NetScience Interview Mail
2004/07/08 Vol.282
NetScience Interview Mail HOMEPAGE
http://www.moriyama.com/netscience/

NetScience Interview Mail : Free Science Mailzine
科学者インタビューを無料で配信中。今すぐご登録を!
電子メールアドレス(半角):
【その他提供中の情報】
| 新刊書籍情報 |
| イベント情報 |
| おすすめURL |
etc...


◆Person of This Week:

【柏野牧夫(かしの・まきお)@NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 感覚運動研究グループ】

 研究:聴覚を中心とした認知神経科学
 著書:『コミュニケーションを科学する チューリングテストを超えて』(共著/NTT出版)
    「日経サイエンス」連載「錯覚の情報学」(2000年2号〜2001年1号)
    月刊「言語」にて「知覚の認知脳科学」連載中

 ホームページ:http://www.brl.ntt.co.jp/people/kashino/index_j.html

○光と音、音と音。これら刺激のタイミングはどのように知覚されているのでしょうか。たとえばコップを落としてしまったとき、床で割れる音とその光景はぴったりシンクロしているように感じられます。ですが実際には音のほうが少しだけ感覚器までの到達時間は遅れているはずです。また、その後の脳内の処理はどのようになっているのでしょうか。これらの問題を考えていくと、私たちが知覚している心理的な「時間」は、物理的な時間と同じものではなく、環境での出来事を脳が解釈した結果であるということが明らかになってきます。
 聴覚を中心として研究を行っている柏野先生らによれば、同じようなことが空間に対しても言えるといいます。知覚している空間が伸びたり縮んだりするというのです。知覚の認知脳科学の世界を味わって頂ければと思います。(編集部)



前回から続く…… (第6回)

[11: 音源分離はある程度できている]

■それと同じような話だと、音源分離なんかもそうですよ。我々の研究所でも音源分離というのをテーマの1つでやっていますけど。
 例えば純粋に理論的な問題として解こうとすると、複数の信号が混ざるときに、それをいかに分けるかという話ですけど、工学的に実用性が最も高いのはおそらく接話マイクなわけですよ。話し手のところにマイクを持っていってやっておけば、音源分離だの何だの言わなくても、その人の声が一番大きく入るわけですから、それでいいじゃないかと。それがやっぱり実用ということであって、そのときに人間は、いや、こうやっていますからなんて言ったって、それはしょうがないんですよね。

○まあ、それはそうなんですけど、僕らみたいに話してることを全部テープ起こしする人間からすると、早く何できないかと思うわけです(笑)。

■そうですね、そういうシチュエーションは十分考えられて。だから、例えばこのテープ起こしをすることに使えるようなシステムでしたら、例えばうちの研究所でもある程度できているんです。これを分離してそれぞれを書き起こすというのは、それぞれの声を別々にするということは、今でもある程度できると思うんですよ。

○え、ほんとに? 是非お借りしたいですね(笑)。

■ただ、完全に認識してテキストに落としたときに、そのまま使えるレベルではもちろんないですけど、かなりいけると思いますけどね。

○まあ、機械を開発するよりライターを1人雇った方が早いということだったりするんでしょうね。

■そうそう。だからその辺は、結局、実用化ということになってくるとそういういろいろな現実的なファクターが強いので、必ずしも人間がこれを分からなければいけないなんてことにはならないんですけど。
 まあ、我々はそう言ってしまうと身もふたもないので、別の部分では、テクノロジーというのは人間が分からなければできない部分も多々あるという信念の下に、もちろんこういうところで研究をやっているわけですから、それはだめですよとは全然言い切れないんですけど。

○言いきってしまうとヤバイですよね(笑)。

■ヤバイです(笑)。

[12: 欠けている「音」を作り出す必要はない]

○ところで、さっきの話ですけどね。雑音をかぶせたほうがブツブツ音が聞き取りやすくなるという話。
 あれ、実際にやってみると、ノイズの部分でも音が聞こえるような感じがしますよね。脳が音を作ってるんでしょうけども、だいたいその音はどこから持ってきて、どんなふうに作っているんだろうというのが、僕が実に不思議だなあと思っているところなんですけど。

