森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

雹/アイ・ローボ・ネットワーク・フォーラム/農業用アシスト/バイオメディカル双腕ロボ/リウォークがFDA認可/仲居さんにセンサ/気球で格安宇宙旅行/新世代ハードウェア/BMIで自分の手を動かす/IT農機/最近のデトロイト

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▼久しぶりに2003年に自分が書いたROBODEXの記事を読んだ。いま思い出しても、一番「踊ってた」感じがあったロボットはソニーのQRIOだったな。もう10年前だけど。振り付けがうまかった。未だにあれを超えるのはないような気がする。ただ、すぐ近くで見てるとモーターの音がすごくて、これ大丈夫なの感もあった。

▼アジア航測・千葉センセイの凸凹ばなし 第三話 調布の凸凹

いまから3日前の2014年6月24日。東京都内の一部で雹が降った。
どこかで雹が降ったというニュースは毎年聞いているような気がするが、首都圏で間近にみるこの光景には正直驚いた。
YouTubeやTwitterなどに画像がぞくぞく上がってくるのをみると、ニュースよりも早くその様子が伝わってきた。
そこでは7センチもの積雪ならぬ積雹があり、それが溶け出して流氷のようになっている。

これは、雹による水害だ。

▼日刊工業 アイ・ローボ・ネットワーク・フォーラム 7月に設立、ロボ2組織が合併

国内最大級のロボットコンソーシアム「アイ・ローボ・ネットワーク・フォーラム」が7月1日に設立される。大阪市などが支援してきた関西地域の次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO(ローボ)」とネットワークロボットの標準化推進組織「ネットワークロボットフォーラム(NRF)」が合併。両者の統合により、ロボットの研究開発からイノベーション創出までを一貫できる組織が誕生する。

新組織は国際電気通信基礎技術研究所(ATR)に事務局を置き、会長には徳田英幸慶応義塾大教授が就任する予定。情報通信技術(ICT)と融合した次世代ロボットの開発・実用化を目指し、「2020年までに100種類のロボット製作」を掲げる。

▼日刊工業 みかん箱軽々、スムーズ運搬 和歌山大が農業用アシストスーツ開発 来年度に実用化

和歌山大学が2015年度の実用化を目指し、農業用アシストスーツの開発に取り組んでいる。重量物運搬を強いられる中山間傾斜地のミカン農家などを対象に、腰やひざの負担軽減のため、農林水産省の委託で10年度から研究開発を続けてきた。

当初に比べエア式から電気式になり駆動がスムーズになったほか、重さも26キログラムから6・3キログラムへ軽量化。実験で使用したミカン農家からも「作業が楽になる」と好評で、価格100万円(消費税別)で100台の販売を目指す。

▼日経BP 論文検証はロボットに任せたほうがいい 安川電機が見出した意外な用途

なぜ、バイオ分野で双腕ロボットの需要が盛り上がっているのか。その背景には、遺伝子解析ビジネスの勃興により、分析のための前処理作業の必要性が高まったことがある。また、再生医療が国の成長戦略の一つに組み込まれたことから、バイオメディカル分野での創薬や臨床試験に多くの人出が必要になっている。

しかし、人手による作業はデータにばらつきが出る。狭い研究室で長時間にわたって神経を使う細かい作業を繰り返せば、集中が切れてミスが多くなるためだ。こうした潜在的なニーズをくみ上げて安川電機は産業用ロボットを基にした双腕ロボットを昨年末に発売した。

既に研究機関をはじめ大学、病院などに納入している。研究機関ではさっそく臨床試験で結果が出たという。双腕ロボットの初期導入コストはいまのところ人件費より高い。しかし、「同じ試験を何百、何千回繰り返しても人手に依るようなブレが少ないため研究結果が早く出せる。コストに見合う成果が得られる自信はある」(清水部長)という。

将来的にはロボットの正確さをいかし、再現実験が可能な論文が認可されるレベルまで精度や性能を高めるつもりだ。

(中略)

