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2003/10/02 Vol.249
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【門脇孝(かどわき・たかし)@東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科 助教授】

 研究:2型糖尿病、肥満、インスリン抵抗性の分子機構
 著書:『糖尿病ナビゲーター』(編著者、メディカルレビュー社)
    『糖尿病略語辞典』(同上、日本臨牀社)
    『脂肪細胞 基礎と臨床』(同上、医歯薬出版)そのほか

○糖尿病に関する話は、興味のある方も多いのではないかと思います。インスリン感受性に関するアディポネクチンの研究などで知られる門脇先生に話を伺いました。(編集部)



前号から続く (第5回)

[13: ヒト患者のサンプル解析]

■それから、もう一つアディポネクチンに関係する話をすると−−このあたりが我々の研究の醍醐味だと思って頂ければいいんですが−−多くの研究者がマウスから出発し、細胞から出発しています。我々もそういう研究もやってますが、我々は最終的にはヒトの病気の原因を解明し、治療法予防法を開発したいと考えている以上、常に困難はあっても、インフォームド・コンセントの下にヒトの患者のサンプルを解析しているんですね。

○はい。

■どういうことをやっているかというと、どういう遺伝子多型が日本人の糖尿病を起こす遺伝子多型か。先ほどお話をしましたPPARγの遺伝子多型で、プロリン型は日本人の96%持っているものは糖尿病を起こしやすい遺伝子多型ですが、それは日本人の糖尿病の2,3%しか説明できないのです。
 なぜかというと、大部分が糖尿病を起こしやすいタイプなので、糖尿病を起こす起こさないの差をなかなか、説明できない。

○ええ。

■そういうアプローチをですね、マウスで見つかった鍵分子を候補遺伝子として、ヒトで多型を見つけるというのが一つの定石なんですけども、もう一つ、非常に困難ではあっても、いま非常に色んなところでブレイクスルーが起こっているのは「全ゲノム解析」なんです。我々は8,9年かかって、日本人の2型糖尿病の患者さん、我々のところに通ってくる患者さんにインフォームドコンセントのもとにですね、罹患同胞対(シブペア)を集めるという解析をしたんです。

○ええ。

■なかなか大変でしてね、まず糖尿病の兄弟の方がいるかどうか聞いて、シブペア解析によって日本人の糖尿病の遺伝子が分かれば、糖尿病の予防や治療に応用できるという話をして、そしてご本人の採血をさせてもらうだけではなくて、その方のご兄弟の採血もさせてもらいます。
 そうすると、兄弟で同じ病院に来ているということは、まずないんですね。

○そうでしょうね。

■それこそ、北は北海道から南は九州まで、いろんな病院に通っている。そうすると、まず患者さんから兄弟の方に研究内容を説明して頂いて、インフォームド・コンセントを得たのちにですね、その係り付けの先生にお手紙を書いて、その先生に採血して頂いて、こちらにサンプルを送ってもらうわけです。それを全部で224組の患者さんのご協力を頂いて、5年近くかかってそういうサンプルを集めたんですね。

○ふーむ。

■これ、基礎の研究者には絶対にできないことだと思うんですね。それで何をやるかというと、「罹患同胞対法(シブペア・アナリシス)」っていうんですけど、糖尿病の遺伝子解析がなぜ難しいかというと、多因子だからですね。多因子病は連鎖解析では見つからない。そこで用いられてきたのが罹患同胞対法で、糖尿病の兄弟にまずご協力を頂く。そして全ゲノムの400のマーカーについてタイピングをするんです。

○はいはい。

■そうすると例えば、あるマーカーについて、ABCDという4つの種類が区別されると しますね。

○はい。

■両親が、それぞれAとB、CとDを持っているとすると、兄弟の第一子は、AC、AD、BC、BDという4通り。弟も4通りですね。

○ええ。

■そうすると兄がたとえば、ACを持っていると。弟はACを持っている場合もあるし、ADを持っている場合もあるし、BC、BDの可能性がある。
 すると、ACとACは二つとも一致。ACとADは一つ一致。ACとBCも一つ一致。ACとBDは一個も一致しない。つまり、その場合には、二個一致が一通り、一個一致が二通り、0個一致が二通り。今度は発端者がACじゃなくてADの組み合わせもありますから、全部で16通りあるんです。そのうち4通りは二個とも一致しない、4通りは二個とも一致する。8通りは一個だけ一致すると分類するんです。

