Archive for 2月, 2011

ZMP、電気自動車の研究開発向けリチウムイオン電池実験キットと画像認識モジュールを発売

ZMPは、電気自動車の研究開発向けリチウムイオン電池実験キット「e-nuvo BMS」と、リアルタイム画像認識モジュール「RoboVision & RoboVision SDK 2011」を発売したとリリースした。

リチウムイオン電池実験キット「e-nuvo BMS」

e-nuvo BMS

e-nuvo BMS

リチウムイオン電池実験キット「e-nuvo BMS」はバッテリマネジメントシステム研究開発用のスタートアップ用実験キットで、リチウムイオン電池・充電器・バッテリマネジメントシステム(BMS)から構成されている。充放電の様子やBMSの働きを観察することができる。

価格は498,000円(税別)。

【主な仕様】
バッテリ:リチウムイオンバッテリ
総電圧:25.9V(3.7V、16Ah×7セル)
インバータ出力電圧:100V
通信:CAN(USBポート)

RoboVision & RoboVision SDK 2011

RoboVision & RoboVision SDK 2011

RoboVision & RoboVision SDK 2011

RoboVision & RoboVision SDK 2011」は同社が2009年11月から販売しているリアルタイム画像認識モジュール「RoboVision」のソフトウェア開発環境を強化したもの。

移動車両やロボットの障害物検知のためのビジョンシステム、ジェスチャインタフェース研究などに使われて来たが、今回、様々な曲率の白線を検知する機能と、ノイズに強いステレオ視アルゴリズムを搭載した。さらにルネサスエレクトロニクス社高速並列画像認識チップIMAPCAR®の開発環境「sdbimap」の最新版を収録。これにより電気自動車や次世代モビリティに必要となる運転支援や自動運転などのアプリケーション研究開発がさらに進めやすくなったとしている。

価格は一般540,000円(税別)、アカデミック430,000円(税別)。

電気自動車の制御システム
廣田 幸嗣 編著 足立 修一 編著 出口 欣高 著 小笠原 悟司 著
東京電機大学出版局
売り上げランキング: 139891

「ロボット研究会」第8回公開討論会「次世代ロボットの研究最前線とモノづくり」

2月24日、大田区産業交流プラザで、「ロボット研究会」第8回公開討論会が行われた。主催は「ものづくり推進会議」。コーディネーターはロボットビジネス推進協議会 幹事の石黒周氏。

まず最初に「産総研におけるヒューマノイドロボット研究」と題して産総研 知能システム研究部門ヒューマノイド研究グループの梶田秀司氏が講演した。梶田氏は最新のヒューマノイドである「HRP-4」を紹介したあと、産総研のヒューマノイドロボット開発、2足歩行を実現するための技術、そしてヒューマノイド応用としてのエンターテイメントについて述べた。

梶田氏は20年間、2足歩行の研究を行ってきた。バランスを崩さないような制御をどのように与えるのかという研究だ。梶田氏は最初に1996年1月末に撮影した実験ビデオを会場に示したあと、1998年から2003年の5年間、46億円かけて行われた「HRP(Humanoid Robotics Project)」の経緯について解説した。

要するに床反力中心(ZMP)が接地している足の内部にあればロボットは転倒しない。床反力中心が足の縁に達すると復元力が働かないので、ロボットは転倒してしまう。だから逆にいえば床反力中心が足裏内部にあるような腰の動きを作ってあげればロボットは転倒しないことになる。梶田氏は2足歩行制御における数学の重要性を強調しながら講演した。

ではどのような使い道があるのか。一例として梶田氏は会津磐梯山の踊りを踊る「HRP-2」の動画を示して、さらに人間に近い外見を持つ女性型ロボット「HRP-4C」を紹介した。

梶田氏は「ヒューマノイドにひかれるのは人間だから人型のものを無視できない、研究していても面白いし、色んな人がインスパイアされる」と述べてまとめた。また、ヒューマノイドを通じて開発されるバランス制御の技術は、アンカーボルトで固定しないこれからの産業用ロボットの位置制御に使われるかもしれないと考えているという。

