99年1月 diary


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  • 99.01.31
  • ▼新宿で雑談。脳科学の話など(笑)。
    ▼諦めてテープ起こしを始める。
    ▼【
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  • 99.01.30
  • ▼例によって眠い目をこすりつつ、静岡へ。国立療養所静岡東病院てんかんセンター・深尾憲二朗氏にインタビュー。のつもりが、本当に雑談になってしまった。しかもお寿司までご馳走になってしまう。さらに奥様ご同伴で駅まで送って頂いた。こんな仕事してて良いのか>俺。
    ▼やっぱり平野啓一郎氏は中田と比べられることを嫌がっているらしい。そりゃそうでしょうね。ああいう人は比べられたり、例えられたりするのは嫌がるもんです。でも若者よ、大人はそれほど深いことを考えて比べているわけではないのだよ。
    ▼<ベストサイエンスブック98>は31日締め切りです。皆様、投票して下さい!
    ▼【
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  • 99.01.29
  • ▼すばる望遠鏡、ファーストライト。
    ▼Yahoo!、Geocitiesを
    買収
    ▼坂東眞砂子『葛橋』角川を読了。
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  • 99.01.28
  • ▼『リング2』と『死国』を見てきた。どちらも中途半端だなあ、というのが感想。以下、見ていない人にはなんだか分からないでしょうが、メモです。ネタバレはしないように書いたつもりなので読んでも大丈夫のはず。
    ▼まず『リング2』。まあまあなのは精神病院のシーンくらいまで。あとはもう無茶苦茶、というかなんというか。いろんなものを詰め込みすぎで、消化不良を起こしている。貞子が30年生きてたっていう話も何にも生かされていないし、一番不要なのはあのマッドサイエンティスト。なんじゃありゃ。とにかくキャラクターの行動が全く持って不可解。真田広之のシーンは、きっと鈴木光司が書いたんでしょうね。やはり父は強くあらねばならないのか。変に決着をつけようとしたりするんじゃなくて、普通にまた呪いの話を作れば良かったんじゃないかなー。
    ▼『死国』。こちらは原作に変に縛られすぎ。かといってそれほど忠実でもない。特に後半。ラストは言わずもがな。予算がなくなったのか? やっぱりああいうシーンは日本映画では描ききれないのか? でも前半には無駄なカットが多すぎ。無駄、というか意味不明なSEも多すぎ。一番許せないのはMAが稚拙なこと。いい加減にしろ。そういや編集もおかしかったな。ストーリーだけど、ホラーなんだか愛の物語にしたいんだか、そこらへんでスタンスがいま一つ定まっていなかったことも中途半端だと感じた理由。どうせだったら、とことん愛の物語にして、それがホラーに至る、っていうふうにすれば良かったのに。きっと、監督は古いタイプの人なんだろうな、と感じました。しかしあれ、原作読んでいない人には意味不明の箇所も多かったのでは。そういや、ロケ地が正確にどこなのかは知らないけど、チャートの転がる川原になんだか四国を感じてしまったのだった(笑)。
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  • 99.01.27
  • ▼Dir en Gray(だったっけ?)のビデオを見た。韮沢な世界が広がっていて、笑えた。
    ▼寝過ぎでなんだかな、って感じ。
    涼元悠一『青猫の街』新潮社を今頃読了。
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  • 99.01.26
  • ▼日記を書いて風呂上がりに外を見ると超濃霧。冗談ヌキで視界は30mなかった。
    ▼僕は雑誌では連載小説を読まないのだが、なんとなく、『SFマガジン』に連載開始された恩田陸『ロミオとロミオは永遠に』の第一回を読んだ。これ、マンガにして『アフタヌーン』で連載したほうが良いような。ポール・J・マコーリィはなんだか面白そう。期待して良いのだろうか。
    ▼『ごきげんよう』で大東めぐみが、やっぱり出産の痛みとその後の話をしている。ふーむ。
    ▼池袋に本の買い出しに行く。と、池袋に着いた途端に今日はリブロが休みだと気が付く。仕方ないのでジュンク堂に行って、課題図書他を買う。
    ▼この間TVで放映された『リング』を見て「つまらん」という人が続出。確かに、映画館で見たときほどの迫力はなかったな。でも映画をTVで見て「つまらん」というのは間違った態度だと思う。
    ▼年末に飲み会をした、科学書編集の若手の人達+αで新しいMLを立ち上げた。<科学系出版人ML>というのがその名前。管理者はもちろん僕ではない。まだ飲んだ人達さえも登録が済んでない様な状況なのだが、科学系の出版や雑誌などの「発信側」に携わる人々の親睦やら情報交換やらをはかることが当座の目的である。参加希望する出版社の人とかいたら、メール下さい。なお来月に、このMLの飲み会をやる予定。
    ▼【
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  • 99.01.25 雨
  • ▼『SFマガジン』3月号にて発表された<ベストSF98>。国内一位は『BRAIN VALLEY』、海外一位は『タイムシップ』。ちなみに僕が投票した内容は以下の通り。

