日本NI、自律ロボットシステムの設計・試作・実装用ソフトウェア「LabVIEW Roboticsモジュール」を発表

2010年2月17日 日本NI、高度なロボット制御システムも構築できるLabVIEW Roboticsモジュールを発表 – National Instruments.
日本ナショナルインスツルメンツ(NI)株式会社は、ロボットや自律制御システムを設計する際の標準的な開発プラットフォームとして使用できる「LabVIEW Roboticsモジュール」をNIのグラフィカルシステム設計ソフトウェア製品群に追加すると発表した。
以下のようなアプリケーションの設計・試作に適しているという。
- 自律/半自律走行車
- ロボット救助用プラットフォーム
- 個人用/サービスロボット
- 医療用ロボット機器
- 学術・研究用ロボット
- 農業・採鉱システム
価格は以下のとおり:
LabVIEW Roboticsモジュール: 28万円から
LabVIEW Roboticsスタータキット:24万円から (この製品に対応するLabVIEWは英語版のみ)
LabVIEW Roboticsソフトウェアバンドル:210万円から (この製品に対応するLabVIEWは英語版のみ)
LabVIEW Roboticsモジュールは、NI CompactRIOやNI Single-Board RIOデバイスと組み合わせて使用することにより、ロボット制御システムの設計に必要な機能を備えた開発プラットフォームとなるという。再構成可能I/O (RIO)アーキテクチャには、リアルタイムプロセッサとFPGA、様々なI/O(アナログ、デジタル、モーション、通信など)が搭載されており、市販のセンサとCompactRIOないしNI Single-Board RIO組込システムを使用すれば、複雑なロボットアプリケーションも短時間のうちに設計・試作段階までもっていくことができるという。
ロボット/自律走行車用のライブラリを備えており、リアルタイム組込ハードウェアやFPGAを備えたハードウェア上でシームレスにアイディアを実装できるという。また、様々な信号処理プラットフォームやサードパーティ製のソフトウェアツール、ロボットプラットフォームなどとも統合できる。C/C++や.m file、VHDLなどの開発言語からコードをインポートしたり、内蔵されているドライバを使ってLIDARやIR、ソナー、GPSデバイスなど様々なセンサとも通信できる。エンジニアや研究者は、開発時間を短縮でき、独自のアルゴリズムやインテリジェンスをロボットに追加することに集中できるとしている。
ナショナルインスツルメンツでソフトウェアのプロダクトマーケティングのバイスプレジデントを務めるJohn Pasquaretteは今回のリリースについて以下のようにコメントしている。
「過去25年の間に、LabVIEWのグラフィカル/テキスト双方の開発言語は劇的な進化を遂げました。元々は、自動テストのデータ集録や計測器制御用ツールとして開発されましたが、今では優れた組込メカトロ設計プラットフォームとして広く採用されています。現在では、高度な制御システムの設計からリアルタイム組込ハードウェアへのアプリケーションの実装まで、この単一の開発環境ですべて行うことができます」
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