HRP-4Cの開発初期のデザイン候補

HRP-4Cの開発初期のデザイン候補

続けて、THK株式会社 技術本部 事業開発統括部 クリエイティブプロデューサーの永塚正樹氏が「THK次世代ロボット事業化に向けた取り組み」として講演した。THKは直動案内システム「LMガイド(Liner Motion Guide)」のパイオニアで、今年で40周年を迎える会社。同社のクロスローラーリングやボールねじは産総研のヒューマノイドにも使われている。現段階ではロボットをやっているわけではないが、ロボットの部品を供給している立場にある。コア事業はあるが、新事業創出を狙って事業開発統括部があり、永塚氏は次世代ロボットシステムを開発するビジネスユニットに所属しているという。

これまで同社はNEDO委託研究とJAXA共同研究に参画して基礎研究を行ってきた。まず一つ目はNEDOの「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」で開発した、柵の外に出てアンカーボルトによる固定なしで人の隣で働けるロボットだ。今では3φ(ファイ)のローラーをロボットが詰めることができるようになっているという。このロボットはNEDOのステージゲートを通過できなかったが、ロボットは川田工業から「NEXTAGE」として実用化され、 THKインテックスがインテグレーションを行って提供している。

NEDO基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクトでは簡単にネットワークに接続できる小型通信モータードライバーを開発した。RTミドルウェアが組み込まれて、インテリジェント化された家、センサー情報から住環境を自動コントロールできる家を構築できる。

JAXA 宇宙オープンラボでは、小型・高推力リニアアクチュエーターシステムによる宇宙服を着た宇宙飛行士なみの器用さと握力があるハンドを開発した。手首から先にモータードライバーが4つ入っている小型のハンドだ。2009年に宇宙オープンラボでの開発は終わったが、いまでも社内で研究は続けているという。なおこのハンドは先の「国際ロボット展」で川田工業の「NEXTAGE」がテープカットを行ったときのハンドである。

またこのときの縁でJAXAが2011年度(2012年初頭を予定)に打ち上げ予定している「REXJ」のハンドも開発した。「REXJ(Robot Experimental Robot on JEM)」は、将来、宇宙ステーションについているハンドレールと、ワイヤーをつかって移動して太陽電池を清掃したり、大型宇宙構造物組み立てを行うための実験ロボットである。

だが研究では会社の商売にはならない。同社ではアクチュエータで商売をしていきたいと思っているという。ホビーロボットの世界ではいまはアクチュエータなどを試作する必要はない。だが次世代ロボットでは、いまも汎用的なアクチュエータシステムはない。今後、次世代ロボットの開発現場においても開発者がアプリケーション開発に注力できるように、アクチュエータとドライバシステムを開発して展開していくべきだと述べ、同社ではこれを「SEED(Smart End Effector Devices) Solutions」シリーズとして展開しており、いまはまず小型通信モータドライバからはじめているという。

「SEED Solutions」の特徴はロボットだけではなく、次世代セル生産やFAも対象にしているところ。具体敵意は次世代セル生産向けのピックアンドプレースシステムや、筋電ロボット義手などを提案しているという。現状は200万円近い筋電義手を数十万円単位にまで安くすることを目指しているという。

また市販されているものを集めてインテグレーションすることで、手軽に大型ヒューマノイドを作れることも示しているとし、同社のアクチュエータのデモ用に作ったというロボットのデモを見せた。

このあとには質疑応答が行われた。会場からは実際に安川電機の双腕ロボットを導入している事業者から、医療用の検体ビジネスや製薬会社では24時間稼動する無人化ロボット工場・無人化ラボが既に求められており、しなやかに動く次世代のヒューマノイド技術の活用が実際に必要だという意見があった。

ヒューマノイドロボット
梶田 秀司
オーム社
売り上げランキング: 35372
ロボット研究者からのメッセージ
オーム社
売り上げランキング: 405526

ZMP、9軸モーションセンサと開発環境「e-nuvo IMU-Z 2011」をリリース

IMU-Z

「e-nuvo IMU-Z 2011」

e-nuvo IMU-Z – モーションセンサーの研究・教育プラットフォーム.

