NetScience Interview Mail
2004/06/17 Vol.279
NetScience Interview Mail HOMEPAGE
http://www.moriyama.com/netscience/

NetScience Interview Mail : Free Science Mailzine
科学者インタビューを無料で配信中。今すぐご登録を!
電子メールアドレス(半角):
【その他提供中の情報】
| 新刊書籍情報 |
| イベント情報 |
| おすすめURL |
etc...


◆Person of This Week:

【柏野牧夫(かしの・まきお)@NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 感覚運動研究グループ】

 研究:聴覚を中心とした認知神経科学
 著書:『コミュニケーションを科学する チューリングテストを超えて』(共著/NTT出版)
    「日経サイエンス」連載「錯覚の情報学」(2000年2号〜2001年1号)
    月刊「言語」にて「知覚の認知脳科学」連載中

 ホームページ:http://www.brl.ntt.co.jp/people/kashino/index_j.html

○光と音、音と音。これら刺激のタイミングはどのように知覚されているのでしょうか。たとえばコップを落としてしまったとき、床で割れる音とその光景はぴったりシンクロしているように感じられます。ですが実際には音のほうが少しだけ感覚器までの到達時間は遅れているはずです。また、その後の脳内の処理はどのようになっているのでしょうか。これらの問題を考えていくと、私たちが知覚している心理的な「時間」は、物理的な時間と同じものではなく、環境での出来事を脳が解釈した結果であるということが明らかになってきます。
 聴覚を中心として研究を行っている柏野先生らによれば、同じようなことが空間に対しても言えるといいます。知覚している空間が伸びたり縮んだりするというのです。知覚の認知脳科学の世界を味わって頂ければと思います。(編集部)



前回から続く…… (第3回)

[03: なぜ人間は「こういうふうに世の中がある」と思っているのか]

■ちょっと脱線しますけど、そもそも何でそんなことをやろうと思ったかみたいな話も関係あると思うんですけどね。
 それは非常に昔にさかのぼるわけで、どういう分野に行こうかなと考えていたわけですが。

○いつごろですか。

■それはやっぱりもう20歳ごろぐらいでしょうかね。
 いろいろな候補というのが、たぶん、あり得たわけです。というのは、比較的、いろいろなことに興味がある方なんですよ。いろいろなことに興味があるし、こういうのは絶対だめだなとか、できないなと感じないタイプというか、わりとどっちにでも転び得るタイプというんですかね。

○ああ、なんとなく分かります(笑)。

■その中で一番思ったのは、何で人間というのは「こういうふうに世の中がある」と思っているんだろうと。

○どういうことですか。

■見えている、聞こえているというか、我々が認識している世界というのを普通は盲目的に信じて暮らしているわけじゃないですか。どうしてそうなるんだろうと、極めて哲学的、認識論的な問題なんですが、何でそういうことをクローズアップしたかというと、やっぱりそれを疑うからなんです。

○疑う?

■時はまだバブルの前、カルト騒動なんかの前だし、最近のようなテロとか戦争とかの前なわけなんですけど、まあ、戦争は昔からありましたし、宗教問題もいっぱいあったかもしれないけど、当時の雰囲気というのはある種、例えば土地を持っている人というのは、非常に価値が高いわけですね。お金がもうかるわけですね。だからブランドというのも非常に皆さん、高い金を出して買うと。それから、受験なんかでも非常にブランド信仰みたいなものが強かったし。
 ブランドとか土地とか何とか、それに非常に大きな価値を見いだされ、それこそお金になるわけだけど、それっていったいどういう根拠があるのかということを問い始めると、非常に怪しくなってくるわけですね。

○ええ。

■そのころある大人の人に、それはかなりお金持ちの人だと思うんですけど、土地なんて今こうやってありがたがられているけど、そんなものは単に情報の問題であって、土地というものに値打ちがあるわけじゃないんだから怪しいですよみたいな話をしたことがあって、でもそのときは一笑に付されたんです(笑)。自分は戦争なんかも体験しているけど、土地ほど大事なものはないんだと、結局それが勝つんだと。

