iTunes Store(Japan)


さらにアップルは iAd という独自規格の広告プラットフォームを用意し、じつに40%を徴収する。広告主と直接に契約することになれば、出版社にとっては大惨事となる、とワイス バーグは警告している。

iPadそのもののメタメディア化、アップルの広告代理店化(日本的に言えば電通化)以 上に危険視されているのは、コンテンツの検閲の問題だ。

引用元: 空前のiPadビジネスモデルは成功するか? : EBook2.0 Forum.

この記事に限らずあちこちで指摘されていることですが、要するにアップルは、iPadを単なるタブレットPCではなく、一つの「媒体」として捉えて、展開しようとしているのでしょう。

いまネット上での議論を見ると、iPad上で、電子書籍や電子雑誌というパッケージ化されているコンテンツをいかに売るか、といったような話が多いですが、実際のところは、「iPad」それ自体が、既に一つの媒体なのです。

電子書籍や電子雑誌も、その媒体上で動くカプセル化されたコンテンツに過ぎない。どんなコンテンツも、いわば様々なコンテンツが載っている雑誌媒体の、一つの特集ページや別冊企画のようなものでしかない。そんな世界が予想されます。

まあ、ここのところのアップルは商売上手ですから、そんなにディストピア的イメージになるようなことにはならないだろうと思いますが、iPadは、今までに売られて来たデバイスとは異なり、ユーザー側にコントロールできる部分がアーキテクチャレベルで制限されたものになっているような気がします。


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