株式会社ゼットエムピー(ZMP)は、9軸ワイヤレスモーションセンサとソフトウェア開発環境「e-nuvo IMU-Z 2011」をリリースした。2010年4月から販売開始した開発キット「e-nuvo IMU-Z」の強化版で、ライブラリ全般のバージョンアップとサンプルプログラムを新たに追加した。企業や大学での研究開発や学習用途としている。価格は一般向けが298,000円(税別)、アカデミックが198,000円(税別)。

「e-nuvo IMU-Z」は角速度、加速度、地磁気の各3軸データを取得できる9軸ワイヤレスモーションセンサとライブラリ(37個)、アプロケーション、サンプルプログラム(16種)を備えたソフトウェア開発環境(SDK)のセット。SDKはWindowsのNETコンポーネントとして提供されており、Microsoft Visual Studioなどで開発が行えるため、他のセンサなどとの統合や既存ソフトウェア資産との連携もできる。

センサはBluetooth(無線)、またはCAN(有線)で最大28 個まで接続できる。身体に複数のセンサーを取りつけて動きを詳細に計測したり、ユーザインターフェースの研究開発などに使用できる。

詳細はこちら

「e-nuvo IMU-Z」はもともと早稲田大学高西研究室の「人間計測センサシステム」の一部を製品化したもの。これまでに120を超えるユーザに販売し、センサ単体だけではなく開発環境が充実していることが評価され、当初想定していた自動車やロボット関連業界だけでなく、ヘルスケア、工場、建設現場での運動姿勢の計測など、120以上のユーザーがいるという。

トコトンやさしいセンサの本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)
山崎 弘郎
日刊工業新聞社
売り上げランキング: 159702
センサ活用の素 (1)
センサ活用の素 (1)
posted with amazlet at 11.02.23
後閑 哲也
技術評論社
売り上げランキング: 231618
.NET開発テクノロジー入門 Visual Studio 2010対応版 (MSDNプログラミングシリーズ)
マイクロソフト株式会社エバンジェリストチーム
日経BP社
売り上げランキング: 22639

アムラックストヨタ「人とロボットのスペシャルコンサート」を2/19日と20日に開催

引用元: イベント名|人とロボットのスペシャルコンサート.

株式会社アムラックストヨタが「アムラックス東京」で開催した「人とロボットのスペシャルコンサート」を見に行ってきました。

上海万博に出た「バイオリンを演奏するロボット」と、池袋のアムラックス及びお台場のメガウェブのイベントにも登場して来た「トランペットを演奏するロボット」が、「人間の奏者」とコラボレーションステージを行うというものです。このほかトヨタのパーソナルモビリティ「i-REAL」のデモも行われました。

「4年8ヶ月にわたりユーザーに親しまれた「トランペット演奏」イベントは、今回のコンサートをもって終了となる」と聞いていたので、見に行ってきました。

MEGA WEBでのイベントは2月11日(金・祝)、12日(土)に行われておりこの記事をアップした19日には既に終了してますが、アムラックス東京でのイベントは2月19日(土)と20日(日)。まだ間に合う時期にこの記事をご覧になった方は是非足を運んでみてください。

デモは一日4回行われますが、詳細は公式サイトまで。

開催場所:
アムラックス東京 B1F(開館時間:11:00~19:00)

入場無料

イベント内容:
・パートナーロボットによるバイオリン演奏
・パートナーロボットによるトランペット演奏
・人(バイオリン・ピアノ)と上記パートナーロボットとのコラボレーション演奏
・上海万博日本館でのプレゼンテーションの紹介
・i-REALのデモンストレーション

MCはパフォーマーのブーリィ・ウーリィ・カンパニィ。演奏者はバイオリンは山岸千恵さん。ピアノは19日は久保舞佳さん、20日は河村舞子さん。

このほか、お子さん向けの景品があたるビンゴ大会がありました。

さて肝心のロボットのほうですが、何年か前、発表されたばかりのバイオリン演奏ロボットを見たときよりもどうもガタがきているようで、音が外れているところがあったりしました。