○なるほど。

■でも、それは、例えばここに何かを建てるスペースがありますよという土地自体がアフォードするものに価値があるんじゃなくて、結局、あのバブルのときというのはそれにいくら払いますかという交換価値ですよね。だから極めて相対的なものであり、その土地自体の持っている純粋な、砂の重さでもないし面積でもない、そういうものが流通していたわけで。
 カルトなんかもしかりで、ある特定の価値観なり、枠組みというのが非常に絶対化されてくる。戦争なんてそのぶつかり合いにほかならないですよね。こういうものって絶対にどこかで破たんするだろうし、矛盾がたぶん露呈してくるし、ぶつかり合うに違いないと。何でこの人たち、みんなそれを信じているんだろうというのはまず根本的にあったわけです。裏を返せば自分はなかなか何も信じられなかったというか。

○ははあ。

■あの頃ですから、ご多分にもれず構造主義とか、あのあたりの話とかをやっぱり一通り洗礼は受けるわけで、ただそれでいいとも思っていない。つまり全部を相対化してしまえばそれで済むとも思っていない。つまりそれでは進むべき道がないわけですから。
 常に莫大な価値の選択肢があって、こっちに行けばいいと思うんだけどそれを信じないと。それは非常に恣意的な価値観にすぎないんだと思った瞬間に、進むべき道も根拠もなくなってしまう。そういうある種、非常に迷いというか困った状況がありまして、そのときに結局、その根源を知りたいなと思ったわけですよ。

○根源。

■「何故に我々は見たり聞いたりあるいは感じたりするのを信じるに至るようになるのか」。
 知覚体験というのはすごいリアルなわけですよね。目の前に何かがあるとか、音楽を聴いてすごくリアルで感動するとか、これは何なんだと。その根拠を知りたいと思ったわけですよ。

○ふむ。

■それで、知覚を研究しましょうということになっていったわけですが、でもやればやるほどだんだん、知覚を研究する方法論についても、もちろんいろいろ揺れがあるわけです。
 当時、いろいろあった方法がいいのかどうなのか1つずつ言えば、全部そういうふうに、いや、ここがよくないんじゃないか、ここがよくないんじゃないかと。還元主義的な方法、それはこういう問題があってとか、じゃあ、ホリスティックに全体として見ればいいのか、いや、それはそれでとか、もう全部いちゃもんはつけられる。

○(笑)。

■自分自身の中でいちゃもんをすごくつけられるタイプなので、結局、もう右にも左にも動けないという状況ですよね(笑)。
 そういうのがずっとあって、自分自身の身の振り方の問題というものとまさに研究対象というのがまず一致しているというか、表裏一体というのかな、密接不可分であって。

○ええ。

■そんなような中で、あるときやっぱりそうは言うものの、とにかくそれは動かなきゃしょうがないだろうと。神の視点から見ればそれは非常に不完全なものでしかないけど、不完全なものであるということを認識した上で、そっちに進むしかないというような感じになってきて、やっと少し動けるようになったという。だからそういう意味でもモラトリアムがすごく長いと思うんですよ。いまだにモラトリアムと言われればそうかもしれない。やっと最近になって少し動きだそうかなという、遅ればせながら。

○動きだそうと。

■少しもうちょっと研究とか、本気でできるのかなと思い始めていますね、逆に。

○何か方向が見えてきたということですか。

■そうですね。というか、割り切りがついたというか。人生、もう長くないかもしれないです(笑)。

[04: とやかく言われるのが嫌だから聴覚研究を始めた]

○僕も分からなくもありません。というか、僕も結構、「君は本当は何に興味があるの?」と、よく人から言われているので(笑)。

■そうですね。だから興味はいろいろあるんですね。結局、今みたいな世界的な状況とかを見るにつけても、それはやっぱり自分のやっていることとは無関係ではないという思いは確かにあるわけです。だからといって直接ブッシュさんに何か言うとか、そういうことではないんですけど。

○ええ、仰る意味は分かります。

■要するにメタファーとしてといいますか、人々のやっていることの構造を浮かび上がらせることみたいなことができればいいなと思っているんですけどね。
 その一環じゃないですか、時間とか空間とかいうものって。
 ある種の相対性であり、ある種のフィクション性というか、そういうものをだんだん暴くということ。ただ、そこには何かの根拠があるはずだということが1つあるわけで、その根拠をまず求めているようなところもあるんですけどね。

○じゃあ、大学の卒論とかももういきなり錯覚とかだったんですか。

■そうですね、大学は勝手に聴覚をやったんですよ。

○もう最初から聴覚を?

