森山和道

サイエンスライター。科学書の書評屋もやってます。

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サイエンス・メール

  • PC Watch 森山和道の「ヒトと機械の境界面」
  • ヒューマンルネッサンス研究所 森山和道のインサイトコラム


  • Written by 森山和道

    12月 4th, 2010 at 1:48 pm

    Posted in お知らせ

    スマフォの機能/果実の色と鳥の進化/九十九里浜で砂浜消失/機械学習と会話ロボット/ソフトバンク汎用ロボ構想/BD社が政府予算から脱却/手術ロボ利点なしと研究/LRFで橋点検/自動記事作成/ケータイ不通地域/ビームライフル水鉄砲

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    ▼アップルの今のiPhone のCM。小型のコンピューター、そしてウェアラブルなセンサーとしてのスマフォを全面に押し出したものになってる。言いたいことは分かるし、スマフォはほんとに使い方が変わったし変わりつつあるよねーということには文句なく同意なんだけど、CMの例がどれもこれも「でも、別にそれなくてもいいよね」みたいなものばかりだよなーと、いつも思う。ほんと、別になくてもいい機能なんだよね。

    ▼ボトルキャップが流行ってた時代だったら、今回、ゴジラのボトルキャップキャンペーンあったんじゃないかな。ちょっと残念。

    ▼先日「BS世界のドキュメンタリー」で放送されてた「NSA 国家安全保障局の内幕」が面白過ぎる。面白いといっていいのかどうか分からないけど。これは地上波で放送すべき。

    ▼新刊。

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    日経サイエンス2014年09月号
    日本経済新聞出版社 (2014-07-25)

    ▼AFP 果物の色、鳥の好みに合わせ進化か 研究

    ▼47NEWS 肝硬変に骨髄細胞を投与 厚労省部会、臨床研究了承

    ▼読売 千葉・九十九里浜、砂浜消失…14海水浴場閉鎖

    県は原因を「砂の供給量の減少」と分析する。1960年代、九十九里浜の北・南端の岩場の沖合に消波堤を設けたことで、岩場が削られなくなり、沿岸への砂の供給が大幅に減ったという。ガス採掘などによる地盤沈下の影響も指摘されている。

    ▼毎日 ロボット:今秋にも大阪の商店街に設置 人の反応分析へ

    大阪工業大ロボティクス&デザインセンター(センター長・本田幸夫教授)

    ▼産経 ロボット「JIBO」がクラウドファンドで人気を集める理由

    たった2日で、目標額の10万ドルをはるかに上回る90万ドル超の資金を集めた。

    ▼現代 Pepper、Jibo、ディープラーニング・・・人間と会話するAI技術は今、どこまで進んでいるか

    ここまで、かなりネガティブな意見ばかりを述べてきたが、筆者は個人的にはロボットやスマホなどIT端末に会話機能を持たせることに賛成だ。確かにヒントン教授のみならず、AI研究者の多くが「現在のAIで、本格的な会話機能を実現することは難しい」と認めている。しかし「最初は泥縄式の会話でもいいから、まずは型から入る」という考え方もアリなのではないか。

    Siriにしてもペッパーにしても最近のAIは、その多くがクラウド・コンピューティングで提供される。そこでは多くのユーザーとの会話がインターネット経由でデータセンターに蓄積され、こうしたビッグデータを機械学習することによって性能が向上していくと予想されている。となると、最初は単なる「会話の型」から入って、まずは多くの人に使ってもらうという方法でも脈はある。とにかく使って貰わない事には、良いことは何も起きない。

    これを開発する企業側の視点に立って言うと、本格的な自然言語処理の技術が育つのを悠長に待っているのではなく、当面はどんな姑息な手段でもいいから、ロボットの会話機能を少しづつ面白いものへと改良していく。ここからユーザーが徐々に増えていく。彼らからのフィードバックによって、単に性能だけではなく、様々なアプリケーションなど新たな可能性が広がっていく。