万博も終了したし,開発終了したロボットをいつまでもいじっていてもしょうがないだろうということで必要最低限の整備しかしてないのだろうと思いますが、これはちょっと残念でした。まあ、ほとんどの人は普通に楽しんでいたようなので良かったと思いますが、客席のなかにバイオリンケースを抱えたお子さんの姿がありましたので、そういう子にはベストパフォーマンスでのデモを見てほしかったなと思ったわけです。

デアゴスティーニ「週刊ROBOXERO(ロボゼロ)」創刊記念Ustream中継「男のロボット部」放送を見学してきた

ROBOXERO

ROBOXERO

週刊ロボゼロ Ustream特別番組 男のロボット部 2月17日(木)20時放送予定 | デアゴスティーニ・ジャパン.


週刊ROBOXERO

ロボット系ライター仲間の大塚実さんに誘ってもらい、同じく同業の石井英男さんや梓みきおさんらと一緒に築地にあるデアゴスティーニ・ジャパンまで出かけて、「週刊ROBOXERO(ロボゼロ)」のUstream中継(男のロボット部)の野次馬に行ってきました。

週刊ROBOXERO(ロボゼロ)」は2011年2月8日に創刊されたパーツマガジンで、隔週刊行。70号まで買い続けて付録パーツを組み立てると、二足歩行ホビーロボット「ROBOXERO」が完成します。

なお雑誌本体は「組み立てガイド」のほか、ロボットをレポートする「ロボット・フロントランナー」「ロボットラボ」、ロボットによる各種競技会の模様を紹介する「ロボット・コンペティション」、そして「ロボット・イン・フィクション」が掲載されています。

ROBOXEROパッケージ

価格は創刊号は790円、以降は1990円。コントロールボードが付く号は4990円とのこと。この価格で計算すると、合計金額は141,100円となります。元になった「JO-ZERO」の本体価格にバッテリーと充電器、スタンドなどを付けるとこの金額を超えてしまいますし,ROBOXEROのほうがもともとサーボモーターの数も自由度も多いので,価格だけ考えるとお得です。


「JO-ZERO」から「ROBOXERO」へ

ROBOXEROバストショット

繰り返しになりますが「ROBOXERO」は姫路ソフトワークスが以前発売した「JO-ZERO」を元にした機体で、軽量であること、腰が大きく動くといった特徴をそのまま引き継いでいます。そして「ROBOXERO」は専用ソフトウェア「XEROコントローラー」でモーション、すなわちロボットの動作が作りやすいことを特徴としています。

今回、姫路ソフトワークスの中村素弘さんから話を聞いたんですが、もともと「JO-ZERO2」を考えていたところ、デアゴスティーニから今回の話が来て、さらに一部を改良して「ROBOXERO」となったとのこと。今回新規に改良されたボードの仕様詳細はまだ非公開だそうです。今回のUstでいろいろ公開されない部分があったのは,出演者たちが忘れていたということだけではなく,その辺の大人の事情もいろいろありそうです。また双葉電子工業製のサーボモーターも改良されているそうです。

デアゴスティーニでのCMでもバーンと打ち出されている腕部分以外は「ROBOXERO」と「JO-ZERO」の違いはパッと見だけでは分かりにくいですが、まず大きいのは下半身の強化です。膝部分がダブルサーボになり、足首が直行軸採用になりました。これにより可動範囲も大きくなり、歩行速度も速くなり,何より動きが安定しました。特に足首の改良が効いているとのこと。それは実際の動作デモを見れば明らかです。

ROBOXERO(左)とJO-ZERO(右)の比較。特に下半身が強化された

ROBOXERO(左)とJO-ZERO(右)の比較。特に下半身が強化された

ちなみに腕は自重を支えられるとのこと。CMでやっている金網をのぼるモーションもサンプルモーションとして提供予定だそうです。

ROBOXEROのハンド

ROBOXEROのハンド

それと、細かい部分ですが中村さんのこだわりが「ROBOXERO」には反映されています。頭部を中心にフレーム外装のデザインを担当した神矢みのる氏のデザインに、より忠実になるように、頭部部分や背面のスリットなどが変更されています。加えて、膝部分のフレームなども変わっているのですが、そちらはできるだけイメージを変えないようにしたとのことです。