    海外(順不同)

    国内(順不同)

    以下、添付したコメント。

    順番はあまり考えず、取りあえず数を挙げた。私が考える「SF」の範疇からさえも外れている作品が多いが、「SFっぽい」ものも範囲に入れないと、そもそも埋めることすらできないような状況である。来年は、文句なしに「面白い!」と言えるSFが読みたい。
    ▼先日、妊婦体験の話でメールをくれたこの日記の方が、森光子について書いている。僕も彼女とジャニーズがどういう関係なのかは知らないが、森光子が綺麗なのは本当だ。
    昔の職場ではそれなりに芸能人を間近に見ていたのだが、「誰が綺麗だった?」と聞かれたときには「森光子」と答えることにしている。いや、本当に綺麗だったんですよ、まじで。あんなに肌の綺麗な人はいないんじゃなかろうか。この手の話は書かないようにしてたけど、これは誉め言葉だから良いでしょう。
    あ、それと、宇宙でやった人は「いる」らしいです。事実かどうかは知りませんが、もっぱらそういう話です(情報源:その筋)。以上、公開メールでした。
    けんきうする日記書きの会のリンクに、なぜかこの日記も含まれている。謎だ。
    ▼今日の逆リンクはここ。どうもありがとうございます。
    ▼<ベストサイエンスブック>への投票もいよいよ待ってます。ほら、そこのあなたですよ! 繰り返しますが、インターネット・エクスプローラーの人はフォームは使わず、直にメールで下さい。文字化けするんです。
    ▼うーん、退屈だよー。がおー。
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  • 99.01.24 雨
  • ▼「臍帯血、使って下さいね」というCMでお馴染み、白血病治療などに用いられている臍帯血に、ガンを抑制するNKT細胞が大量に含まれていることが千葉大医学部・谷口克教授らによって明らかになったそうである。
    ▼『lain』のVを4巻まで見た。「自分探し」系って純文学だと僕にはほとんど耐えられない世界なのだが、こういう形にして頂けると助かりますね、と、某書のレビューを書きながらつらつら思う。
    ▼【
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  • 99.01.23
  • ▼ちったあ早く寝ようと思ったのだが、結局、眠れない。20分だけ寝てそのまま、文部省特定領域研究『高次脳機能のシステム的理解』第3回公開シンポジウム「思考と感情」に行く。扁桃体と海馬、すなわち情動と記憶のインタラクションとか、言語の話とか。Q&Aがなかなか活発で面白かった。
    ▼いちおう最後まで聞いた後、なぜか調子の悪い腹を抱えて新宿へ。クスリを飲んで新婚の某氏宅へ移動。鍋をご馳走になる。
    ▼日本マクドナルドが2002年に株式公開するらしい。こうして金持ちはどんどん金持ちに…。
    ▼最近ここで電子出版について議論(とは言えないような)中。
    ▼課題図書は取りあえず一気に読破。
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  • 99.01.22
  • ▼数日前の、「狂ったようなアクセス」の理由が分かった。MSNの<今日のサイト>だかなんだかで紹介されていたらしい。
    ▼名刺ほかが届く。2ヶ月の仕事のためにわざわざ名刺を刷るのはなんだかカネの無駄遣いのような気もするのだが。
    ▼マーボー丼をかっこみながら『ミュージックステーション』。安室奈美恵が出産時の陣痛について喋っていた。死ぬほど痛かったけど、出産したらすぐ、嘘のように陣痛が引いた、と。確かに、僕が聞く限りそういう話だな。
    …と、おかしなことに気が付いた。
    通常、痛みがいきなり消えるなんてことはあり得ない。激痛が数時間も続いたあとなら、なおさらそうだろう。ところが、出産時にはそれが起こっているらしいのだ。出産が終わった途端に痛みが消えるとは、いったいどうなっているのだろうか。いきなり痛み信号が消えるんだから、おそらく、積極的にブロックされているに違いない。どんなメカニズムなのだろうか。だいたいそれは何のためにあるのか。謎だ。手近な本をめくってみたが、のってない。うーん。知っている人がいたら、誰か教えて下さい。あ、出産体験者の報告も待ってます。
    ▼『もののけ姫』はほっといて、<芸大は出たけれど>という特集の『たけしの誰でもピカソ』を途中まで見る。出演者は
    会田誠とか。
    ▼『AXEL』見ると、裕木奈江がヌード写真集出すらしい。絵でも描いてるんじゃないかと思っていたのだが、まだ芸能界に名残があるのだろうか。うーむ。
    ▼知り合いの大学助手が退職して、もう一度博士課程に入り直すそうだ。ちなみにこの彼は、某教育系MLの管理人である。
    ▼インテルは本気でチップIDを実現させるつもりらしい。
    ▼今週の課題図書は芥川賞候補の本と、芥川賞を昔取った人の本と、資本主義の妖怪の本。うーむ。こればっか。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,909。


