる。これが地球の未来だ」と答えてシンポジウムは終わったのであった。ちょいちょいと挨拶して帰る。
▼シンポジウムから帰ってメールボックスを開けるが、なんと5通しかきていない。おお、なんて静かなんだ。さすが連休のなか日。みんな休んでいるのだろうか。
▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:9,390。
- 98.11.21
-
▼眠い目をこすりながら『生きている地球の新しい見方』というシンポジウムに行く。なんと満員。立ち見までいた。丸山先生は相変わらずの名調子で聴衆を笑わせながらも圧倒していたが、他はいま一つだったなあ。まあ、例によって午後は半分以上沈没していたせいもあるのだが。あ、高野先生の話もちょっと面白かったかも。いちおう明日も行くつもり。
▼シンポジウムと言えば、この間チョムスキーが来ていたのだった。僕も行こうと思っていたのだが、案内をどっかにやってしまって、結局断念。