1位:『生命と地球の歴史』
著者:丸山茂徳氏にお言葉を頂戴しました!
拙著(丸山・磯崎)が98年度のベストサイエンスブックに選ばれたとの報告、大変光栄に存じます。感想ですが、短い時間をやりくりして集中的に書いたので、分かりにくい点が多々あるにも関わらず、数多くの読者に読まれたのは、本の内容に興味をもつ人がかなりおられることを示していると思われます。文明国の中では、残念ながら世界最低レベルのサイエンス理解度を示すといわれる情けない日本の現状に危惧を抱いている人間の一人として、少し安心しました。時間がとれれば、もっと分かりやすく書いたもう一つの啓蒙書を書きたいと思っています。
13点 『生命と地球の歴史』,丸山茂徳・磯崎行雄著,岩波新書 |
9点 『解明される意識』 ダニエル・C・デネット著、山口泰司訳、青土社 |
7点 『コンピュータ画家アーロンの誕生 芸術創造のプログラミング』 パメラ・マコーダック著、下野隆生訳 紀伊国屋書店 |
7点 『いのちの遺伝子〜北海道大学遺伝子治療2000日〜』 中部 博 著、集英社 |
6点 『クローン羊ドリー』ジーナ・コラータ著、中俣真知子訳 アスキー出版社 1800円 |
6点 『無限論の教室』,野矢茂樹著,講談社現代新書1420 |