森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

環境放射能除染・廃棄物処理国際展(RADIEX)/チンパンジー胎児の脳成長/「目と目で通じあう」ときの脳活動

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▼九段下の科学技術館へ。「環境放射能除染・廃棄物処理国際展(RADIEX)」に。除染技術だとか、計測技術の展示会。結構な人出だった。なるほどなあと見て回った。

▼除染技術というのは、要するに、表面を洗浄したり、ハツッたり、削ったりして、集めて、漉して、減量して、外に出ないようにコンテナにしまって、どこかに埋める、といったもの。それらの各技術がズラズラと各メーカーから出展されていたが、コスモクリーナーのように放射線源そのものをなくしてしまえる技術は存在しないわけで、自ずと、どこの会社の技術製品もそれほど大きくは変わらない。

▼違いは、除染する母材を削っても良いのかいけないのか、削るなら何で削るのか、削ったものをどうやって回収するのか、回収したものをどこにどうやって置くのかといったところにある。それぞれ、かなり具体的な、ある意味ではピンポイントなニーズに対して答えなくちゃいけない。そして普段は実際に、そういうピンポイントな用途に答えている人たちが、これだけの規模で集められているというのは、やはり特殊な事態だなと思った。

▼いろいろ見たのでちょいちょい書くとは思うけど、展示会全体の話を記事として書くかどうかは未定。ニーズがあるなら書くけども。

▼新刊。

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日経 サイエンス 2012年 11月号 [雑誌]
日本経済新聞出版社 (2012-09-25)

▼京都大学 世界で初めてチンパンジー胎児の脳成長が明らかに:ヒトの脳の巨大化はすでに胎児期からスタート

ヒトの脳の巨大化は胎児期からすでにスタートしていると言えます。胎児期の後期まで脳容積の成長が加速し続けるという発達様式は、ヒトの祖先がチンパンジーとの共通祖先から分かれた後、ヒトにおいて独自に獲得したものであることが示唆されます。つまり、私たち現生人類は、急速な脳の成長速度を在胎期間の終わりまで持続させることで、脳容積の拡大を促進していると考えられます。

このたびの私たちの研究は、人類進化学に新たな見解を投げかけることになりました。ヒトのヒトらしい発達は、胎児期にすでに始まっています。子どもたちの健やかな育ちの実現のために、出生後だけでなく胎児期にも目を向けることの重要性が生物学的観点からも示されました。

▼生理研 「目と目で通じあう」ときの脳活動は? 二台のMRIを使って”共同注意”の脳活動を探る −健常人と高機能自閉症者の比較−

今回の研究では、定藤教授が福井大学に構築した簡易型の二者のfMRI同時計測システム(Dual functional MRI)を利用し、目と目で見つめ合う2人から同時に脳活動を記録しました。健常人と高機能自閉症者から2名でペアをつくり、その組み合わせによって比較しました。お互いに目を見つめ合い、一方が目配せによって自分が注意を向けている場所を相手に伝え、両者が同じ場所に共同で目線(注意)を向ける(共同注意)時の脳活動をリアルタイムで記録しました。

健常人同士のペアでは、“共同注意”時に、脳の右前頭前野(右下前頭回)の脳活動の同調がみられました(「目と目で通じあう」)。高機能自閉症者と健常者のペアでは、そうした脳活動の同調は見られませんでした(「目と目で通じあうのが苦手」)。また、高機能自閉症者では相手の目を見て反応する際に脳の視覚野の活動の低下が見られたのに対し、健常人では高機能自閉症者が相手だと、むしろ視覚野と右下前頭回の脳活動の上昇が見られました。

定藤教授は、「高機能自閉症者と健常人がリアルタイムでコミュニケーションしている最中のfMRIによる脳活動の同時計測実験はこれが世界初です。高機能自閉症者は一般に視線を介したコミュニケーションが苦手であると言われていますが、脳活動からもそれを支持する結果を得ることができました。このfMRI同時計測システムを用いれば、高機能自閉症者との違う形のコミュニケーションの在り方を模索出来るのではないかと考えています。」と話しています。

▼朝日 400光年先の星に生命の要素 電波望遠鏡が「糖」発見

グリコールアルデヒドと呼ばれる簡単な糖で、へびつかい座の方向にある赤ちゃん星から28億7千万キロ(太陽と天王星の間の距離に相当)ほど離れたところで見つかった。ここはこれから惑星ができるところで、生命の構成要素は、惑星ができる前からできている可能性を示している。

東海ゴム、国際福祉機器展にブース出展 介護支援ロボット、体圧検知センサ、SR アクティブマットレス

▼Honda 停電時でも起動を可能にした自立運転機能付きの家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを開発

▼現代 異色座談会 年収3億円×年収300万円 開成→東大 同じ学歴でもこんなに違う生活と考え方

座談会登場人物(年齢は全員アラフォー)
外資系証券会社トレーダーA氏
東大工学部を卒業後、外資系証券会社にトレーダーとして入社。年収は倍々ゲームで増えていき、リーマンショック前には3億円を達成。都心に億ション、軽井沢に別荘あり
地方公務員B氏
東大法学部を卒業後、外資系メーカーに入社するも1年で辞め、父方の故郷である関西の政令指定都市の職員に。現在の年収は700万円。よほどのことがない限り定時に帰宅
負け組弁護士C氏
東大文学部を卒業後、ロースクールに特待生として進学するも司法試験になかなか受からず、30歳を過ぎてから弁護士に。現在は首都圏の弁護士事務所に勤務。年収300万円

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Written by 森山和道

9月 26th, 2012 at 9:18 am

Posted in 日記