NEC,独自の「共創支援技術」を使い、「PaPeRo」を用いたストーリーの共同制作や作品発表が体験できる共創ワークショップを開発
人のつながりを活性化しグループの創造性を高める共創支援技術を開発(2010年2月2日): プレスリリース | NEC.
NECは、2/2日、対面やインターネット上のグループにおいて、課題に対する人の適性や、同じ課題に取り組んだ人との経験を“共体験ネットワーク”として自動抽出し、これを基に多様性のあるグループ形成を促すことによって、グループの創造性向上を支援する技術を開発したと発表した。
そしてこの独自の技術を使い、NECと株式会社CSKホールディングス(CSK)は、NECのコミュニケーションロボット「PaPeRo」を用いたストーリーの共同制作や作品発表が体験できる「共創ワークショップ」を開発した。2月21日に、けいはんな学研都市にて、こどもたちを対象とした第1回ワークショップを開催する。
「共創ワークショップ」は、NECの「共創支援技術」と、CSKグループの次世代育成CSR活動「CAMP(Children’s Art Museum & Park)」が培ったファシリテーションノウハウにより実現したもので、狙いと特長は以下の通り。
- ロボット動作のストーリーやセリフなどのデザインを共同制作したり、作品発表を体験することで、こどもの想像力や表現力を育成。
- グループワークの中で協力しながら問題解決することで、お互いのアイデアや考え方の違いを理解する力、コミュニケーション能力を向上。
- ロボットシナリオの共創Webサイト「ぱぺろっち!」により、参加者が帰宅後も共創体験を継続可能。
「ぱぺろっち!」

NECの共創支援技術の特長は、リリースによれば以下の通り。
- 共創の基礎となる“人のつながり”を自動抽出。 多人数参加型のサービスやアプリケーションを対象に、参加者の行動を解析することで、課題に対する人の適性度を抽出。さらに、人と人の関係として、お互いに意見を交わした経験、同じ課題に取り組んだ経験を“共体験ネットワーク”として自動抽出。
- 多様性のあるグループの形成を支援しグループの創造性を向上。 課題に対して、異なる適性を持ちながらお互い補い合える多様なメンバの組み合わせを、共体験ネットワークに基づいて自動選出し、選出されたメンバで共創活動を始めるための“きっかけ”を提供。これにより、多様なグループ形成を促し、メンバが多角的視点で共創に取り組める状況を作りだすことで、グループの創造性を向上。
- 共創支援技術を組み込んだロボットシナリオの共創ウェブサイトを実現。 1、2の技術を組み込んだロボットシナリオの共創ウェブサイト“ぱぺろっち!”を開発。“ぱぺろっち!”では、1台のロボットをインターネット経由で共有し、ロボット動作を遠隔で編集・実行し、その動作の様子を複数の人が同時に観察可能。
“ぱぺろっち!”を活用した共創の第一段階として、対面ワークショップで築いた友達関係をベースに、インターネット上でさらに多くの人に共体験ネットワークを広げることで、将来的には、国や文化を超えて大規模な共創の実現を狙う。
NECでは今後、ビジネス分野でも共創の重要性が高まると考えており、任意のサービスやソフトウェアに共創機能を追加できる技術の研究、製品開発に積極的に取り組んでいくとしている。
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