神矢みのるさん(左)と中村素弘さん(右)

神矢みのるさん(左)と中村素弘さん(右)


Ustream放送「男のロボット部」

Ustream放送の様子。左からなべやかんさん、久保ユリカさん、津田大介さん。

Ustream放送の様子。なべやかん氏、津田氏

さて、Ustream放送のほうですが、「男のロボット部」の「部活」という体(てい)で行われました。部長は津田大介/@tsudaさん。副部長はなべやかん/@yakannabeさん。部員に高木あずさ/@Takagiazusaさん、後藤大介/@goto_daisukeさん、久保ユリカ/@shi_ka_coさん。あとは途中で桃井はるこ/@momoiktkrさんがゲストとして登場。もちろん姫路ソフトワークスの中村素弘さん、神矢みのるさんも登場してROBOXEROを紹介しました。

出演者が多く中継する部屋は手狭とのことで我々ロボットオタク組は別室で眺めていました。意外だったのですがUstream中継はデアゴスティーニでも初めてのイベントだったそうで、音声・回線・段取りなどいろいろ課題を残したようです。

ただ見ていた範囲では視聴者数はほぼ常に600人越えで、ピークは730人足らずだったようです。特にロボットが動く様子を見せ出してから視聴者が増えましたので、ロボットに興味を持っていた人が多かったんだろうなと思いました。

Ustream放送の様子。ピーク視聴者数は700人を超えた

Ustream放送の様子。ピーク視聴者数は700人を超えた

今回の中継を、これまでほとんどロボットに接した事がない人たちが多く見ていたことも、ツイートを眺めていたら良く分かりました。だからまさにこのキットが狙っている層にぴったりはまっていたのではないでしょうか。

なお番組そのものもこちらからアーカイブで見られます

番組中にキット作りも行われた

番組中にキット作りも行われた

こういうキットが書店で売られることで、多くの人がロボットに触れてまた話題が盛り上がってくれると良いと思います。

なおコントロールボードが付くのは40号くらいだそうなので、そのくらいまで買い進めれば、いちおう部分的にでもロボットを動かすことはできるようになります。ただしバッテリーはかなり最後のほうにならないと付かないそうなので、その場合には、バッテリーは自前で揃えなければなりません。

姫路ソフトワークスでは、70号まで完結したあとに、「ROBOXERO」と「JO-ZERO」などによるロボコンをやりたいと考えているそうです。姫路ソフトワークスはいまでも「姫路ロボ・チャレンジ」をやっているので、その延長上のイベントになるのではないでしょうか。

週刊 ロボゼロ 2011年 3/1号 [雑誌]
デアゴスティーニ・ジャパン (2011-02-08)
RS304MD-FF
RS304MD-FF
posted with amazlet at 11.02.18
Futaba

バンダイ、「大人の超合金 小惑星探査機はやぶさ」をはやぶさ帰還1周年の6/24日に発売予定

大人の超合金はやぶさ

大人の超合金はやぶさ

大人の超合金.

株式会社バンダイはこだわりの大人向けホビーアイテム「大人の超合金」シリーズ第3弾 として、『大人の超合金 小惑星探査機はやぶさ』 を2011年6月24日(金)に発売する。

JAXAはやぶさプロジェクトチーム監修、1/24スケール(全高約129mm×全幅約254mm×奥行き約185mm)塗装済み完成品で、価格は24,150円(税込)。

宇宙空間への放出から太陽電池パドルの展開、イトカワへの着陸、そしてカプセル発射と大気圏突入までの全シークエンスを実機同様に再現できる。各部のカラーリングや、LEDによるイオンエンジンの運転状態の変化まで精密に再現した。

ディスプレイスタンドの表面は鏡面仕上げ。飾った際に、裏側部分を眺めることができる。

また、ディスプレイ台座には、「透明プレート」の他に、はやぶさが撮影した地球の写真や、イトカワの写真など「フォトシート」が4種付属している。

「大人の超合金」シリーズは、実在する造形物をリアルに再現した塗装済み完成品モデルで、2010年3月に第1弾『アポロ11号&サターンV型ロケット』(52,290円・税込)、2010年
12月に『スペースシャトル エンデバー号』(47,250円・税込)を商品化している。