■だから、「音」というのは音響信号だと思うからそうなのであって……。

○……ん? ああ、そうか、そうか。

■そうそう。この現象でもたぶん解釈は2通りあり得ますね。脳内でそこの欠けている部分に相当する音が実際にどこかで作り出されているという立場と、もう1つはそんなもの作り出す必要はないという立場とあると思うんですよ。

○はい。

■要するに、前者の立場というのは、ある種、脳内で外界に対応するような神経活動が起きなければ知覚できないと。知覚するということは外界のある種、コピーを脳内のどこかに作り出すことだという観点に立てばそうなんですけど、論理的に考えてみると別に知覚するということはそういうことじゃなくてもいい。
 例えば、そこに音がないという証拠がなければ、まあ、あると仮定してもいいわけで、そこはあるかないか、そこのデータは一切使えないんだけど、残りの部分で認識が成立するならばそれでいいじゃないかということですね。だから、例えば冗長性、さっきから言うように「世の中は急に変わらない」と、それでこういうふうになっていますよと、その間はあるかないか分からないという状況だったら、普通にはそのままつながっていると想定するのが一番自然なわけです。なぜなら、そうじゃない想定というのは極めて確率的に低いだろうから。

○はい。物事は急には変わらないと仮定をおくわけですね。

■例えば、こういうふうに本当はここはないとしましょう。こことそっちにものすごくつながりのいい出来事があって、しかし本当は途中で終わっていて、その終わった瞬間に別の雑音が偶然にも入って、その雑音が終わった瞬間に、また偶然にも極めて前と相関が高いことが起きているという解釈もあり得るわけなんですけど、こういう可能性というのはかなり低いですよね。

○つまり、音と音が繋がってるっぽかったら、繋がってると判断する。

■そういうことですね。普通はつながっているものが、どこか邪魔されたと思うのがより自然な、つまり世の中でありがちなことであって、統計的にもそっちの方が非常に多いわけですよね。だったらそっちに張るわけで、別にここのところにデータが全部ないと、ここが何であるかが分からないかって、そんなことは全然ないわけです。要はここは切れていませんよということだけで十分だと。

○ええ。

■だとすると、あえて脳内で欠けている部分を作り出す必要もないし、ましてや入ってくる音としてそこに音がないのに、何で聞こえるかということじゃなくて。
 さっきの「しんばし」の話じゃないですけど、我々が聞いているのはあくまでも音響的パターンから何かを抽出して、それとマッチングして頭の中に入っているものとマッチングした結果そうだと思っているだけのものですから、その結論を導くのに十分な証拠さえあれば別にいい。

○ふむ−−。

■だから証拠と犯人とを混同しているんですよ、多くの理論は。脳のゴールは犯人捜しであって証拠捜しじゃないんですよ――証拠捜しじゃないって言っても、知覚というプロセスは証拠捜しではあるんですけど、最終的に知りたいのは犯人なんです。で、犯人の遺留品とかというのはいっぱいあるわけ。音響信号というのは犯人の遺留品にすぎないんです。

○はい。

■犯人の遺留品がこうでしたと。例えばここに指紋があります、ここに犯行に使った凶器が落ちていましたとか何とかって断片的な情報が与えられるときに、それで犯人が特定できればそれでいいわけですよ。
 ところが多くの議論というのは、ここに指紋があったら全部の指の指紋がないと犯人は作り上げられないとか、そんなようなことを言っているように聞こえるわけですね。別にそこから犯人を作り上げなくたって、犯人が一意に特定できさえすればいい。

○ふむふむ。なるほどね。もう、分かればいいんだと。そういうことですね。

[13: 「知覚」とは、いま何が起きているかを絶えず推定し続けるプロセス]