○はい。

■これはね、当該マーカーが糖尿病とまったく関係しない場合1:2:1で分布するんです。分かりますね?
 ところがですね、そのマーカーがもし糖尿病と関係しているとですね、糖尿病の兄弟をサンプルとして集めているので、一致率がランダムチャンスよりも少し高くなるんです。逆にいうと、その兄弟が、1シブペアであればそんなものは関係ない。でも二百数十のペアを集めると、統計学的に、有意になってくるんですね。この方法はいろんなマーカーを、お互いにインディペンデントに解析できるので、多因子病の解析にすごく有利なんですね。それから遺伝形式によらないですね。兄弟の糖尿病をとってくるという前提ですから。それからある遺伝子があっても病気にならないとか、そういう浸透率が低いとかも関係ない。糖尿病になったものだけを集めてくるから。罹患同胞対を用いた全ゲノムマッピングは、その当時ものすごくテクニカルにチャレンジングでした。
 我々はどうしたかというと、フランスのパスツール研究所に共同研究を申し込んだんですね。しかもDNAを渡したのではなかなか我々の思ったようなペースで解析もできないだろうと。それで二人行ってもらって、3年がかりでジェノタイプの解析を行って、昨年発表することができたんです。

■そうすると日本人の糖尿病に関係する遺伝子領域は、染色体上の9カ所にマッピングされたと。一つ一つの領域にはまだ100ないし200個くらいの遺伝子があるんだけど、その9カ所の領域のうち、3カ所が欧米人のマッピングの結果と一致していたんですね。だから人種を越える糖尿病因子はそこだろうと。
 残りの6カ所は、日本人やアジア人に特有の領域じゃないかと我々は思っているんですね。

○うーん、なるほど。

■で、それぞれの領域のなかで、100個ないし200個の遺伝子があるので、どれが日本人の糖尿病の遺伝子かというのを探しているんですよ。
 そこで非常に、我々が、マウスの実験、細胞の実験に加えて、ヒトの遺伝学的研究をやっていたことの強みが現れました。

○どんなことですか。

■先ほどマウスの実験からアディポネクチンがインスリン感受性を亢進させるアディポサイトカインであることを発表したのが2001年の8月なんですけども、ちょうどそのときに、ゲノムのマッピングのデータも得られていたので、アディポネクチンの遺伝子がどこにあるのか探したら、ちょうど我々が、日本人の糖尿病の遺伝子として領域を決めたその中にあったんです。

○なるほど。

■つまりインスリン感受性に非常にメジャーな影響をもたらす分子の遺伝子の場所が、日本人の糖尿病遺伝子が存在する領域にあったということは、ただちに、次のようなことを意味するんですね。
 アディポネクチンの遺伝子のなかにタイプがあって、そのタイプによってインスリン抵抗性になったりインスリン感受性になったりして、2型糖尿病の遺伝的感受性に影響をもたらしているんじゃないかと考えたわけです。

○ふむふむ。

■そこで15人のかたに協力して頂いて、一人は二つのアリルを持ってますから、30の遺伝子、アディポネクチンの1万6000塩基対の配列を全部決めてやると、10カ所のタイプがあったんですね。1万6000分の10です。
 そして、そのうちの一つのイントロンのなかにあるSNPで、GかTかという多型で、GGとGTとTTの3つの遺伝子型で、GG型をもっているとTT型に比べるとアディポネクチンの血中濃度が2/3になるという多型を見つけたんです。

○イントロンのなかの多型でも、そんなに差が出るんですか。

■イントロンのなかの多型は、まったく発現に影響を及ぼさないものもあれば、イントロンのなかにあっても、遺伝子の発現に影響を及ぼすものもあるとされているんですね。特に第一イントロンとか第2イントロンとかは転写因子が結合してエンハンサー活性を持つということが知られていて、今回のもそれに相当するんじゃないかと我々は思っているんだけど、もう一つの可能性もありますね。別のプロモーター領域の、発現を変えるSNPと、いわゆる連鎖不平衡の関係にあるマーカーである可能性もあるんですよね。
 いずれにせよ、GGタイプ、両親からGGを受け継いでいると、血中アディポネクチン・レベルが生まれつき2/3に低下しているということです。そういう人のインスリン抵抗性を調べると−−もともと臨床サンプルですから、見ることができるわけです−−あるいは糖尿病と、非糖尿病患者におけるGGタイプの頻度の差を見ると、GGタイプを持っていると血中アディポネクチン濃度は2/3、インスリン抵抗性が2〜3割上昇していて、糖尿病のなりやすさが2倍以上になるということが分かったんです。

○なるほど。アディポネクチンの発現に日本人のなかで差があるということは分かりました。人種差はあるんですか? それともタイプの問題なのか?

