森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

[サイエンス・メール] 横山将志 氏 インタビュー 目次

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【横山将志(よこやま・まさし)@東京大学 理学系研究科 物理学専攻 准教授】

研究:高エネルギー加速器を利用した素粒子物理の実験的研究、ニュートリノ振動

ホームページ:
http://hep.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~masashi/

私は愛媛県宇和島市の出身です。母校は宇和島東高校。以前は高校野球でそこそこ知られたこともある高校です。さて、その高校時代の同級生に横山という人間がいます。彼は今ある新聞社に勤めているのですが、先日、数年ぶりに会って新宿でメシを食いました。そのときに「そういえば弟さんいたよね。何してるの?」と訊ねたところ、「東大でニュートリノの実験をしてる」とのこと。「へー、今度話を聞かせてほしいなあ」と言ってその場では別れました。

その翌日、たまたま、今度はそのご当人からTwitterで「もしかして兄を御存知ではないですか」といったメンションを頂きました。これはもう「縁」です。早速、お話を聞かせて頂くしかないとお願いしました。

横山先生はいま神岡で作ったたニュートリノビームをスーパーカミオカンデに打ち込む「T2K」実験に携わっておられます。「実験屋」の方から見たニュートリノ研究、素粒子研究の見方の話をお楽しみください。

インタビューの段取りを済ませたあと、ニュートリノ業界では、皆様も御存知のとおり、例の「超光速ニュートリノ??」の話題がおきて、一般人の間でもおおいに話題になりました。この話、もともとは「ニュートリノ振動」という、ニュートリノが飛んでいるうちに別の種類に変わるという現象の研究をしているところから出て来たものです。横山先生の研究対象もまさにそこ。お話では当然のことながら、この辺の話も伺っております。(編集人)


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  • 第1回 2012/03/01日 配信
  • [01: どこかで聞き覚えのある言葉「ニュートリノ」 ]
    [02: 物質の根源に興味があった 1990年頃から基本枠組みは変わっていない ]
    [03: 素粒子の加速器実験には自分たちの手で「何とかできる」感覚がある ]
    [04: 次のノーベル物理学賞は「ニュートリノ振動」? ]

  • 第2回 2012/03/08日 配信
  • [05: ニュートリノの種類が変わる「ニュートリノ振動」とは? ]
    [06: 質量の軸とフレーバーの軸 ]
    [07: 「クォーク」と「レプトン」、標準理論 ]

  • 第3回 2012/03/15日 配信
  • [08: ニュートリノは「何かやってくれそうな感じがする」粒子 ]
    [09: 「ニュートリノ振動」の理論と計測の歴史 ]
    [10: 「ニュートリノ振動」について、もう一度まとめ ]

  • 第4回 2012/03/22日 配信
  • [11: 300km先での量子力学的な干渉を観測している ]
    [12: 物質と反物質とで、ニュートリノ振動の違いはあるか ]

  • 第5回 2012/04/05日 配信
  • [13: 宇宙の物質と反物質を説明する仮説「レプトジェネシス」 ]
    [14: ニュートリノは「マヨラナ粒子」か ]

  • 第6回 2012/04/12日 配信
  • [15: ニュートリノの種類は3種類だけではないかもしれない ]
    [16: 重たい右巻きニュートリノ ]
    [17: 加速器の限界 ]

  • 第7回 2012/04/19日 配信
  • [18: GeV(ギガエレクトロンボルト)という単位 質量=エネルギーということ ]
    [19: 地元の人と地球の裏側で出会う ]
    [20: T2K実験とは「ニュートリノ振動を精密に観測する素粒子実験」 ]

  • 第8回 2012/04/26日 配信
  • [21: ミューニュートリノのビームが他のニュートリノに変わる ]
    [22: 「K2K」から「T2K」になったとき変わったこと ]
    [23: 実験開始後、東日本大震災が発生 ]
    [24: 素粒子実験は「自分らでやる感」が大きい分野 ]

  • 第9回 2012/05/10日 配信
  • [25: フェルミ研でのニュートリノ反応測定実験「SciBooNE」 ]
    [26: 完全自作の検出器で「物理を見る」 ]

  • 第10回 2012/05/17日 配信
  • [27: 自分で手を動かす実験と、大人数で行う実験 ]
    [28: 検出器について各自はどこまで掘り下げて理解しているのか ]

  • 第11回 2012/05/24日 配信
  • [29: OPERAでの「超光速ニュートリノ」事件 ]
    [30: ナノ秒単位の誤差を詰めていく作業 ]
    [31: 「ニュートリノ」という粒子の知名度の高さ ]

  • 第12回 2012/05/31日 配信
  • [32: ニュートリノの名前と質量が対応してないため、意味が分からない話になる ]
    [33: クォークとレプトンの違い、そして関係 ]
    [34: 理論による仮定のない予測は今はない ]

  • 第13回 2012/06/14日 配信
  • [35: なぜ陽子崩壊はスーパーカミオカンデで見えないのか ]
    [36: 「理論を殺す」実験をしたい ]
    [37: ハイパーカミオカンデはできるのか ]

  • 第14回 2012/06/21日 配信
  • [38: 日本に研究施設が欲しい理由 ]
    [39: 日本の素粒子物理は世界トップ ]
    [40: 素粒子物理の世界も景気は悪い ]
    [41: 超新星爆発のときのニュートリノがもたらす情報量は膨大 ]

  • 第15回 2012/06/28日 配信
  • [42: ニュートリノを使った原子炉のモニター ]
    [43: ニュートリノ・トモグラフィー ]
    [44: 地球内部を観測する「ジオニュートリノ」 ]

  • 第16回 2012/07/05日 配信
  • [45: 「何の役に立つの」 ]
    [46: バックグラウンド・ニュートリノと「ロマン」 ]
    [47: 素粒子物理は理論屋が考えて実験屋が確認している世界ではない ]
    [48: 「魅力的な謎である」ということを伝えたい ]
    [49: 標準理論を超える理論を垣間見るための「取っ掛かり」を探す ]

  • 第17回 2012/07/12日 配信
  • [50: ヒッグス発見直前 期待どおりでは面白くない ]
    [51: 標準理論の外に知らない素粒子の顔が広がっているに違いない ]
    [51: 理論と実験、どちらが「実感」できるか ]

  • 第18回 2012/07/19日 配信
  • [52: 9割の運、1割の実力 ]
    [53: 理学研究は本来個人的なもの ]
    [54: もし宇宙を作る実験ができるなら ]
    [55: 自分で条件をコントロールできる実験が好き ]
    [56: 「SCIaS」立花隆の連載最終回に登場 ]


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Written by 森山和道

1月 4th, 2013 at 11:30 am