  • 99.01.21
  • 平山さんの日記によると、「SFレトロ・メーリングリスト」というのが誕生したそうである。レトロSFについて話すMLらしい。
    ▼『講座生命'98』哲学書房と『アニメの未来を知る』電子学園叢書を半分づつ読む。『講座生命』は、これで終わりという噂。
    ▼退屈だなあ。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,900。


  • 99.01.20
  • ▼本屋を回るが、新刊があまりに少ない。仕方ないので『國文學』の別冊(現代の作家ガイド)とか『宇宙と天文No.2(特集は世界のロケット最前線)』とかのムック本、その他文庫落ちした奴とかを買う。『ヴァーチャル・ライト』とかね。しっかし、本当に新刊が出ないなあ。でも、仕事の資料が見つかったのはラッキー。
    ▼ビックカメラのMacintoshコーナーを覗くと、ガーッと新しいスケルトンG3 Macが。現物のパワーは凄く、心がかなり揺れ動く。先立つものが入ったら買っちゃうかも。
    ▼帰宅途中、見つけておいた本を買おうと古本屋による。ところが、そこにはぽっかりと空間が。畜生、しかたねーかと思いながら中古ゲーム屋によるが、これまたお目当てが売れてしまっていた。ツイてない日はこんなもんだ。
    ▼あ、
    突っ込まれている(笑)
    ▼『編集猿の惑星』。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,875。Vol.037配信。


  • 99.01.19 曇り一時雨
  • ▼昨日、いやおとついか、狂ったようにアクセスがあったらしい。いったい何があったのだろうか。
    ▼人を煽るだけではいかんと<ベストサイエンスブック>に投票。今年は以下の5冊にした。
    • いのちの遺伝子
    • 心と脳の科学
    • クローン羊ドリー
    • 20章でさぐる睡眠の不思議
    • 生命と地球の歴史
    それぞれの本の感想文へリンクも貼ってある「現在の結果」は
    こちら。皆様、投票お待ちしてます。IEの人は文字化けるからフォームは使わないでね。直メールで御願いします。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,850。