初回生産分には限定特典として、これまでの「大人の超合金シリーズ」と同スケール1/144 スケールのはやぶさが付属する。

「はやぶさ」は2011年12月までに6,000個の販売を計画。また宇宙・技術に関する展示を行っている全国の科学館及び博物館50 館に、贈呈する予定だという。

大人の超合金 小惑星探査機 はやぶさ (初回特典付き)
バンダイ (2011-06-30)
売り上げランキング: 29
大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット
バンダイ (2010-03-27)
売り上げランキング: 26865
大人の超合金 スペースシャトル エンデバー号 (初回特典付き)
バンダイ (2010-12-03)
売り上げランキング: 848

小型二足歩行ロボットで「フルマラソン」完走を目指す ヴイストンほか

ろぼまらフル

「ろぼまらフル」記者発表の模様(ヴイストンのサイトから)

世界初!二足歩行ロボットによるフルマラソンにチャレンジ  ~ 合計6台のロボットが、約4日間かけて42.195kmの完走を目指す! ~ .

「ろぼまらフル」は、二足歩行ロボットによる世界初のフルマラソン(42.195km)完走を目指すイベントプロジェクトです。緊急雇用創出・重点分野雇用創出事業の一環、及び、第1回大阪マラソンの応援企画として立案され、大阪府(受託事業者:財団法人大阪労働協会)とヴイストン株式会社との共同開催という形で実現いたしました。

ろぼまらフル

ヴイストン株式会社と大阪府(受託事業者:財団法人大阪労働協会)は、二足歩行ロボットによる世界初のフルマラソン企画「ろぼまらフル」にチャレンジする。

「ろぼまらフル」は大阪府の緊急雇用創出基金事業、及び第1 回大阪マラソン応援企画の一環として開催されるもので、事業で新規雇用された雇用創出チームと大阪府内の協力企業・大学関係者を含む6チーム(予定)が、バッテリー交換やメンテナンスを行いながら、4 日以内で42.195km の完走に挑む。

ヴイストンチームは同社が販売している「Robovie-PC」を脚部を強化(ハーフハイトルクバージョンに改造)して挑戦する。

「ろぼまらフル」開催概要

・ 日時 2011 年2 月24 日 午前10 時~27 日 午後8 時
※競技公開時間は各日午前10 時~午後8 時
※競技の模様は、USTREAM を通じて24 時間リアルタイムで見ることができる。
【URL】http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=vstonevstone

・ 場所 ATC ITM 棟11 階 エイジレスセンター内特設会場
(大阪市住之江区南港北2-1-10)
大阪市営地下鉄ニュートラム「トレードセンター前」駅下車

また、「ろぼまらフル」と併せて、2/26(土)、27(日)に小学生向けの工作教室を開催する。参加費は無料。

二足歩行ロボットキット Robovie-X
ヴイストン株式会社
売り上げランキング: 263990


Vstone Robot Shop

JAXA、「きぼう」に日本のヒューマノイドロボット コミュニケーション用途、高橋智隆氏が製作予定

「きぼう」を利用した社会課題の解決を目指すアイデア提案の選定結果:「きぼう」での実験 – 「きぼう」日本実験棟 – JAXA.

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を利用して、社会の課題解決につながる実用的な成果を創出することを目指して、フィジビリティスタディ(FS)テーマを募集し4件を選定した。

選定された4件の候補テーマは、「きぼう」を利用した社会課題解決テーマのフィジビリティスタディ提案募集(2010年11月15日~12月20日)に応募のあった提案から、JAXA及びJEM応用利用推進委員会にて評価・選定されたもの。

今回選定されたFSテーマは、今後FS作業を行い、宇宙実験計画書(案)を作成し、きぼう利用フェーズへの移行可否を、JAXA及びJEM応用利用推進委員会にて評価することになる。

