テクノロード、ホビーロボットの物理シミュレーター「Go Simulation!」Beta2を公開 教育用にも展開
物理演算ロボット シミュレータ「Go Simulation!」.
株式会社テクノロードは、ホビーロボットを主な用途とした物理シミュレーター「Go Simulation!」Beta2を公開した。同社のウェブからダウンロードし試用できる。製品版の発売を2月に予定しており、試用期間は2010年3月15日まで。ユーザー登録が必要。
「Go Simulation!」は、物理演算でロボットの動きや接触判定等を再現できるシミュレーター。物理演算APIにはリアルタイム性を重視したODE(Open Dynamics Engine)を採用している。物理シミュレーターながら「ゲームモード」があり、ゲーム感覚でロボットを動かし、楽しむことができる。
ゲームモード ダッシュ競技の動画
Windows XP SP2以上, VISTA, 7に対応しており、Net Framework 3.5が必要。CPUはPentium(R) 4/Celeron(R) D 2GHz相当以上、OpenGL1.5以上対応GPU又はチップセットを推奨環境としている。Core2DUO+GPUの環境ならばロボット2体のバトルでもリアルタイム性を期待できるが、Atom搭載のネットブックではロボット一体でも動作には負荷がかかるという。
ロボットの動作は、モーションエディタで自由に作成することができる。市販の二足歩行ロボットキットのように、歩行モーションや起き上がりモーション等も作成できる。たとえば歩行モーションを改造して高速移動が出来るようにしたり、オリジナルの攻撃技や、ダンスモーションを作成することも出来る。
モーションエディタの使い方の動画
ロボットの寸法・質量・関節は設計エディタで設定する。設計ディタを使って、多くの二足歩行ロボットのモデルデータを作成することができる。またポリゴンデータとして、STLファイルとXファイルをロードすることができるため、既存の三次元CADツール、三次元CGツールはXファイルで作成したポリゴンデータをロードすることができる。サーボモータのパラメータ(最大トルクや制御ゲイン、最大速度等)も調整可能。
ロボットの行動制御については、簡単な条件分岐(if文、goto文)や、整数演算、モーションの呼び出し、ジョイスティック入力などがオリジナルのスクリプト言語で記述できる。ZMP(Zero Moment Point)を表示したり、またカメラは通常の外部カメラの他に、ロボット搭載用カメラ視点も選択でき、ロボットに乗って操縦するような感覚も味わえるという。シミュレーションの動画は無圧縮AVIファイル等に保存可能。コーデックをインストールすることにより高性能圧縮のH.264やXdiv形式で保存することも出来る。
またオプションでC/C++でロボットの制御プログラムを作成することが可能で、教育や研究用途にも使えるという。
今回の「ベータ2」と製品版との違い・制限は、以下のとおり。
- 1モーションあたりポーズを18個まで登録可能
- モーションのグループ化機能無し
- バトル対戦機能無し
- レーザービーム発射機能無し
- ジョイスティックのシフトボタン無し
今後、テクノロードでは操作法やロボットデータ、ステージデータ等を逐次アップしていく予定。二足歩行ロボット大会「ROBO-ONE」の中で年に一回開催されているシミュレーション大会「ROBO-ONE on PC 4th」でも使用される。
簡単!実践!ロボットシミュレーション – Open Dynamics Engineによるロボットプログラミング
著者/訳者:出村 公成
出版社:森北出版( 2007-05-18 )
定価:¥ 3,360
Amazon価格:¥ 3,360
単行本(ソフトカバー) ( 260 ページ )
ISBN-10 : 4627846916
ISBN-13 : 9784627846913
Microsoft Robotics Studio プログラミング
著者/訳者:布留川 英一
出版社:毎日コミュニケーションズ( 2007-06-09 )
定価:¥ 3,780
単行本(ソフトカバー) ( 376 ページ )
ISBN-10 : 4839923833
ISBN-13 : 9784839923839
Comments are closed.