■というのはやっぱり音とか好きだったし、視覚はいっぱい人がいるので、まあ、そっちをやってもしょうがないだろうというのもあったし、もう1つは先生がいないというのもあったし。聴覚の方がいない。

○先生がいないから、そこをやろうということですか。

■とやかく言われるのは嫌じゃないですか(笑)。

○ああ、そういうことですか(笑)。
 ちなみに卒論の研究というのはどんな研究だったんですか。

■もうほとんど忘れましたけど、それは音色の話だったかな。

○音色?

■音色というのは絶対じゃない、みたいな話ですね。

○どんな話ですか。

[05: 音色はコンテキストによって左右される]

■つまり音色というのは、それまでの研究、つまり音響工学的な話だとスペクトルの形だとか時間的な変化のパターンとか、そういうものによって規定されると。それはそうです。ピアノの音はピアノの音の格好をしているからピアノなのであって、だけど、それはそういう絶対的なものではなくて、極めてコンテキストによって左右されますよと。システマティックに左右されるありさまをやったということですね。

次号へ続く…。



科学技術ソフトウェア
データベース

◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。

[◆Information Board:イベント、URL、etc.]

■新刊書籍・雑誌:
◇『人間について 往復エッセー』(日高敏隆, 篠田節子/産経新聞ニュースサービス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450221
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594046681/sfsciencebook-22/

◇『恐竜の世界 ナショナルジオグラフィック』(日経ナショナルジオグラフィック社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450520
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4931450393/sfsciencebook-22/

◇『挑戦続く東大先端研 経営戦略で先頭ひた走る』(宮本喜一/日経BPクリエーティブ)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450460
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861530016/sfsciencebook-22/

◇『エマージングウイルス 誰がつくりだしたのか? 21世紀の人類を襲う新興感染症の恐怖』(マーク・J.ウォルターズ/VIENT)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450776
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476848882X/sfsciencebook-22/

◇『おもしろい海・気になる海Q&A 資源と環境のはなし』(日本海水学会/工業調査会)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02451075
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769371292/sfsciencebook-22/

◇『むぎばやしひろこのかわいいサイエンス―Presented by mono』(むぎばやしひろこ/ワールドフォトプレス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02411716
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4846524612/sfsciencebook-22/

◇『植物ごよみ』(湯浅浩史/朝日選書)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02449532
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022598549/sfsciencebook-22/

◇『街にクジラがいた風景 オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし』(菊地慶一/寿郎社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450542
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902269074/sfsciencebook-22/

◇『数学 (1冊でわかる)』(ティモシー・ガウアーズ/岩波書店)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450523
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000268732/sfsciencebook-22/

◇『心脳問題 「脳の世紀」を生き抜く』(山本貴光、吉川浩満/朝日出版社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450117
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255002770/sfsciencebook-22/

◇『脳と心をみる』(森 温理/悠飛社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02450413
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860300505/sfsciencebook-22/

◇『沖縄のウミウシ 沖縄本島から八重山諸島まで』(小野篤司/ラトルズ)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02449498
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4899770758/sfsciencebook-22/

◇『心を商品化する社会 「心のケア」の危うさを問う』(小沢牧子、中島浩籌/洋泉社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02448610
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896918266/sfsciencebook-22/

◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
http://www.shokabo.co.jp/magazine/

■イベント:
◇裳華房 2004年 研究所等の一般公開
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html

◇裳華房 一般講演会・公開シンポジウム
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html

■ U R L :
▼朝日 土星探査機カッシーニが「暗い月」に最接近、周回軌道へ
http://www.asahi.com/science/update/0614/001.html

▼朝日 ぜんそく治療、患者参加し指針作り 厚労省研究班
http://www.asahi.com/science/update/0613/002.html

▼朝日 血糖値下げる乳酸菌、研究者が発見 薬などへの応用期待
http://www.asahi.com/science/update/0613/001.html

▼朝日 白血病治療など、提供の危険ない臍帯血移植が急増
http://www.asahi.com/science/update/0611/002.html

▼朝日 ネットや携帯で医師と直結、在宅用透析装置を開発
http://www.asahi.com/science/update/0611/001.html

▼朝日 出生率1.29に低下 03年、政府想定下回る
http://www.asahi.com/national/update/0610/002.html

▼朝日 たそがれ時の光でたんぱく質増 夜更かしで狂う体内時計
http://www.asahi.com/science/update/0609/004.html

▼朝日 不妊治療の質確保へ14施設が自主基準 来年3月めど
http://www.asahi.com/science/update/0607/003.html

▼毎日 物理学ニッポン:論文引用率高く、健在ぶり示す−−世界流行51研究
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040610ddm012040131000c.html