    ▼週アス ソフトバンクが提唱する“汎用ロボットで1億人”構想に見る未来

    基調講演では、人間と同等の生産性を備えた汎用ロボットを3000万台導入し、24時間稼働させることで9000万人相当の労働力となり、1000万人の人間と合わせて、1億人相当になると孫社長は語っています。実際、これは社長自身も「99%の人には無茶と思われるかもしれないが、1%の人に届けば良い話」と前置きするほど、壮大な構想といえます。

    ▼CNET 「ロボット構想」を打ち出した孫正義氏に思うこと–孫泰蔵氏と久夛良木氏

    ▼朝日 川田テクノが続伸、ロボット株人気再燃で物色の矛先向かう

    「サイバーダインの株式分割(基準日7月31日)実施後は川田テクノへ資金シフトが起きる」との期待

    ▼日経BP Googleが買収したロボット企業、軍事費への依存から脱却

    だが、機密プロジェクトに関する米連邦政府の調達記録を分析したところ、Boston Dynamicsが政府から受け取った支払額は、Googleによる買収後の8カ月間は大幅に減少していることが分かった。

    2013年にBoston Dynamicsは、米国防高等研究計画局(DARPA)、米陸軍、米海軍から、計3120万ドルを補助金として受け取った。2011年の2780万ドル、2012年の3320万ドルとおおむね同水準の額だ。

    だが、2014年はこれまでのところ、4月に110万ドルの支払いを1回受けた記録しかない。ロボット競技大会への参加に対してDARPAから支払われたものだ。この大会は、ロボットの研究開発の促進を目的としてDARPAが主催し、世界中の参加チームが競うものである。

    (中略)

    同社が関心を寄せているのは、工場自動化、自宅介護、物流、将来の宇宙探査といった分野で利用するロボットだとみられる。

    ▼WSJ 手術支援ロボットの利点うかがえず=米医学専門誌

    23日に米医学専門誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)の「編集者への手紙」に概要が掲載された新しい研究によると、米インテュイティブサージカル社製のロボットを使った膀胱がんの手術では、処置合併症を減らす点で通常の手術を上回ることはなかった。この結果は、ロボット技術は人間の手だけの場合よりも優れていると予想していた研究者を驚かせている。

    この小規模な研究は、ロボットアームと手術ツールを動かすコンピューター・コンソールで低侵襲手術を可能にする同社のロボット「ダヴィンチ」の利点にさらに疑問を投げかけることになるかもしれない。昨年行われた研究では、子宮摘出で医師の手による腹腔鏡での低侵襲手術に比べてダヴィンチの費用面での利点が疑問視された。

    多くの医師は、低侵襲手術はロボットを使えば容易になるとし、こうした方法だと伝統的な手術に比べて患者の痛みも少なく、回復期間も短くなると述べている。しかし、ロボットは1台で最大200万ドル(2億0300万円)と高価であり、病院が予算を切り詰める中で、インテュイティブの売り上げは最近減少している。