○その、推測や判定みたいなことをやっているアルゴリズムが何かあるとして、それは今、どの程度まで分かってきているんですか。

■いや、それは、どの程度まで分かってきているかというと非常に難しいんですけど、1つにはやっぱり、環境内でよく起こることと、まれにしか起こらないことを反映した形で学習が起こっているということですよね。つまり、個々のイベントごとの特殊事情ではなくて、いろいろなものに対して一般的に成り立つことというのは、まずベースラインとして獲得されているだろうと。もしかしたら遺伝的に組み込まれている。要するに系統発生のレベルでも獲得されているかもしれない。

○ええ。

■例えば、世の中には不透明なものが多いから、手前にものが来たら奧にあるものは隠されます、ということは、これはたぶんかなり一般的な話ですよね。でもそれとて100%じゃなくて、じゃあ、これが透明だったらどうなるんですかとか、いろいろ例外はあるわけですけど。
 それに加えて、特定の対象に固有な情報というのがあって、例えば「しんばし」と言うんだったら、人間の調音器官というのは、こういうふうにしか動き得ないので、「しんばし」という並びで「n」は言えませんとか、言うとむちゃくちゃ不自然なことになりますよというような、調音器官が動くときは絶対こうならなきゃいけないという、そういう偏りを学習するという部分はあるかもしれない。

○ええ。

■あるいは、極めて人工的に、まったく無関係な、本来関係ないものでも、とにかく一緒に現われるように現われるようにすると、ほんの数分の経験だけでけっこう長期的にそれらが結び付いてしまうということもある。とにかく、いろいろなレベルでの獲得の仕方があるのかもしれないけれども、やはりそういう外界の統計的な分布というものをいろいろな意味で獲得していると。
 その獲得するプロセス自体が「可塑性」と呼ばれているもので、それは数百ミリ秒単位のものもあるし、数日、数年、数十年と、いろいろな時間スケールがある。「学習」とか「発達」とか言われているものは、さっき言った世の中の一般の確率分布を獲得するプロセスだし、「順応」とかあるいは「アテンション」などと呼ばれるようなものは、瞬間瞬間の世の中の偏りに適応するプロセスですね。
 そういう偏りをとにかく絶え間なく学習しながら、それを使って今、何が最も起きていると思われるかということを推定し続けていくというプロセスだということだというふうには考えていますけどね。

○それが知覚だと。

■そう。それが知覚だと。

次号へ続く…。



科学技術ソフトウェア
データベース

◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。

[◆Information Board:イベント、URL、etc.]

■新刊書籍・雑誌:
◇『トンボ入門』(新井裕/どうぶつ社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457518
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886223281/sfsciencebook-22/

◇『認識論を社会化する』(伊勢田哲治/名古屋大学出版会)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456905
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815804893/sfsciencebook-22/

◇『日本の植物園』(岩槻邦男/東京大学出版会)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02455897
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130601849/sfsciencebook-22/

◇『世界地図で読む情報とテクノロジー』(伊藤正直/旬報社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457068
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845108909/sfsciencebook-22/

◇『SFはどこまで可能か?』(福江 純/扶桑社 空想科学文庫)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456185
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594044174/sfsciencebook-22/

◇『サルの社会とヒトの社会 子殺しを防ぐ社会構造』(島 泰三/大修館書店)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456320
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469212881/sfsciencebook-22/

◇『脳死と臓器移植の医療人類学』(マーガレット・ロック/みすず書房)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02455753
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622070839/sfsciencebook-22/

◇『ナノテクビジネス指南 小さな技術が起こす大変革』(Jack Uldrich、Deb Newberry/丸善)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457517
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621074369/sfsciencebook-22/

◇『バイオニクス学のすすめ』(軽部征夫/丸善)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457515
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621074385/sfsciencebook-22/

◇『テイツ/ザイガー植物生理学』(L.テイツ、E.ザイガー/培風館)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457758
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4563077844/sfsciencebook-22/

◇『巨大地震が来る! Xデーの予知から身を守る術まで』(産経新聞「巨大地震」取材班/産経新聞ニュースサービス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457122
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594046797/sfsciencebook-22/

◇『地球環境デザインと継承 シリーズ地球環境建築 専門編1』(日本建築学会/彰国社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457428
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4395221424/sfsciencebook-22/

◇『ものづくり道』(西堀栄三郎/ワック)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457777
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898310761/sfsciencebook-22/

