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森山和道の「ヒトと機械の境界面」更新 スパコン「京」を使う「次世代生命体統合シミュレーション」とは
森山和道の「ヒトと機械の境界面」
スパコン「京」を使う「次世代生命体統合シミュレーション」とは
分子から全身まで、超多体系多階層問題としての生命現象をシミュレーションする
10PFLOPS級(1秒間に1京回)を目指すスパコン「京」。ハードウェア的にはスカラ型CPUを採用した超並列分散メモリ型スパコンで、CPUは8個のプロセッサコアによるマルチコア構成で消費電力で優れる「SPARC64 VIIIfx」。富士通フォーラムなどで展示されているのを見たことがある読者も多いと思う。これを8万個使っている。CPU同士の通信ネットワークは「Tofu」と呼ぶ独自の6次元メッシュ/トーラス構成による直接結合ネットワークをとっており、通信が衝突しないように工夫されているほか、代替経路を備えており、故障に強く運用性に優れているとされている。
では、この「京」は何に使われるのか。原子レベルでのシミュレーションを半導体デバイス全体で行なうことや、地震や津波、雨雲や台風の動きをより細かくシミュレーションすることなどが目標に掲げられている。これまでのシステムでは解くことができなかった大規模問題を解くこと、技術の継続的な蓄積が「京」開発の目的だ。
用途の1つがライフサイエンスへのペタスケール・シミュレーションの導入である。
森山和道の「ヒトと機械の境界面」 クイズ王を破ったIBMの質問応答システム「Watson」とは
インプレス「PC Watch」での取材コラム連載、
森山和道の「ヒトと機械の境界面」が更新されました。
クイズ王を破ったIBMの質問応答システム「Watson」とは
〜人間より速くクイズを解く知的処理の仕組みと今後の可能性
3月10日、IBMは同社のUNIXサーバー「AIX」の25周年記念イベントの中で、特別講演「研究者が語るWatson – 質問応答技術の可能性と今後の展望」を開催した。
「Watson」とはIBMが「DeepQAプロジェクト」で約4年の歳月をかけて開発した質問応答システムである。2011年2月16日(米国時間)、アメリカのクイズ番組「Jeopardy!(ジョパディ!)」で過去74連勝したKen Jennings(ケン・ジェニングス)氏、そしてそのケン・ジェニングスを破って賞金総額歴代最高になったBrad Rutter(ブラッド・ラター)氏、2人の人間のチャンピオンを破って勝利を収めた。驚愕すべき出来事であり、ネット上でも大いに盛り上がった。
講演ではこのプロジェクトに日本から参加した1人である、日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 シニアテクニカルスタッフメンバーである武田浩一氏が、Watsonの概略とその意味について語った。
3月10日の日記でふれた講演のレポートです。
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