■アディポネクチンの発現はですね、体重を揃えると人種差はそれほどないと思うんですね。GGタイプがどれだけあるかということと、どれだけ太っているかということで決まると思うんですけども、GGタイプを日本人の50%は持っているということは、我々の半分がアディポネクチンを出しにくく、糖尿病になりやすいのではないかということが言えます。
 そうするとですね、日本人の持っている50%のタイプが糖尿病になりやすいということは、population attributable risk、人種におけるSNPの糖尿病に関係する遺伝子の寄与を計算できます。そうすると、PPARγの場合は20人に一人しかいいタイプを持っていないわけど、今度のアディポネクチンの場合は半々に別れるわけです。しかもこっち持ってる人はこっち持ってない人に比べて、2倍、糖尿病リスクが違うとなるとかなり影響があって、15%の糖尿病の素因を計算できるという結果になったんですね。

○なるほど。

■いまのところ、はっきりと日本人の糖尿病多型だと分かっているのはアディポネクチンとPPARγに加えて膵β細胞から分泌されるアシリンの遺伝子多型の3つだけだと思うんだけど、つまり、私が申し上げたかったのは、ヒトのgeneticsな研究と、マウスの発生工学的な研究ですね、そういうもの、あるいはゲノム研究と発現解析、機能解析というものが、うまく照らし合わされて、糖尿病の原因が突き止められるんじゃないかということですね。
 マウスの実験だけではダメだし、ヒトのゲノムのマッピングだけからでも、なかなかそううまくいかないし、やっぱり、いまある生物学ないし医学の知識をフルに活用しようとすると、そういうアプローチでいいんではないか。少なくとも我々は臨床で患者さんを診ていてコンタクトもあるし、臨床症状も知っているので、そういうアプローチを常にやってきたのは非常に良かったのではないかと思っています。

次号へ続く…。

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◇『宇宙のたくらみ』(J.D.バロー/みすず書房)
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◇『バイオナノテクノロジー』(堀池靖浩ほか/オーム社)
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◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
http://www.shokabo.co.jp/magazine/

■イベント:
◇裳華房 2003年 学会主催一般講演会・公開シンポジウムなど
http://www.shokabo.co.jp/keyword/2003_openlecture.html

◇裳華房 研究所等の一般公開
http://www.shokabo.co.jp/keyword/2003_openday.html

■ U R L :
◇朝日 富士山噴気「噴火の恐れはない」 気象庁
http://www.asahi.com/national/update/0926/045.html

◇朝日 2度目の情報収集衛星打ち上げ中止 機器データに異常
http://www.asahi.com/science/update/0927/001.html

◇朝日 ピロリ菌除菌で胃がん発症率3分の1 感染者調査で判明
http://www.asahi.com/science/update/0928/001.html

◇朝日・関西版・あんたが主役 自分で抜歯、歯周病も実験 歯ブラシ開発“命がけ”
http://www.asahi.com/kansai/special/OSK200309250041.html

◇朝日 人に似た足跡、イエティ捜索隊が発見 ダウラギリ山群
http://www.asahi.com/science/update/0929/001.html

◇毎日[挑む]研究者たちの素顔/11 カリフォルニア工科大教授・金森博雄さん(66)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/27/008.html

◇毎日 有機ELの内部照明付き「光るバッグ」 ドイツメーカー開発
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200309/29/4.html

◇毎日 老化を防ぐゲーム30本セットを発売、米健康情報会社
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200309/29/5.html

◇毎日 欧州でウエアラブルコンピューター特許取得 米ザイブナー
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200309/29/6.html

◇毎日 英シンビアン、ドコモに技術提供
http://www.mainichi.co.jp/digital/mobile/archive/200309/29/5.html