◇『イラスト・図解機械を動かす電気の極意 自動化のしくみ 電気と機械の結合点がよくわかる』(望月伝/技術評論社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456285
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774120650/sfsciencebook-22/

◇『真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦! 幻の5球スーパーで音がよみがえる』(東 康生/技術評論社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457482
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774120618/sfsciencebook-22/

◇『科学ジャーナリズムの世界 真実に迫り、明日をひらく』(日本科学技術ジャーナリスト会議/化学同人)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457467
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759809740/sfsciencebook-22/

◇『知られざる「自衛隊災害医療」』(白浜竜興/悠飛社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456918
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860300548/sfsciencebook-22/

◇『逆都市化時代 人口減少期のまちづくり』(大西隆/学芸出版社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02455750
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761523417/sfsciencebook-22/

◇『心と体に効くお茶の科学』(小国伊太郎/ナツメ社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456915
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816337512/sfsciencebook-22/

◇『肝臓ガンのすべてがわかる本』(矢沢サイエンスオフィス/学研)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02457018
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054022227/sfsciencebook-22/

◇『ICタグビジネス 実践手法と新分野への適用』(井熊均/東洋経済新報社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456286
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492761489/sfsciencebook-22/

◇『医療革命 ゲノム解読は何をもたらすのか』(ニコラス・ウェイド/岩波書店)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456850
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000050494/sfsciencebook-22/

◇『心が脳を変える 脳科学と「心の力」』(ジェフリー・M.シュウォーツ、シャロン・ベグレイ/サンマーク出版)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02456117
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763194976/sfsciencebook-22/

◇『脳画像で探る「うつ」と「不安」の癒し方』(ダニエル・エイメン、リサ・ラウス/花風社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02454202
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907725612/sfsciencebook-22/

◇『脳画像でみる「うつ」と「不安」の仕組み』(ダニエル・エイメン、リサ・ラウス/花風社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02454205
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907725604/sfsciencebook-22/

◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
http://www.shokabo.co.jp/magazine/

■イベント:
◇驚異の大恐竜博 起源と進化〜恐竜を科学する
http://www.kyoryu.jp/
7月16日(金)〜9月12日(日)。幕張メッセ

◇裳華房 2004年 研究所等の一般公開
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html

◇裳華房 一般講演会・公開シンポジウム
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html

■ U R L :
▼朝日 学会センター、預かり金5億円流用 経営難で債務返済に
http://www.asahi.com/national/update/0703/026.html

▼朝日 土星の輪が消える? 探査機が酸素原子の急増観測
http://www.asahi.com/science/update/0703/002.html

▼朝日 巨大ザメ「メガマウス」、4.3メートルの大剥製が完成
http://www.asahi.com/national/update/0703/013.html

▼朝日 探査機カッシーニが土星の周回軌道に 7年の長旅の
http://www.asahi.com/science/update/0701/001.html

▼朝日 「馬面」「小あご」ご用心、睡眠時無呼吸症候群で研究
http://www.asahi.com/science/update/0630/001.html

▼朝日 南極観測越冬隊と文科相、テレビ電話で交信
http://www.asahi.com/science/update/0629/001.html

▼朝日 TVゲーム、パソコンどう影響 子どもの脳、1万人調査
http://www.asahi.com/national/update/0630/001.html

▼毎日 無人火山探査機:阿蘇山で試運転へ 世界初の開発
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040703k0000e040060000c.html

▼毎日 ニュートリノ振動:スーパーカミオカンデで世界初の観測
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040706k0000m040082000c.html

▼毎日 土星衛星:タイタンの地表写真を公開 NASA
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040705k0000m040072000c.html

▼毎日 バイオ技術:狙え、ロシアの頭脳 日本企業の進出始まる
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040704ddm008020092000c.html

▼毎日 大豆ペプチド:健康飲料「まめ」勝負 日本コカ・コーラなど、参入次々
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040704ddm008020089000c.html

▼毎日 科学技術報道:科学技術ジャーナリスト会議が記念シンポ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040704k0000m040062000c.html

