Posts tagged ロボット大賞
「第4回ロボット大賞」はトヨタ他による低出力で人と協働できる産業用ロボットに 26日〜28日には未来館で受賞ロボット展示会
11月 25th
http://www.robotaward.jp/news/pdf/4th_robotaward_pr101125.pdf
11月25日,経済産業省と(社)日本機械工業連合会が主催している「第4回ロボット大賞(経済産業大臣賞)」が発表された。92件の応募から、大賞は「安全・快適に人と協働できる低出力80W駆動の省エネロボット」に決定された。
第4回ロボット大賞(経済産業大臣賞)
安全・快適に人と協働できる低出力80W駆動の省エネロボット
受賞した「安全・快適に人と協働できる低出力80W駆動の省エネロボット」は自動車の組立工場においてスペアタイヤを自動車のトランクに搭載するロボット。開発者は,
トヨタ自動車株式会社、株式会社オチアイネクサス、名古屋工業大学、首都大学東京。
低出力のモータとばねのしくみを利用することで、人と協働して安全に作業が可能。トヨタ自動車の組立工場にて実用化されている。工場におけるロボット活用の新たな可能性を示したことが、「第4回 ロボット大賞」にふさわしいと高く評価されたという。
そのほかの結果は以下のとおり。
最優秀中小・ベンチャー企業賞
「HAMDAS-R(ハムダスR)」
最優秀中小・ベンチャー企業賞は、株式会社前川電気の「HAMDAS-R(ハムダスR)」。豚もも肉から自動的に骨を取り除くロボット。
豚もも肉は個体差によるバラツキが大きく、自動化は困難とされていたが、X 線認識システムなどにより骨のサイズおよび形状を認識することで、一連の作業を自動化できるようにした。人手と変わらない高い作業効率を実現したことが評価された。
日本機械工業連合会会長賞
薬剤業務支援ロボット
日本機械工業連合会会長賞はパナソニック ヘルスケア株式会社とパナソニック株式会社による「注射薬払出ロボットを起点とした薬剤業務支援ロボット群」。病院業務の一つである複雑な薬剤業務を支援するロボットシステムだ。
薬剤の選び出しと病院内の自動搬送を行うことで、服薬指導など、人しかできない業務に薬剤師が集中できるようになる。病院全体をロボットシステムで自動化し、複数ロボットを用いて作業を効率化することで、病院サービスの効率と質の向上を目指す取り組みが評価された。
中小企業基盤整備機構理事長賞
エクスプライナー
中小企業基盤整備機構理事長賞は株式会社ハイボット、東京工業大学、関西電力株式会社,株式会社かんでんエンジニアリング、株式会社ジェイ・パワーシステムズによる「超高圧送電線の活線点検ロボット「Expliner(エクスプライナー)」」。超高圧電線を遠隔操作で移動し自動で活線点検するロボットである。
これまでは点検のため一時的に給電を遮断していたが、このロボットは送電を止めることなく、障害物等をよけながら複数・長距離の送電線を連続点検できる。従来、人手で行っていた危険な作業から作業者が解放されること、電力を停めずに点検作業が行える点が評価された。
日本科学未来館館長賞
今回から新設された「日本科学未来館館長賞」は独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本電気株式会社(NEC)による国際宇宙ステーションの一部である日本宇宙実験棟「きぼう」に取り付けられた宇宙用ロボットアーム。
「きぼう」船内から宇宙飛行士がロボットアームを遠隔操作し、スペースシャトルで打ち上げられた実験用機材などの宇宙ステーションへの取り付け作業を行う。有人宇宙ステーションのそばでも安全で確実な運用をできる点が評価された。応募期間中に計5 台の実験用機材の取り付けを完了し、日本の技術力を海外に示した実績も評価された。
サービスロボット部門「優秀賞」
このほか、下記のロボットがサービスロボット部門「優秀賞」となった。
- 川崎重工業株式会社による「細胞自動培養ロボットシステム」(本誌関連記事はこちら)
- 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、生物系特定産業技術研究支援センター、エスアイ精工株式会社による「イチゴ収穫ロボット」
- 独立行政法人産業技術総合研究所による「サイバネティックヒューマンHRP-4C」(本誌関連記事はこちら)
- 国立大学法人 東京農工大学、株式会社ニッシン自動車工業による「ジョイスティック式自動車運転システム」
産業用ロボット部門「優秀賞」
- ファナック株式会社「ゲンコツ・ロボットシリーズ」
公共・フロンティア部門「優秀賞」
- 三菱電機特機システム株式会社/総務省消防庁消防大学校消防研究センター「消防用偵察ロボットFRIGO-M(フライゴー・エム)」
部品・ソフトウェア部門「優秀賞」
- 株式会社D3基盤技術による「D3モジュール」
26日(金)から28日(日)までの3日間、日本科学未来館で各受賞ロボットが展示・一般公開される(入場無料、開会時間10時~17時)。
「今年のロボット」大賞 改め 「第4回 ロボット大賞」、開催スケジュール決まる
7月 26th
「今年のロボット」大賞2009 Action/THE ROBOT AWARD 2009 Action.
経済産業省などが2006年から2008年に実施した「今年のロボット大賞」は、隔年で実施されることになり、2010年度実施回を「第4回 ロボット大賞」としてリニューアルすることになった。
今年度「第4回 ロボット大賞」の開催スケジュールは以下のとおり。
8月9日(月) 応募受付開始 9月30日(木) 応募締切 10月上旬 一次審査(必要に応じて現地調査を行う) 11月中旬 二次審査・発表 11月26日(金) 表彰式 11月26日(金)〜28日(日) 展示会(一般公開)、シンポジウム、ワークショップ なお、開催要領、応募要項の詳細等は、8月2日(月)以降に、「第4回ロボット大賞」専用サイト(http://www.4th-robotaward.jp)に掲載致します。
なおこれまでTEPIAで行われて来たが、「第4回ロボット大賞」は日本科学未来館で行われる予定。
売り上げランキング: 7902
売り上げランキング: 7340




