iTunes Store(Japan)

ロボットは人が使う賢いツールだ。同時に、少し違う役割も期待されている。それはいろいろあるとして、あまり注目されてない可能性に、「人を動かす機械」としての性質があると思う。

ロボットを人間が動かすのではなく、人間を、ロボットが動かすのだ。ロボットはそういう可能性がある機械なんじゃないか。取材を通じて僕はそう感じている。

ここでいう「動かす」というのは、感情的に、という意味だけではない。ロボットは、その形と動きゆえに、実際に人を意識させずに物理的に動かすことができる。僕はロボットの取材を通して、その周囲の人たちの動きもずっと見て来た。確かに人は、自分で意識している移乗に、ロボットの形、動き、存在に、大きく反応している。それをうまくデザインすれば、設計者の意図をロボットに反映させることができれば、もっと巧みに、人を動かすことができるはずだ。

この可能性については、今後、いろいろ考えてみたいと思っている。