この中の一つに

テーマ名:ISS滞在型・情報発信ロボット
代表研究者:(株)電通:西嶋頼親

というものがあった。

リリースには別紙があり、そちらにはこのテーマ(ISS滞在型・情報発信ロボット)についてはこうある。

目指す社会課題解決
高齢化社会における高齢者との意思疎通の問題の解決を目指して、遠隔地からでも高齢者との意思疎通を円滑にするコミュニケーションロボットの実用化を目指す。

きぼう利用の概要
宇宙飛行士との交信を、ISS内の擬人化したロボットを介在して行うことにより、意思疎通の向上やストレス緩和を図る実験を行い、地上からの宇宙飛行士支援機能の向上に役立てる。この結果を基に、遠隔地からでも高齢者との意思疎通が円滑に行えるコミュニケーションロボットを開発する。

日経の記事:
「ツイッターもするよ」 言葉わかるヒト型ロボ、宇宙へ
JAXA、13年にも打ち上げ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学、電通は共同で国際宇宙ステーションに国産ヒト型ロボットを常駐させる計画に乗り出す。人間の表情や言葉を理解し会話や意思疎通ができる機能を持たせる。宇宙飛行士に代わって地上と交信したり、ミニブログ「ツイッター」で宇宙から情報発信したりできるようにする。2013年にも打ち上げる。

の元ネタと思われたが、詳細についてはこれ以上のことはリリースには掲載されていないので、JAXAに問い合わせた。

まず日経の記事で「東大」とあるのは、2010年1月から東京大学先端科学技術研究センター特任准教授を務めているロボットクリエイターの高橋智隆氏だった。

今回の提案については、JAXA広報としては、例えば、「きぼう」に日本人宇宙飛行士がいないときに、ロボットがカメラで地球などを撮影して、ツイッターなどで地上に送ることで、「きぼう」に日本人宇宙飛行士がいないときも「きぼう」を意識されるようにすることなどを検討したいとのこと。

またこの後、この提案はフィージビリティスタディ(実現可能かどうか検討するための研究)を行うわけだが、地上開発時から、Twitterやfacebookなどを活用する事を検討するとのこと。

今回のテーマ採択について、「え?」と思ったロボット関係者もいる。これまでJAXAは基本的にヒューマノイド(ヒト型ロボット)に冷淡に見えていたからだ。

今回のロボットは上記のとおり、将来的には遠隔地の高齢者との意思疎通やストレス緩和など心理サポートを行うことに役立てることができると評価されたという。そこで、喋り方、声のトーン、顔の表情なども重要だと考えて、ヒューマノイドを想定したとのことだ。

史上最強のロボット!(ナレッジエンタ読本20)
高橋 智隆 柳田 理科雄
メディアファクトリー
売り上げランキング: 195717
京商 マノイ PF01(HR100)コントローラーセット

京商 マノイ PF01(HR100)コントローラーセット
価格:178,000円(税込、送料込)

NASA+GMの「ロボノート2」、2月末に国際宇宙ステーションへ(動画多数)

世界で初めて宇宙に送られるヒューマノイドとなる「ロボノート2」。これまでにも本誌「NODE」では何度か取りあげてきました。

打ち上げ予定が延期されたりしていましたが、またまた打ち上げ予定が近づいてきました(2011年2月24日午後4時50分(米国東部標準時間)、日本時間では同25日午前6時50分))。ホームページも更新されていたので、それらを元にもうちょっと詳しい記事をアップしておきます。

「ロボノート(Robonaut)」は、NASAジョンソン宇宙センターによる「器用な」ヒューマノイドロボット。NASAとGMにより、人間の仕事を宇宙空間で助けることができるマシーンを作ることを目標として開発された。ロボノートは人間のすぐそばで働けるようにデザインされている。また、人間が出て行くにはリスクが高いところでも働けるように機能拡張が可能だという。特に、宇宙服を着た宇宙飛行士を超える器用さを持つことを目指している。

ロボノート2は42自由度、350のセンサーを持つ人間の上半身型のロボット。自由度の内訳は腕が7×2、ハンドが12×2、首が3、腰が1。ウエストから頭の上までの高さは1mと1.6cm。肩幅は78.74cm。重さはおよそ150kg。