▼毎日 ヘビの祖先:世界最古の新種の化石発見 石川県白峰村
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040703k0000m040069000c.html

▼毎日 幻の動物:日高町でツチノコ? 兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040702k0000m040028000c.html

▼毎日 死亡胎児:幹細胞利用で再生医療に 厚労省が指針案提示
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040702k0000m040077000c.html

▼毎日 ロボット:参院選投票を呼びかけ 福岡県庁
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/computing/news/20040630org00m300072000c.html

▼毎日 ナガサキアゲハ:東京都心で採集 温暖化で分布域が急北上
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/env/news/20040701k0000e040025000c.html

▼毎日 総務省 ユビキタスネット・ジャパン「u-Japan」を提唱
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040701org00m300115000c.html

▼毎日 BSE:感染した疑いの牛、3頭目 米農務省
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040630k0000e030036000c.html

▼毎日 遺伝子組み換え:セイヨウナタネ自生 茨城・鹿島港周辺
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040630k0000m040151000c.html

▼毎日 発明対価提訴:液晶画面めぐりシャープ元研究員
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040630k0000m040154000c.html

▼毎日 土星衛星:タイタンのジェット気流観測 NASA
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040630k0000m040067000c.html

▼毎日 暮らしWORLD:がんと免疫の関係−−癌研病院化学療法科・畠清彦部長に聞く
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040629dde012070008000c.html

▼毎日 普賢岳:平成噴火のマグマ?に到達 雲仙科学掘削で採取
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/photojournal/news/20040706k0000m040104000c.html

▼中日新聞 魚介類の効用(1)赤身の鮮度 切り口で判別
http://www.chunichi-tokai.co.jp/food/food128.shtml

▼中日新聞 魚介類の効用(2)血流改善や筋肉疲労軽減
http://www.chunichi-tokai.co.jp/food/food129.shtml

▼読売 東大チーム、大腸がん・肝臓がんで細胞増殖の酵素特定
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040705i201.htm

▼読売 火星再挑戦、露探査機への同乗検討…日本の研究陣
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040703it06.htm

▼読売 統合失調症、女性の発症に影響する遺伝子を発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040703i401.htm

▼読売 鳥インフルエンザの毒性、年々強まる…米中専門家分析
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040629i217.htm

▼読売 東海地震起きたら応援部隊11万人、救援計画を発表
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040629i216.htm

▼産経 大阪の「ヴィジオン」が優勝 ロボット・サッカー大会
http://www.sankei.co.jp/news/040704/sha057.htm

▼産経 不可能な「青いバラ」開花 サントリーが世界初
http://www.sankei.co.jp/news/040630/kei161.htm
サントリーのリリース
http://www.suntory.co.jp/news/2004/8826.html

▼フジサンケイビジネスi 米コカ・コーラ、位置確認機能を搭載した缶で賞品キャンペーン
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20040702202748-XYJTMRJMXS.nwc

▼フジサンケイビジネスi 松下が“陶芸ビジネス” 電子レンジ窯で仕上げ素早く
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20040704211906-LQGZVBQANM.nwc

▼フジサンケイビジネスi 米国とインド、宇宙分野で連携 通信衛星を共同開発
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20040628205822-PWCIHATMAD.nwc

▼共同 血液を原料に電極製造 燃料電池用に大阪市立工業研究所
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SCS&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004070101002647

▼ITmedia 指紋・顔・声紋―バイオメトリクス認証製品もさまざま展示
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/01/news095.html

▼ITmedia オフィスIT化の行き着く先は――壁にセンサーあり、サーバに目あり?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/01/news093.html

▼ASCII24 PDAや携帯電話を置くだけで充電ができるパッド
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/news/2004/06/26/650076-000.html

▼HotWIRED 多分野に応用が期待される超高感度センサー
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040702303.html

▼HotWIRED 米軍が警戒! コカ・コーラの販促キャンペーン用「GPS缶」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040705205.html

▼HotWIRED 韓国サムスン、変わり種の折り畳み式携帯電話
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040705106.html

▼HotWIRED 『カッシーニ』の新データで土星の自転に新たな謎
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040701308.html