◇毎日 NTT西と大日本印刷、BBと無線ICタグで提携
http://www.mainichi.co.jp/digital/solution/archive/200309/29/1.html

◇毎日 IPA「天才プログラマー」に藤井筑波大助教授ら8人
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200309/29/3.html

◇毎日 組み込み用プラットホームで協力 MSとT-Engineフォーラム
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200309/25/1.html

◇毎日 最小、最速、最高感度で省エネも 携帯用電子コンパス 愛知製鋼が開発
http://www.mainichi.co.jp/digital/mobile/archive/200309/25/3.html

◇読売 緑茶カテキンでDNA損傷
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030926so12.htm

◇読売 世界一の力持ち民間商業ロケット、来年5月に打ち上げ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20030922i507.htm

◇静岡新聞 GPSデータ変化? 29日、判定会で検討−県西部の地殻変動異常
http://www.shizushin.com/jisin/news03092801.html

◇日本工業新聞 植物の紫外線耐性に不可欠な遺伝子、原研が発見
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20030923190209-ZRRPAEBCDZ.nwc

◇BizTech 「年内に史上初の個人用宇宙船が実現」と米誌報道
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/gen/268957

◇BizTech 神奈川科学アカデミー、知財人材育成講座開講
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/sangaku/268935

◇BizTech 個人でプラネタリウムを製作、その理由と情熱
http://ex.nikkeibp.co.jp/jobnews/int/i20030929_1.shtml

◇HotWIRED 『セグウェイ』約6000台をリコール
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030929104.html

◇HotWIRED フィリップス研、動画表示できる電子ペーパー技術を開発
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030925301.html

◇HotWIRED 受信者の状況に応じて通知方法を選択する携帯電話
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030925302.html

◇HotWIRED パロアルト研究所、シロアリの生態を手本に給紙装置を開発中
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030925303.html

◇HotWIRED 遺体を放置して経過を観察する、世界唯一の「腐乱死体の研究施設」
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030924301.html

◇HotWIRED FDAによる安全性検査なしで大規模に流通している遺伝子組み換え食品
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030924202.html

◇INTERNET Watch ぴあ、携帯電話などを使った電子チケットサービスを10月に商用化
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/29/580.html

◇INTERNET Watch 六本木ヒルズで無線ICタグを使った情報配信サービスの実証実験
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/29/585.html

◇INTERNET Watch IPA、平成14年度「未踏ソフトウェア創造事業」の成果を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/29/573.html

◇INTERNET Watch コンテンツの配信許諾や利用許諾取引の標準「ContentsBuisinessXML」を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/29/576.html

◇japan.internet.com ポケットの中には何がある? 現代モバイルアイテム事情
http://japan.internet.com/research/20030924/1.html

◇ZDnet 東芝、高精度な動体自動追跡カメラを開発
http://www.zdnet.co.jp/news/0309/22/njbt_06.html

◇ZDNet ネット家電のある生活を体験してきました
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0309/26/lp12.html

◇ZDNet 802.11gで「車載無線LAN」狙うモバイルキャスト
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0309/26/lp24.html

◇CNET 米IBMがパーベイシブコンピューティングに参入
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20061055,00.htm

◇ZDNet “通信で進化する”カーナビ 〜パイオニア
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0309/24/lp14.html

◇Biztech 経産省、04年度予算でバイオ人材育成事業に10億円要求
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/268103

◇MedWave 湾岸戦争帰還兵にALSの若年発症リスク、「湾岸戦争症候群」の一種か
http://medwave.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=1/mdps/268081

◇MYCOM PC WEB 実写画像で確認できるケータイ道案内、三菱が新システム開発
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/25/10.html

◇週刊医学界新聞 (鼎談〕「長寿科学研究」をめぐって(祖父江逸郎,尾前照雄,折茂肇)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2003dir/n2552dir/n2552_01.htm

◇PC Watch・森山和道の「ヒトと機械の境界面」
人間に手を差し伸べる机、部屋、計算機
〜東大COE 情報科学技術コア 実世界情報システムプロジェクト・シンポジウム&オープンハウス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0929/kyokai15.htm

◇科学技術者のための総合リソースガイド・NetScience
  http://www.netscience.ne.jp/

 *ここは、科学に関連するイベントの一行告知、URL紹介など、
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NetScience Interview Mail Vol.249 2003/10//02発行 (配信数:22,160 部)
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