  • 99.01.18
  • ▼以前治療した歯がなんだかガクガクする。気持ち悪い。また虫歯になってしまったのだろうか。
    ▼読書欲がまったく湧かないので、TVをボーっと見る。HEYHEYHEYとか(!は省略)。原稿を直す。やっぱりやる気がしないので花村萬月のエッセイを読む。すると「徒然草とは、セイタカアワダチ草に似た黄色い花の咲く幻覚植物である」という話。セイタカアワダチ草に似た黄色い花の咲く植物といったらアレのことかな。僕は中学のときにセイタカアワダチ草の研究をしていたのでなんとなくは分かるけど、アレってそういうものだったの? 取りあえず百科事典と広辞苑を引いてみるがのってない。古語辞典も古名辞典もないのでここから先は分からない。誰か教えてくれ。
    ▼「セイタカアワダチ草の研究」とは何かというと、セイタカアワダチ草は根から何らかの阻害物質を出して競合植物の成長を抑えているのではないか、という話。で、その研究のために中学1年の僕は毎日、セイタカアワダチ草の成分を染み込ませたガーゼ上で成長する1000本のカイワレダイコンをノギスで測っていた。俺は研究者に向いていないのかもしれない、と最初に思ったのはあの時だったような気がする。
    ▼【
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  • 99.01.17
  • ▼BBCセレクション『火星への旅』はいつもの、って感じ。途中からはビデオにまかせて『世界遺産』を見る。今日は屋久島。
    ▼屋久島といえば、こないだ課題図書モードで山尾三省『ここで暮らすたのしみ』山と渓谷社を読んだ。この本、中身にはうーん、なところもあるのだけど、冒頭の詩『一日暮らし』の一節は、なんとなく気分。
    一生を暮らす のではない
    ただ一日一日
    一日一日と暮らしてゆくのだ
    ▼今日はセンター試験2日目だったそうだ。俺は共通一次世代で国立大学出身なのだが、結局試験を受けなかったので、本番の雰囲気というものが良く分からない。
    僕の田舎(愛媛・宇和島市)だと、試験は県庁所在地まで電車にのって受けに行かなければならない。で。東京の人達にはまるで見当つかないだろうが、田舎の人間にとって「電車に乗る」のはちょっとしたイベントなのである。しかも周囲は皆同級生。いきおい、ノリは修学旅行的になった…と思う。
    ▼しかしなあ。最近受験勉強している学生を見ること多いけど、大学なんかどこ入ったって同じなんだよな。要は本人のやる気だけの問題だから。そうはいっても、大学入るまでは分からないだろうけどね。
    ▼【
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  • 99.01.16
  • ▼「どうぶつ奇想天外」を見て、日光猿軍団の賢さに感動する。最近の小学生よりよく躾けられている。
    肝心の中身は例によって「猿にマジックを見せる」という趣向。ああいうの見てて面白いのは、猿の反応が人間の反応と同じだ、ということである。マジックを見て驚くには、記憶の連続的な保持や因果性の理解、未来の予測といった能力が必要だ。猿にはそれがある。
    ▼【
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  • 99.01.15
  • ▼相変わらず快調な共同印刷ののんぶる。別冊宝島編集長インタビュー。『秘密』を涙流して読んだそーな。
    ▼ちょっとづつやり散らかしていたんじゃ、いつまでたっても終わらない。取りあえずでいいから最後まで書ききることを目標に、一つ一つ原稿を書いていく。
    取りあえずシェリー・タークル『接続された心』早川を読了。これ、訳出されるのが遅すぎだよ。その他、課題図書をめくる。
    ▼SHU:DOっていう女の子がちょっと気になる今日このごろ。いきなりブレイクする可能性があるようなないような。
    ▼『驚きももの木20世紀』は「GO・STOP事件」という、昭和8年の陸軍対警察の衝突事件。けっこう面白かった。「時代の風」が変わる、っていうのはそういうものなんだろう。
    ▼『ケイゾク』を見た。『ショムニ』じゃんか。
    ▼15日が「成人の日」なのは今年で終わりらしい。
    ▼そろそろ「ベストサイエンスブック」への御投票よろしくどうぞ御願い申し上げます。
    ▼この間「誰も取り上げてくれない」と拗ねたばっかりだが、取り上げてくれた人がいた! yomimono.comメールマガジンインタビュー第2回「インターネットで読み解く!」の団藤保晴 さんだ。どうも有り難うございます。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,666。


  • 99.01.14
  • ▼芥川賞は平野啓一郎『日蝕』、直木賞は宮部みゆき『理由』に決定。直木賞は下馬評どおり。芥川賞は候補作を一作も読んでなかったので、さっぱりわからんかったけど。
    ▼G社のHさんとジュンク堂とリブロを回る。
    ▼【
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  • 99.01.13
  • ▼テープをさらっと聴き直して、『踊る大捜査線』を見に行く。
    ちゃんと映画になっていた!がくがくしたカメラワークは気になったけど。でも本当に、ちゃんと映画になってました。あんまし期待してなかったので、ちょっとびっくり。僕は「何がやりたいのか良く分かる作品」には甘いところがある。だからその分さっぴいってもらって結構だが、それでも面白かったっす。
    ▼でも、なんでみんな「ごくろうさま」っていうのかな、目上の人に。「おつかれさま」でしょうが。それとも警察ではみんなああ言うわけ?
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,643。Vol.36配信。