    ▼日経BP レーザースキャナーで橋を点検

    ▼NHK 米メディア 記事もコンピューターが作成

    企業が発表する決算を記者の代わりにコンピュータープログラムが分析して自動で記事にする試み

    ▼ナショナルジオグラフィック 密漁の取締りに無人機を活用

    ▼読売 介護現場 ロボット活用  読売

    ロボットの開発には介護現場とメーカーの密接な協力が不可欠。それは、『介護とは何か』を問い直すことと表裏一体だ

    ▼テレビ東京 介護ロボット 開発の光と影

    ▼CNN 従業員はロボットに置き換え? 飲食店で進む自動化

    ▼carview アマゾン傘下の宇宙企業も参入…DARPA、衛星打ち上げ用スペースプレーン開発に着手

    ▼毎日 期限切れ肉:日本に5956トン 全量マックとファミマ

    ▼毎日 携帯電話:使えない集落3240カ所 総務省試算

    3万9000人が影響を受けているとの試算をまとめた。この地域で携帯電話を使えるようにするには1020億円以上のお金がかかる

    ▼NHK 研究室のマウスか 若山教授が発表内容訂正

    水鉄砲 機動戦士ガンダム ビームライフル&ザクマシンガン ウォーターガンセット

    ▼朝日 ベネッセ、非会員の情報も流出 カード情報も漏れた恐れ

    ▼朝日 ベネッセ情報流出、謝罪を「外注」 派遣会社が電話対応

    Written by 森山和道

    7月 26th, 2014 at 5:52 pm

    Posted in 日記

    スピーシーズ、ワイヤ駆動の人形素体「MF201」を開発 2015年中に5万円での販売を目指す

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    ▼日経 ヒト型ロボ軽やかに 「AIBO」開発者のベンチャーが開発

    ロボット開発ベンチャーのスピーシーズ(東京都三鷹市)はスリムな外観で静かに動くヒト型ロボットシステムを開発した。全身に張り巡らせた細いワイヤを小型モーターで動かす独自の仕組みを採用し、軽くてなめらかな動きが表現できるようにした。アニメや漫画に登場するスリムなキャラクターの外装をまといやすくなる。2015年中に玩具メーカーなどと組み商品化する。5万円程度での販売を目指す。

    むかしなつかしのスピーシーズが復活。

    ちょっと前に、今年になってホームページが更新されてるなと思っていたのですが、
    発表となったようです。

    外装なしで発表してしまったこと、
    モーターを制御しているにしても、
    これを敢えて「ロボット」としている理由が良く分かりませんが、
    (むしろ人形素体としてはっきりアピールしたほうが良かったのでは)
    無事に商品化されることを期待しています。

    5万円は難しそうな気もしますけれど。

    Written by 森山和道

    7月 26th, 2014 at 5:46 pm

    Posted in ロボット

    大阪と名古屋にもソフトバンクPepperが登場

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    産経新聞

    ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が18日、大阪駅北­側のグランフロント大阪(大阪市北区)に入る携帯電話販売店で「店員」としてデビュー­した。6月5日の発表以降、首都圏以外でのお披露目は初めて。

    (中略)

    同社は首都圏の販売店計12店舗にペッパーを置いている。この日からは大阪市と名古屋­市の1店舗ずつに配備。全国で店舗数を増やし集客増を狙う。

    大阪と名古屋の後も順次増えていくとのこと。
    まだ見られない地域の人たちも、ソフトバンクの案内サイト:Pepperがソフトバンクショップにやってくるを定期的にチェックしてみると良いと思います。

    都内に既に配置されている、ショップ用のPepperの中のプログラムも改良されていくと良いのですが。
    見えない改良は日々行われているみたいですが、見える改良も。

    Written by 森山和道

    7月 20th, 2014 at 6:20 pm

    Posted in ロボット

    iPhoneを使う教育用ロボット「ROMO」 ハッカソンイベントも

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    対象年齢8〜12歳の教育用ロボット「ROMO」。
    iPhoneまたはiPod touchに専用アプリをダウンロードして、
    クローラ付きの本体にセットして使う知育ロボットです。

    日本では、ルンバを販売しているセールスオンデマンド社が代理店になって販売開始しました。
    価格は1万4500円。
    2014年7月24日頃から出荷予定。

    このROMO、基本的に子供向けの知育ロボットなので、設定があり、
    宇宙からやってきたROMOに対して、
    子供たちが命を吹き込んであれこれやらせる、という体になっています。