▼HotWIRED 米陸軍、「光発電テント」などソーラーセル技術に注目
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040701303.html

▼HotWIRED バイオ企業に商業利用される『極限環境微生物』は誰のもの?
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040629301.html

▼HotWIRED 民間人の宇宙旅行、実現はいつ?
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040630305.html

▼HotWIRED 温暖化の懸念で、北極圏の海洋調査が本格化
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040630306.html

▼HotWIRED 元ゲーム開発者が作ったゲノム解析ソフトウェア『ジーンシフター』
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040630307.html

▼富士通 ユビキタス時代のショッピング情報提供を実現する
情報配信プラットフォーム共同研究プロジェクト開始
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/06/29-1.html

▼INTERNET Watch NTT Com、情報家電向けハイブリッド型P2P方式接続のデモ
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/06/30/3710.html

▼CNN 宇宙行きのエレベーター、15年後実現に向け開発進む
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200407040014.html

▼ファミ通 第2回ゲーム学会合同研究会が大阪経済大学で開催
 医療、アート、教育などさまざまな分野の研究者が参加
http://www.famitsu.com/game/news/2004/07/04/103,1088873785,28199,0,0.html

▼NASA 土星探査機カッシーニ・最新画像
http://saturn.jpl.nasa.gov/multimedia/images/latest/index.cfm

▼AstroArts 土星探査機カッシーニ、無事に土星の周回軌道へ、初画像を送信
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/07/02cassini/index-j.shtml

▼AstroArts 地球の大量の水は、どこからきたのか?
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/30rosetta/index-j.shtml

▼AstroArts 宇宙で最小クラスの超低温星の質量が初めて直接量られた
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/29l-dwarf/index-j.shtml

▼AstroArts 彗星探査機スターダストの捉えたウィルド彗星は、汚れた雪の塊ではない
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/28stardust/index-j.shtml

▼理研 ゲノム上のタンパクの動きを捉えることに成功

  • ゲノム上でのタンパクの棲み分けが明らかに -
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2004/040701/index.html
▼JST 生殖細胞と体細胞の分化のスイッチを担うタンパク質を発見
http://www.jst.go.jp/pr/info/info83/index.html

▼MedWave 胃カメラはもう苦しくない! 鼻から入れる内視鏡が好評
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/316244

▼PC Watch 「疾走するファイバー展」開催 〜ハイテク水着や人工臓器などを展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0630/fiber.htm

◇科学技術者のための総合リソースガイド・NetScience
  http://www.netscience.ne.jp/

 *ここは、科学に関連するイベントの一行告知、URL紹介など、
  皆様からお寄せいただいた情報を掲示する欄です。情報をお待ちしております。
  基本的には一行告知ですが、情報が少ないときにはこういう形で掲示していきます。
  なおこの欄は無料です。






NetScience Interview Mail Vol.282 2004/07/08 発行 (配信数:19,906 部)
発行人:株式会社サイネックス ネットサイエンス事業部【科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス】
編集人:森山和道【フリーライター】
interview@netscience.ne.jp
moriyama@moriyama.com
ホームページ:http://www.moriyama.com/netscience/
*本誌に関するご意見・お問い合わせはmoriyama@moriyama.comまでお寄せ下さい。
*メールマガジンへの広告掲載に関するお問い合わせはinfo@netscience.ne.jpまで御願いします。
◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。


○当メールニュースでは、科学に関連するイベントの一行告知、研究室URL紹介などもやっていきたいと考えています。情報をお寄せ下さい。
本メールニュースの発行は、インターネットの本屋さん・まぐまぐを使って行われています。
メール配信先の変更、配信の中止は、以下のWWWサーバーで行って下さい。
 http://www.moriyama.com/netscience/
原則として手作業による変更、中止は行っておりません。
なお、複数による閲覧が可能なアドレス(メーリングリストなど)での登録はご遠慮下さい。
必要な場合には、発行人までその旨ご連絡下さい。
(配信先変更の場合は、現アドレスをいったん削除の上、新規にアドレスをご登録ください)