  • 99.01.12
  • ▼昨晩の『本』のゲストは梅沢ゆかりだった。さすがというべきか、選んだ本が渋い(笑)。
    ▼K原@SPA!さんと、渋谷にて小池真理子氏にインタビュー。無事に終わって良かった良かった。これでここ2,3日の「小池漬け」からは脱出。ホームページの更新を心待ちにしていた人(いるのかなあ?)、お待たせしました。
    ▼本屋をぐるっと回って帰宅。今日締め切りの原稿を上げて送る。
    ▼今年10月に予定されていた<のぞみ>の火星到着が、4年以上延期されて、2003-2004年頃に伸びてしまった。ぼよよーん。スイングバイのときの加速が不十分で、21日に再加速をしなければならなくなり、その結果火星周回軌道に入りづらくなった、というのが理由らしい(朝日による。詳細は
    その筋のサイトに出てくるでしょう)。
    <のぞみ>は磁気圏に関するデータを取るほか、惑星大気進化に関することとかも色々と調べる予定だったと聞いていて、僕もかなり興味を持っていた。先に延びただけ(だよな)とはいえ、残念だ。
    ▼高校の時の同級生に子供ができたそうである。いやー。別に彼が最初ではないのだが、己の年を感じるな。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,589。


  • 99.01.11
  • ▼半日寝て、あとはひたすらに読書。
    ▼いい加減飽きたので書店に出かける。『噂の真相』を立ち読みして、<小説家の肖像>という特集の『STUDIO VOICE』を買って帰る。しかしこれ、作家の言葉よりも、インタビュアーの質問の意味がわからんぞ。
    ▼『
    ECのマーケティングー第10回ー 書籍サイトの日米比較ー 〜停滞目立つ日本書店〜
    ▼hotwiredの『メールマガジンの出現』。この手の記事を最近よく見るのだが、<インタビュー・メール>のことは誰も取り上げてくれない。悲しいなあ。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,537。


  • 99.01.10
  • ▼『特別編・残された使命』をみる。この日見たドキュメンタリーの続き、というか再編集版。
    ▼またもや風邪引いたみたい。体中の関節が痛い。ちくしょう。
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  • 99.01.09
  • ▼ハッブルの観測結果を解析した結果、宇宙の総銀河数が、これまでの推測・800億の1.5倍、約1250億個になると出たそうな。
    ▼渋谷にて、ずーっと打ち合わせ。しゃぶしゃぶご馳走様。
    ▼二軒目は涙を飲んでお断りし、帰宅。ひたすらに読書(ちょっとうそ)。
    ▼今日の逆リンクは
    ここ。どうも有り難うございます。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,470。ほっ。


  • 99.01.08
  • ▼注文していた『サクセスフル・エイジング』と『情動と側頭葉てんかん』を引き取ったあと、昨日子会社のお陰で株価が上昇したらしい某社へ行って打ち合わせ、というか雑談。
    ▼その打ち合わせの折、「銀色の服」という話が出る。未来っていったら銀色だったよねー、という話。オタキング氏の本でもお読みになったんですか、と聞いてみるが、そうではなかった。世紀末になって銀色の未来が皆の頭の中で同時発生しているもよう。
    ▼津野海太郎『「オンライン書店」の誘惑』をパラパラめくる。ただのウェブガイド本だった。実際にネットをつかっている人間には全く無用の本。
    ▼関連した話。一部で話題の季刊『本とコンピュータ』。この雑誌、僕には相変わらず、オヤジが貧弱なネット&コンピュータ経験を披露しているようにしか見えません。なおこの意見は、別にここで陰口を叩いているだけではなくって、創刊号を読んですぐ編集部にメールしました。返事はなかったけど。
    もちろん、ああいう雑誌にも存在意義はそれなりにあるから、それはそれで良いんだろうけど。
    と、いう話を電話でもする。
    ▼帰宅すると急なお仕事。去年の轍を踏まないよう二つ返事で引き受け、古本屋に走る。
    ▼インターネットの本屋さん『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )が、株式会社になりました。
    なんだ、まだなってなかったの。
    ▼【
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  • 99.01.07
  • ▼『青年は荒野をめざす'99』をちらと見る。葉月好きにはたまらんのだろうな。俺には良くわからん世界だ。UAの歌がしつこい。
    ▼最近、30年前──つまり1960年代末〜1970年代初頭の作品の見直しが進んでいるような気がするなあ。あの頃の作品群が充実していたのは確かだと思うが。
    ▼『リング -最終章-』も見る。こうしてお金持ちはどんどん金持ちになっていくのだなあ。良いなあ。
    ▼和田はつ子『心理分析官』角川ホラー文庫を通読。途中で飽きが来る本編よりも、春日武彦氏による解説の方が面白い、というと怒られるかな。
    ▼メシのついでに古本屋に行く。この時期の古本屋には、正月休みに読了された本が放出されている。「読みたい気もするが新刊で買うほどでもない本」を手に入れるには、狙い目なのだ。
    ▼【
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  • 99.01.06
  • ▼年賀状もそろそろ終わりか。
    今回すごいな、と思ったのは、郵便番号7桁を、ほとんどの人が書いていること。昨年の年賀状があり、そしてパソコンがあるはといえ、みんな几帳面だ。
    一方、郵便番号と番地と部屋番号だけ、という人はいなかった。そのための(か、どうかは
    定かではない)郵便番号7桁だし、これでも十分届くはずなのだが。いくらなんでも味気ない、ということだろうか。
    ▼俺は結局、22通書いた。余った葉書、有効活用しなければ。
    ▼いきなり呼び出されて渋谷へ。お寿司ご馳走様。
    ▼これはちょっと驚愕のニュース。iMacが12万8000円に! 詳細はアップル、新しい「iMac」を発表 5つの新色で登場 。 iMacって、あのディスプレイと奥行きが欠点だと思うのだが、これはさすがに心揺れ動くかも。部屋が広ければ、買ってもいいかもしれない。
    ▼NONFIXは森村泰昌。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,464。Vol.35配信。