    実際の基本的な使い方というか(子供と一緒の)遊び方はこちらのブログに詳しいです。

    知育ロボット「Romo(ロモ)」が我が家にやってきたので、5歳の娘とともに一緒になって遊んだ様子をレビューしてみる

    この方の、

    ルンバが掃除をするという機能をもって家庭に導入されたロボットだとすると、Romoの機能は「親子が一緒に考える時間を作る」ことなのかもしれません。

    という感想には「なるほどな」と思いました。

    教育用ロボットに限らず、もともとロボットは、「3者関係」が生まれたときに面白いものだと思うんですよね。
    ロボットと自分だけではなく、自分以外の誰かあるいは何かがロボットと関わっているのを見て、それを楽しむ。
    あるいはその時間を楽しむ。
    これまでの取材を通して、家庭向けのロボットには大なり小なりそういう性格が必要かなと感じています。

    さてRomoはSDKを公開しており、独自アプリを開発できます。
    そのハッカソンが7/13日に目黒で行われ、ちょっとだけ覗いてみました。

    ROMOハッカソン

    「ROMOを使った目覚まし時計を作る」というのがお題で、
    2/3くらい発表を見せて頂いたのですが、

    寝顔を撮っていく。激しく動く。顔認識すると逃げようとする。鉄道目覚ましインスパイア。釣りゲーム。ヒモ付き。踊る。3回当てないといけないクイズ。車輪回転音でレリゴー。微妙に押しにくく動く。他の人に起こしてもらう。強く息を吹きかけると止まる。止めると天気や交通情報を教えてくれる。同僚がチャットで起こしてくれる。逃げてしまう。寝てる人をどつく。審査員の池澤さんの声で起こす。13秒以内に起きないと社長に電話する。妖怪ウオッチの動画を見たら踊ってしまう子供を使って起きる。猫風の動き。開発中のプログラマーを起こす。3DSのブラウザから操作。

    などなど、いろんなアイデアを実装していました。

    これからはロボットの世界でもSDKを公開してアプリをサードパーティに作ってもらって……というビジネスモデルが主流になりそうですが、仕事でやってもらうにしろ趣味でやってもらうにしろ、既に開発者の奪い合いが始まっているように思います。どれだけ魅力的なハードウェア、ソフトウェア、コミュニティを用意できるかが勝負の鍵になりそうです。

    Written by 森山和道

    7月 19th, 2014 at 8:03 pm

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    家庭用ロボット「Jibo」 MITメディアラボ発のソーシャルロボット

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    MTIメディアラボで、ソーシャルロボットの研究をしているシンシア・ブリジール(Cynthia Breazeal)准教授らが開発。
    Jibo.comから499ドルで、クラウドファンディングIndiegogoで予約。
    2015年末出荷予定。

    IEEE Spectrumの記事によれば、開発者バージョンはまた別でSDK付きで599ドル。

    同じく詳細は下記のとおり。

    Hardware

    Size: approximately 11 inches tall (28 cm), 6 inches (15 cm) diameter base
    Weight: approximately 6 lbs (2.7 kg)
    Material: aluminum, ABS plastic, glass
    Sensors:
    2 color (stereo) cameras
    Microphones: 360 degree sound localization coverage
    Full body touch sensors
    3 full-revolute axes with high resolution encoder and feedback control
    2 premium speakers
    High-end ARM-based mobile processor
    WiFi & Bluetooth
    Embedded Linux-based platform
    High resolution color LCD touchscreen
    Full spectrum ambient LED lighting
    Language: US English
    AC adapter & battery-ready (rechargeable)

    JiboAlive SDK

    Web-based JavaScript visual programming tool
    Web-based animation-creation tool
    JavaScript API access to animation, sound, speech and perception APIs
    Library of animations, sounds, vocalizations
    Text-to-speech TTS API for Jibo’s voice
    Web-based virtual simulator

    JiboAlive Pro SDK

    Everything in the JiboAlive SDK, plus
    JavaScript API access to Jibo’s sensory systems
    Eclipse plug-in
    Sample source code
    Jibo Developer Program enrollment

    TEDでの、シンシア・ブリジール氏の講演はこちら。

    Written by 森山和道

    7月 19th, 2014 at 4:59 pm

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