森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

サイエンス・メール 國枝武和-12 一人の超人の出現を待つのではなく、複数の専門家を集めて実現する

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メールマガジン「サイエンス・メール」では、クマムシのゲノム解析を通じて乾眠メカニズムの解析を行っている東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻 助教の國枝武和氏の話を配信中。

2011年 1/6日は第12回を配信しました。

本文より抜粋

■それは思いますね。やっぱりそういう拠点をつくって、開放して、いろいろな人のアイデアをどんどん活用していくというのが、やっぱり一番いいんじゃないかなと思いますけどね。
技術力、資金、ノウハウ、アイデア、これらをうまくそろえることができれば非常に良い成果を導くことができると思いますが、これらすべてを一人の人が、あるいは1つの研究室が持っていることを期待するのは酷だと思うんです。
一人の超人の出現を待つのではなく、複数の専門家が集まることで実現していく。そういうしくみを促進する体制を作るというのは大事かなと思います。

○そうしないとほかに—-さっきも、ドイツのグループとかに先に論文を出されたという話がありましたけど、負けちゃうという感じ?

■負けちゃうところもあると思います、本当に。

今週の編集後記は

  • 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター(CMES)の「急潮」予測とARGO
  • スーパーアースのマントル構成物質
  • ルンバとiRobot社
  • 地方在住者が望むものと外部の人間が期待することの差

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Written by 森山和道

1月 7th, 2011 at 10:37 am