研究：昆虫分子生物学
　著書：『昆虫の生化学・分子生物学』（名古屋大学出版会）分担執筆
　　　　『無脊椎動物のホルモン』（学会出版センター）分担執筆
　　　　『昆虫から学ぶ生きる知恵』（クバプロ）分担執筆
　　　　『ミクロスコピア』１９９９年４号、２０００年１号、２号
　　　　『よくわかる生化学』（サイエンス社）

　ホームページ：http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/animal/index.htm

○昆虫の変態・擬態などの分子メカニズムを探索している藤原晴彦さんのお話をお送りします。昆虫の模様の研究の話から昆虫の染色体の話など、他ではあまり読めないお話です。お楽しみ下さい。（編集部）

CONTENTS

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• No.01
  • [01: 研究テーマは「擬態、変態、染色体」]
  • [02: カイコの模様と断片染色体]
  • [03: なぜ断片になった染色体にテロメアがつくのか？]
• No.02
  • [04: 昆虫にはテロメアーゼをもたないものがいる]
  • [05: カイコのテロメア反復配列にはレトロポゾンが大量に入り込んでいる]
  • [06: テロメアを特異的に切る酵素は抗腫瘍薬に使えるか]
• No.03
  • [07: 環境がどう変わっても、変化しないところに興味がある]
  • [08: 昆虫ならば「なぜ」の疑問に踏み込んでいけるかもしれない]
• No.04
  • [09: 一般の人が不思議だと思うようなことをやりたい]
  • [10: カイコの紋様の遺伝子がとれてない理由]
  • [11: チョウの翅の目玉模様の遺伝子]
• No.05
  • [12: メスだけが翅がなくなるアカモンドクガ]
  • [13: 進化の道筋を分子レベル、遺伝子カスケードで説明できるようになるか]
  • [14: 蛹のなかで幼若ホルモンは何をしている？]
  • [15: 翅の原基]
  • [16: 昆虫の寿命]
• No.06
  • [17: ホルモン分泌のタイミングは何に支配されているのか]
  • [18: 翅の出来方　ショウジョウバエとカイコの翅の違い]
• No.07
  • [19: 「共通のメカニズム」から外れたもののメカニズムを探る]
  • [20: アマチュアサイエンスとアカデミックの接点がないことは残念]
  • [21: 実験形態学と遺伝子]
  • [22: 昆虫の性差]
• No.08
  • [23: 昆虫好きじゃないからこその視点]
  • [24: バリエーションを生むメカニズムを探る]
  • [25: イモムシは「這い回る胚」　変態は第二の発生]
• No.09
  • [26: 「遊び」が足らない]
  • [27: いまの学生はあまり感情的にならない]
• No.10
  • [28: インパクト・ファクターだけが研究の面白さじゃない]
  • [29: 芸術のようにプロと一般人が楽しみを共有できる科学を]
• No.11
  • [30: 今後のストラテジー　翅のない昆虫、ミノムシ、シロオビアゲハ]
  • [31: テロメアとレトロトランスポゾン]
  • [32: 五感を使って研究しろ]