しかし、バイオメディカル用双腕ロボットが実際に作業をしている姿をみると“ロボットだからこそできる分野がある”ことが分かる。

片腕7軸づつと胴体1軸の15の関節部を持つ双腕ロボットは、型の決められたダンスを踊る人間のようになめらかに動く。冷凍庫の扉を開閉して試験用のシャーレを取り出し、培養された細胞を刷毛でかき集める。ピペットごとに分けた細胞に試薬を注入する。遠心分離器にかけた試験管をそっと保管する。同じ動作をよどみなく延々と続けることができる。動きも静かだ。

単純作業を延々と繰り返せば、人間ならば愚痴のひとつも漏れるだろう。ロボットは淡々と決められた作業を同じ手順で繰り返すことができる点では、確かに人手より優れている。それ以上に、人間ができるなら行いたくない作業を代替できる。例えば、抗がん剤の調整作業など、毒性の強い薬品を取り扱う作業では、安全性の面からも人間よりロボットが作業するほうが世界的に求められている。

海外には調剤作業をこなすロボットの開発が進んでいるが、安川電機は十分追い越せる性能を持たせられるという。

ただ、安川電機の双腕ロボットをよくみると、掌が単純だ。人間の指の動きほど複雑な作業をする必要がないためだが、米国の大学など海外では手の形を模したロボットの開発が進んでいる。海外からロボットなどを輸入する日本バイナリーの吉水瑞晴社長は「米国では指先に温度や圧力を感知するセンサーを組み込んだロボットアームの開発が進んでいる」と話す。

▼西日本新聞 米、ロボット歩行器を初認可 FDA、脊髄損傷に

米食品医薬品局(FDA)は26日、脊髄損傷で下半身に軽度のまひがある人が装着して歩くのを助けるロボット歩行器の販売を初めて認可した。

イスラエルやドイツ、米国に拠点を置くアルゴ・メディカル・テクノロジーズが開発した「リウォーク」。患者は自分の腰から脚の外側にかけて取り付けた人工の脚を手元のリモコンで操作し、歩いたり腰掛けたりする動作を補助する。

▼日経 仲居さんにセンサー装着 がんこフードの「科学接客」

東京・銀座の中心地に店を構える銀座四丁目店。落ち着いた雰囲気の和室で、寿司や天ぷらなど様々な料理を楽しめるとあって、先々まで接待や宴会の予約で埋まる。夜の宴会では、顧客からの注文がひっきりなしに入り、接客スタッフは大忙しだ。

こんな状況で果たして接客に十分な時間を取れているか。それを科学的に検証するため、新村副社長は自身が研究顧問を務める産業技術総合研究所(産総研)サービス工学研究センターに協力を要請。銀座四丁目店で、スタッフの接客状況の把握に乗り出した。

(中略)

着物に身を包んだ接客スタッフである“仲居さん”にセンサーを装着し、その行動を1週間記録することにした。接客スタッフそれぞれの行動データをPC(パソコン)に取り込み、3D(3次元)のコンピュータグラフィックス(CG)で再現した店舗に、スタッフの動きを可視化。POS(販売時点情報管理)データも組み合わせ、「接客スタッフがどの時間帯にどこにいて、どれだけの注文を受け付けたのか」を2011年1月に分析した。

その結果、夜の時間帯にスタッフが接客エリアにいる割合は、40%を割ることが分かった。本来なら接客に専念するはずだが、忙しさのあまり、調理場から料理を運ぶ配膳係の仕事を手伝っていたのである。

「接客時間がかなり少ない…」。結果に愕然とした現場関係者は、直ちに対策を講じた。調理場から料理を運ぶ配膳係を増員し、役割分担を改めて明確にした。

▼WIRED 気球による格安宇宙旅行、米企業が初テスト飛行に成功

気球を使って成層圏への旅客飛行を目指すWorld View社(Paragon Space Development Corporation社から独立した米国企業)は6月18日(米国時間)、ニューメキシコ州ロズウェルで行った初めてのテスト飛行を成功させ、同時に、パラフォイルによる飛行高度の世界記録も更新した。

