森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

書評 『地学のツボ 地球と宇宙の不思議をさぐる』

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Z会「AZEST」 2009年 原稿

地学のツボ 地球と宇宙の不思議をさぐる
(鎌田浩毅 著 筑摩書房(ちくまプリマー新書) ISBN:978-4-480-68804-0、860円)

大陸と海洋底の運動が山を作り、火山を生み、地震を起こすきっかけとなる。地球が冷えるに連れて生まれた対流運動の結果、今日の地球がある。今も雄大な時間スケールで地球は動いている。

地学を学ぶ機会は少ないかもしれない。だが、地球科学は非常に面白い分野だ。この本に書いてあるのは皆さんの教科書にも書いてあるようなことだが、最新の研究成果に近い。最新の研究成果がすぐに教科書にも反映される。これは他の理科にはない特徴だ。

他にも、科学の本を読むときのちょっとしたコツや、研究においてどこに目をつけるべきか、疑問に抱くべきポイントはどこかといったことも解説されている。理系の考え方を学ぶこともできる一冊だ。著者は火山学者。

地学のツボ―地球と宇宙の不思議をさぐる (ちくまプリマー新書)
鎌田 浩毅
筑摩書房
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Written by 森山和道

12月 13th, 2010 at 4:00 pm

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