  • 99.01.05
  • ▼速達でたたき起こされ、いやいや起きる。ごそごそして用を片づけたあと、また寝る。今日はなんだか空振りの日だった。
    ▼48hoursは子供を監視する親。家庭用のドラッグ検査薬がアメリカでは売られているという。
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  • 99.01.04
  • ▼マーズ・ポーラーランダーは無事打ち上げられた。
    デビット・カード、始まる。これは確かに便利そうだし普及しそうだ。
    ▼今年二本目の原稿を書いてせっせと送る。忘れそうな原稿はさっさと片づけるに限る。
    ▼年賀状の返事もせっせと書く。僕は葉書いっぱいに思ったことを書き連ねることにしている。だから買う年賀状はいつも白紙で、一人一人全部手書きする(でも自分からはほとんど出さない)。昔は「書くことなんか何もないなあ」と思って絵を描いていたのだが、どうしてあんなに書けなかったのだろうか。今となっては不思議だ。
    ▼唐突にふと思ったこと。馳星周と花村萬月の最大の違いは、サングラスの有無にあるのではないか。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:10,446。


  • 99.01.03
  • ▼こんなことは年末にするべきではないかと思いつつ、スクラップをとる。いろいろめくっていると桐野夏生氏へのインタビューが出てきた。この記事は、昨年もっとも悔いた出来事に関係している。この仕事、一度は僕のところへ来たのだ。
    編集の方がこちらへ仕事を振ってくれたのだが、僕は『OUT』すら読んでおらず、その仕事を断ってしまったのである。今になって思えば、一日あれば桐野氏の主立った作品を何冊か読むことはそう大変ではなく、引き受けるべきだった。ところが僕は、『OUT』を読んでいないからという理由だけで断ってしまったのである。全く、もったいないことをしたものだ。こういう仕事をするならば幅広くなんでも読まなければ駄目だ、と思うきっかけとなった出来事だった。
    でもそれが悔しくて、未だに『OUT』を読んでいない。文庫にでもなったら読もう。言ってる事とやってる事が違う僕。ま、こんなもんすよ。


  • 99.01.02
  • ▼小室哲哉が自分の家やスタジオを自慢する番組や、エルトン・ジョンが自分の友達を自慢する番組を見ながら、花村萬月を読み、ヴァクスを読んで、寝た。人間は「家族」を必要とするのだろうか。
    ▼BOSSのCM、昨年に続いてやってくれるなあ。あの貴花田、そっくりさんじゃないよね? それとも合成?


  • 99.01.01
  • ▼明けましておめでとうございます。今年もよろしくどうぞ御願い申し上げます。本年が幸多き年でありますように。
    ▼でも、特に今年の抱負はないのであった。飢え死にしないように頑張ろう。
    ▼ファイル数が多くなってきたのでディレクトリ構成を少し変えた。今までの奴は取りあえずそのまま。
    ▼今年最初に読んだ本はエルロイでありました。

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