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「きぼう」を利用した社会課題の解決を目指すアイデア提案の選定結果:「きぼう」での実験 – 「きぼう」日本実験棟 – JAXA.

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を利用して、社会の課題解決につながる実用的な成果を創出することを目指して、フィジビリティスタディ(FS)テーマを募集し4件を選定した。

選定された4件の候補テーマは、「きぼう」を利用した社会課題解決テーマのフィジビリティスタディ提案募集(2010年11月15日~12月20日)に応募のあった提案から、JAXA及びJEM応用利用推進委員会にて評価・選定されたもの。

今回選定されたFSテーマは、今後FS作業を行い、宇宙実験計画書(案)を作成し、きぼう利用フェーズへの移行可否を、JAXA及びJEM応用利用推進委員会にて評価することになる。

この中の一つに

テーマ名:ISS滞在型・情報発信ロボット
代表研究者:(株)電通:西嶋頼親

というものがあった。

リリースには別紙があり、そちらにはこのテーマ(ISS滞在型・情報発信ロボット)についてはこうある。

目指す社会課題解決
高齢化社会における高齢者との意思疎通の問題の解決を目指して、遠隔地からでも高齢者との意思疎通を円滑にするコミュニケーションロボットの実用化を目指す。

きぼう利用の概要
宇宙飛行士との交信を、ISS内の擬人化したロボットを介在して行うことにより、意思疎通の向上やストレス緩和を図る実験を行い、地上からの宇宙飛行士支援機能の向上に役立てる。この結果を基に、遠隔地からでも高齢者との意思疎通が円滑に行えるコミュニケーションロボットを開発する。

日経の記事:
「ツイッターもするよ」 言葉わかるヒト型ロボ、宇宙へ
JAXA、13年にも打ち上げ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学、電通は共同で国際宇宙ステーションに国産ヒト型ロボットを常駐させる計画に乗り出す。人間の表情や言葉を理解し会話や意思疎通ができる機能を持たせる。宇宙飛行士に代わって地上と交信したり、ミニブログ「ツイッター」で宇宙から情報発信したりできるようにする。2013年にも打ち上げる。

の元ネタと思われたが、詳細についてはこれ以上のことはリリースには掲載されていないので、JAXAに問い合わせた。

まず日経の記事で「東大」とあるのは、2010年1月から東京大学先端科学技術研究センター特任准教授を務めているロボットクリエイターの高橋智隆氏だった。

今回の提案については、JAXA広報としては、例えば、「きぼう」に日本人宇宙飛行士がいないときに、ロボットがカメラで地球などを撮影して、ツイッターなどで地上に送ることで、「きぼう」に日本人宇宙飛行士がいないときも「きぼう」を意識されるようにすることなどを検討したいとのこと。

またこの後、この提案はフィージビリティスタディ(実現可能かどうか検討するための研究)を行うわけだが、地上開発時から、Twitterやfacebookなどを活用する事を検討するとのこと。

今回のテーマ採択について、「え?」と思ったロボット関係者もいる。これまでJAXAは基本的にヒューマノイド(ヒト型ロボット)に冷淡に見えていたからだ。

今回のロボットは上記のとおり、将来的には遠隔地の高齢者との意思疎通やストレス緩和など心理サポートを行うことに役立てることができると評価されたという。そこで、喋り方、声のトーン、顔の表情なども重要だと考えて、ヒューマノイドを想定したとのことだ。

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