森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

Archive for the ‘地方’ tag

地方のテレビでは映画広告が少ない

without comments

年末年始に地元の愛媛に帰省して気がついたことの一つに、テレビの広告に映画広告が少ない、ということがある。

邦画の多くがテレビ局出資で作られていることもあり、東京にいると映画公開に合わせた特別番組やテレビCMがうんざりするくらい流される。ところが、地方に行くとそのCMがぱたっと減る。少なくとも愛媛ではそうだった。出稿されてないのだろう。

そもそも、地方に行くと映画館がない。私の田舎の宇和島にも昔は映画館があったが、今はなくなってしまった。映画を見ようと思ったら松山まで出ないといけないらしい。車で1時間半である。明らかに無理だ。

他の地方はどうかと思って、一般社団法人日本映画制作者連盟のサイトを見てみた。ここに全国スクリーン数がまとめられている。

シネコン化によって全国スクリーン数そのものは増えているらしい。だが「サイト数」の分布を見ると、厳しい現状が伺える。特に、関東以外の地方からは、今や映画館が消えかかっていることが分かる。この表を見ると、愛媛はまだまだマシのようだ。四国最大の人口を抱える松山市があるからだろう。

地方でも、県庁所在地には映画館はまだある。だがそれでもテレビCMを流すほどではないということなのだろう。

オチはない。取りあえず備忘録として。

田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円
グレゴリ青山
メディアファクトリー
売り上げランキング: 15659

Written by 森山和道

1月 31st, 2011 at 8:59 pm

Posted in 日記

Tagged with , , ,

四国の地方都市と100円ショップ

with one comment

100均フリーダム
100均フリーダム
posted with amazlet at 11.01.11
内海 慶一
ビー・エヌ・エヌ新社
売り上げランキング: 35017

先日、愛媛に帰省して松山と宇和島をぶらぶら歩いたときに、なんとなく、街中に「100円ショップ」が少ないなと思った。

もちろん、「ない」わけではない。あるにはある。だが、東京都内ほどはない、という意味だ。そりゃ人口密度が違うのだから当然といえば当然だが、少なくとも松山は県庁所在地であり、それなりの大きさの都市である。

また、街を歩くときには、「このくらいの街の商圏規模なら、このくらいの店があるだろうな」という漠然とした感覚がある。地方都市では平均所得も少ないだろうから100円ショップが入り込む余地は大いにありそうなものだが、それでも少ない。最近の東京都内に100円ショップが増えすぎているせいもあるのだろうが、街を歩いていて何となく不思議だなと思った。

もっとも後でGoogleマップ上で見てみると、意外とあるようにも見える。馴れていないこちらの目に、店の看板が入ってなかっただけかもしれない。あるいは、ちょっとお店があるところから外れるといきなり何もなくなるのがやはり地方都市の現状なのかもしれない。

ただ、うちの親を宇和島の大きめのスーパー内の100円ショップに連れていって感じたことは、こういう人たちに100円ショップの意外な楽しさというか奥の深さを教えるのはなかなか難しいだろうなということだった。

最近は100円ショップにしか流通してないような商品まである。だがうちの親からすれば100円ショップというのは洗濯バサミの類いを売っているお店という認識しかなく、意外と様々な商品を売っているお店なんだという認識が低い。うちの親が典型例だとは思わないが、少なからずそういう人たちがいることもまた確かだろう。そうなるとなかなか売り上げ面でも苦労する、と思ってしまって結局、出店を見合わせているのかもしれない。分からないが。

ともかく、四国の地方都市にはまだまだ100円ショップが入り込む余地がありそうに感じた。とにかく物理的に数が少ないから。でも人口規模や人の流動性から考えると、現状くらいが適正なのかもしれない。また100円ショップが出店すると既存の店はさらに苦しいことになるかもしれない。だが空いたまま寂れるよりはマシだと思う。

純減団体-人口、生産、消費の同時空洞化とその未来
近藤修司
新評論
売り上げランキング: 310323

Written by 森山和道

1月 11th, 2011 at 9:58 pm

Posted in 日記

Tagged with ,