Archive for 2010年1月31日
スピーカーの大幅な薄型化を可能にする「HVT方式」を開発 東北パイオニア
1月 31st
①75X57mm(丸型87mm相当) の片面駆動HVTユニット 。②49X22mmX両面 (丸型53mm相当) の両面駆動 無指向性 HVTユニット
東北パイオニアのリリース(pdf).
東北パイオニア株式会社は、スピーカーの著しい薄型化を可能にする「HVT方式」を、世界で初めて独自開発することに成功致したと発表した。
「HVT方式」とは、「ボイスコイルなど駆動力の水平運動を垂直方向に変換するリンク機構をスピーカーユニット内部に取り入れる」全く新しい発想により、従来のスピーカーユニットに比べ大幅な薄型化・低振動化を可能とする技術。

従来のスピーカーでは、コーン紙の深さ、ダンパーネック下のクリアランス、ボイスコイルの巻き幅、ボイスコイル下のクリアランス、ヨーク(磁気回路)の厚みを足し合わせた寸法がスピーカーユニットの厚みとなる。このまま薄型化すると、ダンパーネック下のクリアランスとボイスコイル下のクリアランスの寸法が不足し、コーン紙振幅時にすぐに底当たりをしたり、エッジやダンパーが突っ張って歪みを発生させるなど、低域再生には不向きになる。
「HVT方式」では、振動板の背面側に駆動源(マグネットやボイスコイル)を配置する必要がない。駆動源をサイドに配置し、リンク機構を介し振動板を振幅させられる。その結果、薄型化設計と高音質の両立を達成した。
HVT方式は、過度に振幅を制限する必要が無いため、従来のダイナミック型スピーカーに比べ、より低い最低共振周波数のスピーカーユニットの設計が可能となる。また強力な駆動部(磁気回路・ボイスコイル)の配置も可能なため、従来より小容積エンクロージャーから充分豊かな低域再生が可能だという。
HVT方式は駆動源の数、振動板の枚数(片面・両面)など構造に応用が利きますので、目的・用途に合わせて様々な設計ができる。またスピーカーユニットの発する不要共振が少ないため、「レスポンスに優れ、低域がクリア」「階下や隣室への迷惑が少ない」などの効果を発揮するという。両面駆動タイプのHVT方式は前面・背面の振動板距離が非常に小さく、同位相で振幅する為、今まで実現が困難であった理想的な無指向性放射パターンを持つスピーカーの設計が容易に行えるとしている。
今後は、省スペース超薄型スピーカー、無振動スピーカー、無指向性スピーカーなどの設計が可能というメリットを活かし、車載用・住宅用、環境配慮型製品などに活用していくという。
つくば市、「搭乗型移動ロボット」実証実験特区の認定を受ける
1月 31st
NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載.
以前、本誌「NODE」でも下記の記事でふれた件ですが、
つくば市が「搭乗型移動ロボット(モビリティロボット)の公道走行実証実験特区」として認められたそうです。
まあ「実証実験」ですので、われわれ一般人にはほとんど無関係なのですが(むしろ「セグウェイってロボットなの?」と思う人のほうが多いかもしれませんね)、取りあえず、第一歩というところでしょうか。
それはそれとして。本当は、モビリティに関連するロボットの実験は、ロボットだけでやってもあまり意味はなくて、街そのもの、交通インフラそのもののあり方を根本から考え直すくらいの気概でやらないといけないものではないかという気もします。
私たちは、道路というものがあって、真ん中を車が通って、端っこを人間が歩くものだと思い込んでいるところがありますが、そんな形式も時代の流れで結果的にそうなっているだけであって、都市のあり方としての必然性があるわけではありません。
これからはアシスト付き自転車のようなモビリティも増えてくるでしょうし、ましてや「ロボット」はこれまで世の中になかった製品です。これまでに存在しなかったものを投入するわけですから、単に新しいものを付け足すだけではなく、世の中を変える可能性があります。
NEDOのロードマップにも、将来は街全体がロボットになるという構想がちらっと出て来ているように、ロボットという技術を街に出すというのは、これからどんな街で暮らしたいのかということを根本から考え直す機会だと思うのですが、残念ながら、なかなかそういう流れはないようです。
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