5時間に及んだテスト飛行では、まず気球によって、丸い地球の曲線と漆黒の宇宙空間が見える高度約36,000mまで上昇した後、15,000mまで下降し、そこで気球を切り離して、パラフォイルで地上へ戻った。通常、地球に帰還する宇宙船などのパラフォイルが開かれるのは、高度9,000m前後だ。

World View社は2011年から研究開発を続けており、これまでの主な作業はシステムに用いる各コンポーネントの小型版のテストだった。完全なシステムは2014年6月に初めて組み上げられ、今回、最初のテスト飛行が行われた(以下の動画)。ただし、今回テスト飛行に成功したのは、2016年に初飛行を予定する最終的な形の気球の1/10サイズの機体だ。

▼WIRED ロボット、乗り物、発電システム…。新世代のハードウェアが集まったSolid Conference

ソフトウェアとハードウェアの融合をテーマにオライリー・メディアが主催した「Solid Conference」。最先端の製品群を、画像と動画ギャラリーで紹介。

▼WIRED 麻痺患者の脳にチップ移植、手を動かすことに成功

脳に埋め込まれた装置からの情報を行動に「翻訳」する米国のプロジェクトBrainGateでは、全身麻痺の状態にあった女性が、ロボットアームを動かして自分で飲むことができた。

そして今度は、麻痺のある男性が脳にチップを埋め込むことで、思考するだけで自発的に手を動かすことができた。

▼@IT 誰が業務アプリを殺すのか:「もう政治に興味はない」堀江貴文氏が語る世の中がメンドくさい理由

社会には技術的には可能なのに、そうなっていないことが多過ぎる、というのが堀江氏の指摘だ。iOSの機能として発表されたHealthkitやPassbookなど、下地があるにもかかわらず活用が見えてこない。この現況を作る原因は、エンジニアが現状に甘んじており「何もしてないから」と説く。

▼朝日 IT農機、コメ作り進化 「経験と勘」はスマホの中に

水田に運び込んだ田植え機が指示を受信すると電子音が響き、設定が変わった。田植えを始めると、機械が水田に計画した量の肥料を一緒にまきはじめた。

平野さんは、高齢で引退した農家など約20軒から水田を借り、新潟市内の150カ所で稲作をする農業法人「新潟農園」の常務だ。5人の作業員で約30ヘクタールの水田を管理し、コメをつくる。

(中略)

肥料の量は、昨年の収穫量を参考に冬の間に決め、水田ごとにパソコンに登録済みだ。現場ではスマホを操作するだけで、登録通りの量の肥料を間違いなくまいてくれる。平野さんは「これなら間違いもなく簡単。細かく管理して、収穫量も質も底上げしていきたい」と話す。

▼日経BP セブンイレブン「コンビニの商品は、災害時の救援物資ではありません!」

▼ITmedia Google I/O 2014で発表されたこと、されなかったこと

▼GIGAZINE 滑らかなムービーを簡単な調整で撮影できるスタビライザー「StayblCam」

▼アトモスデザイン コレカウ:テレビで見たファッションアイテムを買えるアプリを開発しました

ナント・モバイル株式会社様の技術を用いて、テレビにかざすことで何の番組かが自動でわかる機能を搭載しています!

▼カラパイア 急加速で廃墟化が進む。グーグルストリートビューで見る、近年におけるデトロイトの衝撃的崩壊ビフォア・アフター

▼西日本新聞 攻殻機動隊ARISE・私はなぜ闘うのか 草薙素子が語る真実

—-border:1、2ではバトーら個性的な仲間が登場しました。草薙さんにとってどんな存在ですか。

生まれたときから生身の肉体を持たない私にとって、彼らの本能に従って生きている姿勢は新鮮。自分にない考えを持つ彼らと行動することで、より多くの状況に対応できて、任務遂行も完璧に近付くはずよ。

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Written by 森山和道

6月 28th, 2014 at 10:35 pm

Posted in 日記