▼毎日 丸かじり探検隊:グリーンコンシューマー 社会的意味考えて、必要な量だけ買う
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040613ddm013100075000c.html

▼毎日 地球温暖化:2060年 リンゴ、ミカンの特産地北上
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040609k0000e040077000c.html

▼毎日 サンゴ再生:セラミック製ゆりかごで「子育て」 環境省
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/photojournal/news/20040609k0000e040030000c.html

▼毎日 未公開株:阪大発ベンチャー 臨床試験担当教授に数億円分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040612k0000m040158000c.html

▼毎日 未公開株:利害関係者への提供は疑問 米国では禁止
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040612k0000m040159000c.html

▼毎日 理研・研究費流用問題:東大教授の旅費二重取り、計10件443万円に−−理研調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040612ddm041040138000c.html

▼毎日 犬の能力:3歳児並みに約200単語を理解 ドイツ研究者
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040612k0000m040040000c.html

▼毎日 大豆食品:脳にやっぱり効く!−−秋田大、東北福祉大で“実証”
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040611ddm013100038000c.html

▼毎日 ひと:田中紘一さん=京大で生体肝移植1000例目を執刀
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040610ddm002070176000c.html

▼毎日 理系白書・提言:名古屋大教授・池内了さん(59)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040608ddm010070137000c.html

▼毎日 理系白書’04:破れ、専門の壁 人材育成、国立大の模索
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040608ddm010040138000c.html

▼毎日 ICカード:六甲アイランド循環バスに導入 神戸のみなと観光バス
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040611org00m300106000c.html

▼毎日 道案内サービス ネットで視覚障害者を道案内 「ことナビ」サービス開始
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040610org00m300082000c.html

▼毎日 KDDI 2次元コードリーダーと歩行者向けナビを組み合わせたサービス
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/mobile/news/20040609org00m300114000c.html

▼毎日 デジタル放送 HDD付きDVDレコーダーと広告放送の行き先
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20040609org00m300063000c.html

▼共同 重症心不全に新治療法 両室ペーシング 左右の心室を電気刺激
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0608shinfuzen.html

▼日経 アンジェスMG、ネオケミアから創傷被覆材の製品化権取得
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20040607AT2E0700Z07062004.html

▼日経 東京医歯大、バイオの知財評価で専門人材育成
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20040607d1d0307l07

▼読売 “名なし”フタバスズキリュウ、36年ぶり学名決定へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040612i403.htm

▼読売 富士山噴火の災害予測地図、最大で1250万人被害
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040607i314.htm

▼産経 アトムに近づいた? 軸足曲げず歩くロボット開発
http://www.sankei.co.jp/news/040607/sha100.htm

▼東京新聞 匠に科学が“入門”CG・ロボット 伝統の技を継承
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20040608/ftu_____sci_____000.shtml

▼東京新聞・ニッポンの頭脳に聞く 睡眠制御する物質発見 柳沢正史氏
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20040608/ftu_____sci_____001.shtml

▼東京新聞 400億円の負担官民が綱引き「準天頂衛星」事業費
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20040608/ftu_____sci_____003.shtml

▼東京新聞 国産GPS足止め H2A失敗のあおり? 国の支援進まず…
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20040601/ftu_____sci_____000.shtml

▼東京新聞 いつくる どうする 大地震 震動台で建物崩壊分析
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20040601/ftu_____sci_____001.shtml

▼フジサンケイビジネスi 対人地雷の探知・除去ロボット、試作機が完成
http://www.business-i.jp/news/car/art-20040610204653-MORYXPJVAV.nwc

▼フジサンケイビジネスi 味の素、血中コレステロールを低下させるマヨネーズを開発
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040608220619-JUXMGYCWEY.nwc

▼フジサンケイビジネスi 半導体新技術「Xアーキテクチャー」 東芝が製品に実用化へ
http://www.business-i.jp/news/electric/art-20040608215501-SAPDSKHXWX.nwc

▼AstroArts ケンタウルス座Aに捉えられた、幾何学模様のイリュージョン
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/11centaurus_a/index-j.shtml

▼AstroArts 天の川銀河では、劇的な星形成が進行中
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/10milky_way/index-j.shtml

▼AstroArts 【投稿画像集】6月8日 金星の日面通過
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/08transit_venus/index-j.shtml

▼HotWIRED 遺伝病を持つ胚からES細胞株分離に成功
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040611308.html