350以上のセンサー、50のアクチュエータが内蔵されており、上腕部はブラシレスDCモータ、ハーモニック減速機、電磁ブレーキなどが組み合わされている。また、トーションばねを用いることで衝突時の危険を減らしている。ハンドは宇宙服を来た宇宙飛行士同等の器用さが発揮できるように設計されている。

メインCPUはPowerPC×2。一台目で衝突や上位レベルの計算を行い、もう一台で低レベルの計算とキネマティクスを計算を行う。OSはVxWorks。操作インターフェースは簡便なものになっているとのこと。

ファクトシートはこちら

こちらの写真を見れば分かるが、実際のロボノートの本体の外装は金色。これは宇宙線など高エネルギー放射線から電子部品を守るためのポリイミドフィルムを使った多層断熱材と思われる。その金色ボディの上に白い「服」を着せている。服にも当然機能があると思われるが詳細不明。

現在は4体のロボノートがあり、他にも開発中のものがあるという。モビリティやコントロール方法、タスクオペレーションなどが異なるタイプの研究を行っているという。

他のデザインを上回るヒューマノイドの価値は、同じ空間・ツールを使えることにあるとしている。ロボノートは地球低軌道からさらに離れた広大な宇宙空間に出て行くNASAの将来のために必須だと研究グループは語っている。

「ロボノート2(R2)」は国際宇宙ステーションにスペースシャトルで間もなく打ち上げられる予定だ(STS-133(ミッション概要)、打ち上げは2011年2月24日午後4時50分(米国東部標準時間)、日本時間では同25日午前6時50分)。宇宙で活躍する最初の器用なヒューマノイドロボットであり、宇宙空間で活躍する初のアメリカ製のロボットでもあるという。

研究グループはこれを「一体のロボットにとっては小さな一歩だが、ロボット一族にとっては大きな一歩だ(But that will be just one small step for a robot and one giant leap for robot-kind.)」と述べている。

パッキングされるロボノート2。

「R2」は国際宇宙ステーション内に配置された台座に固定される予定だ。次のステップには、宇宙ステーション内の通路を移動するための足の開発や、R2を真空の宇宙空間に連れ出すためのアップグレードが含まれている。さらに将来には足あるいは車輪を使った低重心のボデイを月面や火星表面で運用するために開発する。R2のための4輪のローバーは「ケンタウロス2(Centaur 2)」と呼ばれており、アリゾナで2010年にテストされたという。

こちらは10年前に開発された「ロボノート1」の動画。「ロボノート2」は動作速度が4倍になったとか。いろんな実験の様子が分かります。

興和とテムザック、合弁会社「興和テムザック株式会社」設立 電気自動車で戦略的提携

テムザック|テムザックメディアセンター.

興和株式会社と株式会社テムザックは、電気自動車の開発を目的として戦略的提携を行い、両社出資の新会社を設立したと発表した。

テムザックは一昨年、ユニバーサルビークル RODEM(ロデム)を開発している。興和は環境・省エネ関連をコアビジネスの一環としており、テムザックの持つ家庭用留守番ロボット・介護用ロボット・レスキューロボットなどの開発を通じた大学・研究機関とのネットワーク、ロボット制御技術により、差別化された電気自動車の開発を目指していくことにしたという。

会社名 : 興和テムザック株式会社
本店所在地 : 福岡県宗像市江口465 番地(株式会社テムザック敷地内)
代表者 : 代表取締役社長 芹田慶人
資本金 : 1,000 万円
資本比率 : 興和 65%、テムザック 35%
事業内容 : 公道での走行を目的とする電動式の移動マシンの研究開発、製造販売、輸出入等
設立時期 : 2011 年2 月14 日

トコトンやさしい電気自動車の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)
廣田 幸嗣
日刊工業新聞社
売り上げランキング: 71805
電気自動車 市場を制する小企業群 Small Hundreds (Mainichi Business Books)
村沢 義久
毎日新聞社
売り上げランキング: 34550
Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes