iTunes Store(Japan)

KONDO KHRシリーズ 近藤科学.

近藤科学株式会社は、2月20日と21日に行われた「ROBO-ONE第2回ヒューマノイドヘルパープロジェクト」内で行われた協賛企業プレゼンテーションで、シリアルポート付きコントローラー「KCB-3WL」を4月に発売する予定であることを発表し、同社のホビーロボット「KHR-3HV」に搭載したデモンストレーションを行った。

近藤科学の「RCB-4HV」に対応している。USBホスト機能があり、市販のUSBデバイスが使用出来る。例えばロボットに市販のUSBカメラを搭載して繋げば、無線LAN経由で、ロボット目線で画像を見ながらのロボット操縦がすぐに楽しめる。また、LinuxまたはVMWare Playerなどにインストールされたクロスコンパイラ環境で独自プログラムを作成することもできる。価格は6万円程度を予定している。

「KCB-3WL」はIEEE802.11a/b/gに対応した無線LANボードで、大きさは49.5×52×12mm(ヘッダピン含む)。近藤科学「KHR-3HV」のバックパックに搭載した場合、標準のサンプルモーションそのままでもバランスを崩すことなく動かせる。

2足歩行ホビーロボット「KHR-3HV」のバックパックに搭載した「KCB-3WL」

2足歩行ホビーロボット「KHR-3HV」のバックパックに搭載した「KCB-3WL」

ボードにはSAMSUNG製ARMベース32bitCPU 200MHzを採用しており、Linux OSを搭載している。デモではLinux上で画像ストリーミングとPCからのコントロールを待つサーバを起動して、無線LAN経由で「KHR-3HV」を操作する様子が披露された。これらの機能のほか、独自でプログラムを組むことも可能。近藤科学では開発環境やライブラリをセットした形での販売を検討している。VMware Playerと開発ライブラリインストール済仮想マシン(Ubuntu Linux)をDVD-ROMで添付予定とのこと。

プレゼンではこのほか、ロボットに搭載したカメラ画像から白を検出したり、エッジ検出や2値化のデモを行った。画像処理ライブラリも添付し、初心者にも取っ付きやすいように、たとえば白い物体を視野の中心に入れるようにロボットを制御するようなことはすぐにできるようにした状態でリリースする予定だという。

シリアルポートは2つあるので、他のボードやPCと繋ぐこともできる。これらの機能を使うことで自律ロボットを簡単に作ることができるので、学生の教育用にも使えるという。教育を念頭においているためソースコードも添付される予定。近藤科学では神奈川工科大学の兵頭和人 教授らと共同で開発を進めており、今後も活用法について検討していくとのこと。

なお今回発表されたものは現在開発中であり、実際に発売される製品版は、仕様が異なる場合がある。

二足歩行ロボットキット KHR-3HV(ケイエイチアール・スリーエイチブイ)
KONDO (近藤科学株式会社)
売り上げランキング: 140479


Ubuntuではじめる Linuxパソコン (Gihyo Expert Books)
佐々木 康之
技術評論社
売り上げランキング: 74689