▼CNN チンパンジーに「予想上回る」危機 50年後に絶滅か
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200406130001.html

▼CNN 腕に埋め込んだチップで支払い スペインのナイトクラブ
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200406130002.html

▼CNN 脳の遺伝子、40歳から機能変化、老化に関係か
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200406110014.html

▼NatureBioNews 生理学 :生き急げば長生きする 代謝率が高いと寿命も長い?
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=83992

▼NatureBioNews 脳 :神経細胞はキャリアで性格が変わる 遺伝情報は修正が効く?
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=83993

▼NatureBioNews 遺伝学 :狂牛病にかからないクローンウシ作り
プリオンの産生に関与する遺伝子の機能を止める新技術
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=83994

▼NatureBioNews 脳 :紅茶にマドレーヌをひたすと...
感覚と記憶のつながりを証明する試み
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=83998

▼矢野経済研究所 RF-ID(無線ICタグ)の潜在ユーザーニーズに関する調査結果
〜トレーサビリティ・SCMシステムの市場性は〜
http://www.yano.co.jp/press/2004/040610.html

▼ITPro JCBとカシオが非接触IC内蔵腕時計を利用した決済機能実験
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20040609/145585/

▼INTERNET Watch NTT西日本、福岡市の図書館でRFIDを用いて管理する実証実験開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/09/3432.html

▼日経BP DNP、ICタグと携帯電話利用の観光地キャンペーンシステム
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/312558

▼HotWIRED 宇宙ステーションの中に浮遊する、球形の多機能コンピューター
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040614301.html

▼HotWIRED 火星探査機『オポチュニティー』、危険を覚悟で大クレーターの内側へ
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040614302.html

▼HotWIRED 特定の人種を狙った新たな生物兵器――欧州のシンクタンクが警告
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040614304.html

▼HotWIRED サイトを都市として表現し、訪問者の行動をアニメで把握できるソフト
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040614306.html

▼HotWIRED DARPA、一体再生型燃料電池で偵察衛星を長寿命化
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040610302.html

▼HotWIRED DNAアーティストの妻が急死、FBIが家宅捜索
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040610203.html

▼PC Watch JAPAN ROBOTECH、ロボットの学習教材「Robo Designer」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0610/jrobo.htm

▼MYCOM PC WEB ロボット製作のノウハウを大公開
- 「ROBO-ONE Technical Conference」開催
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/06/09/roboone/

▼アニマ・ソラリス著者インタビュー 粟野諭美先生 福江純先生
http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/040601.shtml

▼KEK 振動との闘い ?〜 重力波望遠鏡のための冷凍機システム 〜
http://www.kek.jp/newskek/2004/mayjun/pulsecryo.html

▼ITmedia 米数学者、リーマン予想の証明を宣言
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/10/news028.html

◇科学技術者のための総合リソースガイド・NetScience
  http://www.netscience.ne.jp/

 *ここは、科学に関連するイベントの一行告知、URL紹介など、
  皆様からお寄せいただいた情報を掲示する欄です。情報をお待ちしております。
  基本的には一行告知ですが、情報が少ないときにはこういう形で掲示していきます。
  なおこの欄は無料です。






NetScience Interview Mail Vol.279 2004/06/17 発行 (配信数:20,274 部)
発行人:株式会社サイネックス ネットサイエンス事業部【科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス】
編集人:森山和道【フリーライター】
interview@netscience.ne.jp
moriyama@moriyama.com
ホームページ:http://www.moriyama.com/netscience/
*本誌に関するご意見・お問い合わせはmoriyama@moriyama.comまでお寄せ下さい。
*メールマガジンへの広告掲載に関するお問い合わせはinfo@netscience.ne.jpまで御願いします。
◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。


○当メールニュースでは、科学に関連するイベントの一行告知、研究室URL紹介などもやっていきたいと考えています。情報をお寄せ下さい。
本メールニュースの発行は、インターネットの本屋さん・まぐまぐを使って行われています。
メール配信先の変更、配信の中止は、以下のWWWサーバーで行って下さい。
 http://www.moriyama.com/netscience/
原則として手作業による変更、中止は行っておりません。
なお、複数による閲覧が可能なアドレス(メーリングリストなど)での登録はご遠慮下さい。
必要な場合には、発行人までその旨ご連絡下さい。
(配信先変更の場合は、現アドレスをいったん削除の上、新規にアドレスをご登録ください)